忘れたい記憶がある。
たくさん、私が生きてきた中で半分はそんなものだ。
大切だった、記憶
今日見た夢は、またあの子やあの人が出てきた。
何度殺めても、何度閉じ込めても、
彼らは私の中から消えることはないんだろう。
あの子はもう、結婚したらしい。
噂だからわからないが。
私は、正直、あの子を恨んでいた。
今も、もう二度と会うことはないだろう。
でも、恨むならきっと…。
あの人と最後に話した場所を、今でも覚えてる。
なんで、どうして、
繰り返してばっかり。
謝らなくていい。
もし、私があの時に戻れたら…あなたを傷つけた人たちすべてを殺めて、私からすべてを奪った人たちも殺めて笑ってあげる。
狂ってるかな。
けど、もうすべて遅くて。
あなたはいない、いや、もう私はあなたを忘れるだろう。
取り戻せない過去なら、もう私は前にある暗闇に手を伸ばすしかない。
もし、私が1つだけ願いを叶えられるなら。
…偽善者はもうしたくない。
破壊する力が欲しい。
あの場所も、彼らも、そして私自身も、徹底的に壊してやりたい。
まぁ、叶わないけど。
私はこれからも生きるんだろう。
生きて、決まっている線の上を歩くんだ。
生きて、笑うしかない。