もしもハオラっちが父・超天道士が殺された日にさらわれていて、ガナンで育っていたら。
そんなクウォンさんに殺られそうな妄想がたぎりました
クウォンさんは必死にちびハオラっちを守ろうとするも、相手は魔帝国皇帝。
惜しくもさらわれてしまった、そんなストーリーだった場合の、ハオラっちのたどる人生が。
クウォンさんごめん←はいはい…
もちろん、父を殺し自身をさらった魔帝国に屈するなど、ハオラっちの王族たるプライドが許すはずがありません。
いかにまだ7つといえど、自分はラインハットと武術界の顔。それがこんな恥辱に屈して良いのか?そんなプライドが。
何度も何度も考えました。
アユルダーマへ帰り、ラインハットにも連絡する方法を。
帰ろうにも、帰れません。ガナンの領地は、海を高い高い岩壁が隔てています。
こんなところにいたくない。
父に会いたい。
クウォンに会いたい。
みんなに会いたい。
さみしい。
苦しい。
憎い。
天真爛漫だった少年は、すさんだ瞳の兵器に。
武神流ではクウォンさんが師範代理をして、ずっとハオラっちを待ち続けているに違いありません。
クリア君やアッシュヴラウンと出会った時、主のことを教えて、彼の生存を信じてる見かけたらクウォンが案じて待っていると知らせてほしいと望みを託すのです。
フオロンさんも同様に、武神のことを心配しています。
いつか会いたい。会って、助け出して話がしてみたい。
クリア君たちは、そう考えるようになりました。
やがてガナンの城に、クリア君とアッシュヴラウンが現れ、ガナン皇帝の部屋に彼らを行かせまいとハオラっちは二人と戦うことに。
『クウォンさんもフオロンさんも心配して待ち続けているんだぞ?!
それなのに当の本人は、こんなことをしていたなんて!』
「もうやめてください!ぼくは、こんなあなたに会いたくなかった!」
「五月蝿い!あんたらに何がわかる!俺は、何も信じぬ!この世界は、何も信じぬほうが楽なのだ!!」
攻防を交えた激戦の末“武神”を敗ったのち、こう諭します。
「なぜ、自然界がまだあなたに従うかわかりますか?
あなたが、好きだからです。
いつか、正しいことにその力を使ってほしいからです。」
『僕達はこれから、このガナンの皇帝を倒し、ガナンを終わらせに行く。
どうせ君は自由になるんだ。思い切り復讐してスッキリしたければ、来い。
アユルダーマでクウォンさんに胸を張って会えるように。』
武神は一筋の涙をこぼし、その瞳に光を取り戻します。
「俺も、この世界の為に戦う。それが、今まで行って来た非道への俺の償いだ!」
そう誓って。
その時、父の霊が現れ、息子に自身の地位と武神流の未来を託します。
超天道士として、ハオラっちは父への、弟子への、仲間への、世界への愛と信頼を胸に魔帝国皇帝のもとへクリア君たちと全力の戦いに行きます。
世界を救いすべてを終えたのち、アユルダーマで彼はクウォンさんと再会を果たし、涙の抱擁をかわすのでした。
そしてラインハットの国王に。ハッピーエンド。
みたいなストーリーが頭のなかに流れてました。
どシリアスです(笑)
小説が書けそうな長さです(^o^;)
この展開もありですが、やはりハオラっちは笑ってクリア君たちと旅してるのが似合いますね
画像は、妄想してたガナンハオラっちです
別の生き物だなあ……(顔つきやらなんやら)