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:†人型絶望的創作文的作詩†:




*人の形をした絶望が希望を夢見る話。
*全体的に薄暗い風味の仕上がりです。
*一方通行の暗闇を溺れながらも進む。



【:†人型の絶望は希望の夢を見る†:】



(『世界は絶望と理不尽に満ちている』)
(『希望は地獄と現実の狭間で揺れる』)



人型をした等身大の浴槽(バスタブ)に
痛みの証の赤い泪を幾つも注ぎ込もう

指先でなぞった救済を求める言の葉は
声無き悲鳴の黒い残像で塗り潰されて

何処にも吐き出せずに死んで逝った心
傷痕ばかり増えて行って笑顔が歪んだ


(フェンス越し 青い空 逃げ場は無い)


生きる苦しさに息が出来無い筈なのに
過呼吸に陥りそうでも弱音を呑み込む

宛も無く途方も無い自由と云う幻想に
果て無い願いを託して失墜の夢を見る

全てが報われると信じていた淡い昨日
些細な亀裂から連鎖する裏切りの今日


(指差し確認 間違い探し 仲間外れ)


何処にも落ちていない道標を作っては
叩き折られる度に継ぎ接ぎして掲げる

歪んでひん曲がって不格好過ぎる矢印
産まれて初めて手ずから作った自意識

幾重にも輪郭線(設計図)を書き直して
軌道修正しながら明日の世界を目指す


(飛行機雲 流星夜空 追い掛ける風)


赤い泪で満たされた浴槽の栓を抜いて
黒い残像の這いずる闇には火を灯して

吐き出せずに死んだ心に墓標を立てて
増えた傷痕には包帯を巻いて蓋をして

人型の絶望は欠陥だらけの希望を願う
儘ならない現実の攻略法は魂の強かさ


(四苦八苦 四面楚歌 慟哭高らかに)


醜くも足掻け、浅ましくも藻掻け(笑え)
愚かしく進め、貪欲なまでに闘え(歌え)

等身大の絶望は不完全な希望を夢見て
矢印の道標片手に掲げて道を切り拓く

裏切られても報われなくとも突き進む
自由と云う鼓動は求める者にこそ在る



(『例え世界が絶望の蔓延る現実でも』)
(『地獄の深淵にこそ希望は光り輝く』)







はい。皆様こんにちは♪
最近朝夕の気温が下がって来たのか若干風邪気味な感じの燈乃さんです(´∇`;)/

半日のシフトにも関わらず上司に残業を頼まれましたが、後々を考えて体調不良で蹴って来ました。実際体調最悪でしたし←
と言うか人数と役割分担把握してシフトを組んで欲しいですよ切実に。仕事上がり頃に残業を振らないで欲しいです切実に←

そんなこんなで明日も早出だ頑張るぞ♪

……さてさて。相も変わらず前置きが長い事が恒例な燈乃さんですが、今回は久々に創作文的作詩を載っけてみましたっ!!

この形式で文字を綴ったのは、ざっと二ヶ月振りですかね。写メを付属しているのは、一応『日常』のカテゴリーなので。

今回の創作文的作詩のテーマは『人型の絶望』を主軸にしているのですが、ほんのり希望の色を漂わせています。夢なので。

ちなみに。此処で言う所の『絶望』は、日常から生じた『些細な傷』の集合体みたいなものです。日常の中に有る不幸とは少し違う意味合いでの理不尽。人間の表には出せない部分。或いは出す前に自分自身で殺している部分。そんな薄暗い存在です。

本当はもっと、報われない救われないドン底の内容になる筈でしたが、見事に矢印が反れた模様です。登場人物をフルボッコにする筈が途中でベクトルが折れたっ!!←

絶望が夢見る希望はどんなモノなのか。

過程は未定で結末は仮定なので、もしかしたら浴槽からブチ撒けられた泪が真っ赤な惨劇を発芽させるかも知れませんが、夢は夢。どんな希望の形を得る(選る)かは、読み手の方々のご想像に丸投げします(殴)

個人的に、矢印付きの標識で『たずねびとステッキ〜』とかやったら、絶対に地面に突き刺さりそうだなとかミニコントみたいな事を暴発させてみたり。そう考えると、矢印付きの標識って、ある意味凶器(武器)ですよね。とある池袋の喧嘩人形ではないですけど攻撃力は中々有りそうとk(殴)

……はい。そんなこんなで。今回の創作文的作詩はこんな感じでした。これ以上続けると余談めいた蛇足まで引っ張りそうなので、今回はそろそろ幕引きに致します。

今回も幾分か長くなってしまいましたが、ここまで読んで下さり、ありがとうございましたっ!!(お辞儀)



ではでは、今回はこの辺で☆



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