「ていあらってティアラじゃないんですかー?」

「ていあら。」

「ていあらってー、いかにもネーミングセンス皆無な堕王子が考えそうな名前ですよねー」

「カッチーン」

「クフフ、相変わらずおチビさんは毒舌ですね…」

「師匠ー」

「それを言うなら骸クンだって…」

「貴方は黙っていなさい」

「……ほらね」

「あ、師匠ー」

「てめえら…オレの話を」

「師匠ー」

「なんでしょうか」

「てんめえ…」

「チョコレート有りますけど食べますかー?」

「オレの話を、」

「いいですね、いただきましょうか」

「聞け」

「骸クン、マシマロもあるよー」

「ほう、酒入りのチョコレートですか」

「美味しいですよー」

「ねえ、僕の話を」

「クフ、レミーマルタンですか」

「聞いてる?」