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いまさら恵方ネタ【馬岱×馬超】

馬岱「若、おっまたせー。恵方巻きだよぉ☆」

馬超「おお、待っていたぞ!さっそく食べよう!今年の方角はどこだ」

馬岱「ええと、北北西だね」

馬超「うむ(すちゃっ)」

馬岱「若、逆だよー」

馬超「聞いた話によると、食べ終わるまでに言葉を発すると願いが叶わないそうだ。ということで馬岱、話しかけるなよ」

馬岱「はいはいわかってますって」

馬超「……もぐ……もぐもぐ……もぐ…………っのれ、曹操ーーーーッ!!!!」

馬岱「ぶっ!」

馬超「馬岱……俺は言葉を発してしまった。もう叶わないのだろうか……」

馬岱「なんとなく想像つくけど、どんな願い事?」

馬超「憎っくき曹操への仇を果たせるようにとの願いだ」

馬岱「若、もうちょい楽しいこと考えようよー…」

馬超「……(しゅん)」

馬岱「じゃあ、こうしよう。俺はまだ食べてないから若の分もお願いするよ。どう?」

馬超「本当か馬岱……っ!(ぎゅっ)」

馬岱「ちょ、若!いきなり抱きつかないでよ!食べにくいって!(あと心臓に悪い)」

馬超「す、すまん…」

馬岱「もぐもぐもぐ…………ごくん」

馬超「何を願ったのだ?(期待の眼差し)」

馬岱「ぅえ?あ、いや、こういうのは言ったら叶わないからさ」

馬超「むぅ、……しかし馬岱。なんだか顔が赤いが大丈夫か?」

馬岱「だ、大丈夫だよ」


馬岱(言えるわけないよね。これからも二人でずっと一緒にいれますように……って願ったなんてさ)

西涼の馬従兄弟がいろいろとヤバい

馬超「…………」

馬岱「(向こうから歩いてくる)……ん?どったの若ぁ俺の顔じーっと見て。俺の顔になんかついてる?あ、もしかしてさっき食べたおやつかな」

馬超「…………(ぷいっ)」

馬岱「ええええええ若なんで怒ってるの!?俺なんかした!?あ、若もおやつ食べたかったとか!?当然、若の分も残してあるよー」

馬超「……怒ってなどいない……(黒い気)」

馬岱「絶対うそでしょそれ!若のことは俺にはわかるよ!ってか、曹操に向けるようなどす黒い気を俺に向けないでちょーだい!!」

馬超「……趙雲殿と」

馬岱「……え?」

馬超「さっき趙雲殿と話していた」

馬岱「あー、見てたのね。うん、なんていうかいい人だよね。若も今度話してみるといいよー」

馬超「やけに楽しそうな顔をしていたな」

馬岱「え?ああ、そーかもね」

馬超「…………(ぷいっ)」

馬岱「ええええええ今の会話のどこに若を怒らせる要素が!?」

馬超「怒ってなどいないと言っている!」

馬岱「って言いながら龍騎尖俺の喉元にあてるのやめてよー!」

馬超「……言わずともお前ならわかるだろう」

馬岱「そりゃ長年一緒にいるからね。一つ心当たりがあるんだけど当てちゃっていいかな?」

馬超「ああ、言ってみろ」

馬岱「若さぁ、今まで当たり前のように隣にいた俺が誰かにとられるのが怖いんだよね。まぁ言ってみると早い話がヤキモ…」

馬超「ブルーな先客ぅぅぅーーー!!!!」

馬岱「若ぁ滑舌の練習しようYOーーー!!!!(吹っ飛び)」







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エスト以外のネタはなんか恥ずかしい……(照)

馬超は気づいてないだけで、周りからしてみれば「いや、お前としゃべってるときの馬岱が一番楽しそうだから!」と突っ込み入ります。

西涼が今自分の中でヤバい。どれくらいヤバいかというと、ガイデッカに匹敵するくらいヤバい。
ジャンル追加は……一つのジャンルしか集中して創作できないタイプの自分にはどうかなー?と思うんですが、そうなるとこの萌えはどうしたらいいんでしょうか。悩みどころです。

アナログ終了のおしらせ

ピンポーン

ピンポーン

ピンポーン


ガイ「うるせーな!こんな夜中に……まぁ大体誰かは予想できてるが」


ガチャ!


ハイデッカ「俺の家のテレビが壊れた!!」

ガイ「開口一番それかい!テレビに体当たりでもしたんじゃねーのかお前」

ハイデッカ「そんなことはしていない。朝はちゃんとうつってたのを確認して家を出たんだが、帰ってきてつけたら砂嵐になってたんだ。こりゃやられたぜ」

ガイ「ん……?まてよ。今日はアナログからデジタルに切りかわる日じゃなかったか。俺はすでにデジタルにしてたから気付かなかったのか」

ハイデッカ「なに一人で納得してんだ。俺にもわかるように説明しろ」

ガイ「テレビの受信方法が変わるんだよ。だから今まで見れてたテレビは使えなくなる。ちゃんとアナログ画面の左下に書いてあったろ?」

ハイデッカ「確かにカウントダウンらしきものが表示してあったな。何かが終わる嫌な予感はしてたぜ」

ガイ「してたなら買いかえろよ!!」

ハイデッカ「つまり、新しいテレビに買いかえないといけないんだな?」

ガイ「いや、チューナーってのをつけりゃ今のテレビでも見れるようになるってレクサスのおっさんが言ってた気がするな」

ハイデッカ「チューナーかなるほど。じゃあさっそく買ってくるぜ!」

ガイ「おいおい、もう電気屋閉まってるだろ」

ハイデッカ「俺の家のテレビが壊れたんだ!」

ガイ「そりゃ一番最初に聞いたよ!」

ハイデッカ「そうなると今日は1日……ん?なんだ?」

ガイ「泊まってけよ。もう遅いし、少し狭いが一人くらいは泊まれる」

ハイデッカ「ふん……そうだな。そうさせてもらうか。礼を言うぜ」


ズカズカズカ…


ガイ(しまった!こいつ一人分じゃなかった!)







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実際はいきなり砂嵐になることはないのでご安心を(笑)

チャンネルの取り合いでケンカしたりしてるといいよね。
番組の内容に意見言い合ってたらいつのまにか密着してるといいよね。
デジタルがうつるまでのはずが、ずっとガイの家に居候してるといいよね(笑)

厄災の種(ガイ+レクサス)

「なぁ、おっさん。エクセリオン2号貸してくれねーか?」


ギ、と背もたれが軋む。
椅子に反対向きに座っていたガイは、その正面で研究の資料に目を通している人物に声をかけた。

レクサス・シャイア。

エクセリオンという潜水機能を備え持つ飛行船を発明し、虚空島の戦いに貢献した世紀の天才科学者だ。

トレアドールの北にあるシャイア研究所は船乗りのジャッドに譲り、今は古くからの友人であるケビン・ノールマンの研究所にすっかり居座っている。

「2号ではない。エクセリオン02だ」

「あんまり変わんねー気がするが……。で、どうなんだ?」

「…………行くのか。あそこへ」

「まぁな」

レクサスは研究資料から目を離し、ガイを見据えた。その黒色の瞳はいつになく真剣だ。

「のうガイ……お前らはまだ若い。そんな若いうちから責任に縛られることはない。自由に、好きなように生きていいんじゃ。こういうことはわしらに任せておればいい」


「おっさん……」


じとーと目を細めているガイがそこにいた。

「おっさんがまともなこと言うと、空からスパナが降ってきそうだな」

「失礼な!わしはいつもまともではないか!」

けらけらと子供のように笑うガイを横目に再び机に向き直る。

「それに、大切な人と過ごす時間をもっと大事にせい」

大切な人。
故郷の妹や共に戦った仲間、慕ってくれる町の人々。

それに……


あいつとしばらくケンカできなくなると思うと確かにさびしいものはある。


「まだ言っておらんのじゃろ?」

「ああ」

世界中の運命を背負って邪神に挑んだ戦士の一人。
戦いで仲間たちが傷ついていく中、皮肉にも唯一無傷で生還した。

"それ"が、遠い向こうの海に落ちたと聞かされたのはあとのことだ。
四狂神が滅んだとはいえ厄災の種を押しつけたことになる。

――行かなければならない。

自分のために生きるのはそれからでも遅くはない。


ガイは席を立つ。
つられるように視線をやったレクサスは、その背中から静かな、しかし頑なな意志を感じた。

「いつでもここに帰ってきていいんだぞ。エクセリオン2号はいつでも貸してやる」

「02な」

ガイはドッグにおさまっているエクセリオンを見上げた。
面影はあるものの少しデザインが派手になっているような気がするのは気のせいか。
先の戦いで壊れた部分は綺麗に修復され、いつでも飛び立てる状態だった。


「……ありがとな、おっさん」


低く響く機械音の中、確かにレクサスの耳に届いた。

二人のレシピ(ガイ×ハイデッカ)

「じゃあ、今日の料理当番はガイとハイデッカね」


セレナのその一言に、その場にいた男全員が固まった。

「ま、まてよセレナ。自分で言うのもなんだが、俺が壊滅的に料理下手なの知ってるだろ!?」

「自慢じゃないが、俺は料理はまったくできないんだ!」

「自慢してんじゃねーか!」

「だから二人で協力すればいいと思って。ほら、個々では下手でも二人ならうまくできるかもしれないでしょ?」


違うぞセレナ……

0に0を足しても0だぞ……


と、うしろで控えめにしながらもかなり失礼なことを考えながらマキシムはそんな様子を眺めていた。


そう、このパーティ、セレナは子供を産むまでまともに料理をしたことがないし、ガイはずっとヒルダとジェシーに任せっきり。ハイデッカはほぼ外食か城の食堂で腹を満たしていたので料理経験者はほとんどいない。
唯一、それなりのものを作れるマキシムも子育てに忙しいセレナを気遣い最近始めたばかりで、それまではほぼ幼なじみであるティアに作ってもらっていた。

「長い旅になるんだからもしものためにみんな料理ぐらいはできるようになっとかないとね。大丈夫よ。どんなものができても我慢するわ。ね、マキシム」

「あ、ああ…」

さらりと、失敗前提の物言いをされたままマキシムとセレナは道具など消耗品の補充をしに町へ向かってしまった。










「よし、いい感じだ」

ふーふー、と煙の上がっている薪に向かって息を吹きかける。
赤く光った薪はいまにも火が上がりそうだ。

そんな折、



「爆裂剣ッ!!」



空中から大声と共に現れた男がくるりと華麗に回転し、炎をまといながら薪へとダイブする。
反射的に避けていたガイの前で大きな炎が燃えあがった。

「どうだ!」

「どうだ、じゃねー!!やり方が荒すぎんだろ!それに今、俺も巻き込みかけてただろお前!!」

「結果的に火がついたんだからいいじゃねーか。お前みたいにちんたらしてたら日が暮れちまう」

いつ用意したのか包丁の刃先をガイに向けたまま(※よい子はマネしてはいけません)ハイデッカは言う。
くるり、と身を翻したハイデッカはまな板へと並べてある野菜に向き直った。
ガイはそんなハイデッカに不満げな視線を送りながらも鍋に水をいれ先ほどの火にかける。


ぶつ、ぶつ、ぶつ。


後ろから聞こえる不器用なリズムに思わずガイは振り返った。

そこには包丁をグーで握り、右手を添えずに淡々と野菜を切っていくハイデッカの姿。
それがいかに正しい調理姿勢からかけ離れているかは料理経験がさっぱりないガイでもわかった。

「デカすぎねぇかそれ?」

ガイが指差した先には、男が大口を開けてやっと食べれる―つまりハイデッカサイズの―野菜たちが転がっていた。

「やっぱり、こういうのは豪快にいかないとな!料理は勢いだぜ!」

「一応、セレナっていう女がいるんだから、もうちょっと小さめに切れよ。料理は食べる人の身になって作るもんだろ」

うっかり、女、の部分に一応とつけてしまったが、この場にセレナがいなくてよかったとしみじみ思う。
ガイに忠告されたハイデッカは口をとがらせながら不満げにガイを見ていたが、素直に小さく切り始めた。

しかし、相変わらず右手を添えていないのでうまくいかない。

「そうじゃなくてだな!こう…」

「うるせーな!いちいちお前に言われなくても自分でできらぁ!お前こそよそ見してないでちゃんと火を見とけよ!」

こうなったらハイデッカはとことん頑固だ。
やれやれ、と思いながらガイは再び火に向かった。



ブツッ……



明らかに、野菜を切る音とは違う音が響いた。

慌てて振り返ると、案の定ハイデッカの指から噴水のようにぴゅーと鮮血がほとばしっていた。

「何してんだよお前ーーっ!!」

「大丈夫だ。血なんて見慣れてるし、これくらいで死ぬことはない」

「そういう問題じゃねぇだろ!」

ガイはハイデッカの指を掴んだ。
次の瞬間、ハイデッカはぎょっとした。


指がなま暖かい感触に包まれる。


「…ッ…!!!!」

今まで余裕がちだったハイデッカがすごい形相で指を引く。
そんなハイデッカの様子に、無意識にしてしまっていたらしいガイもはっ、と我に返った。

「あ、いや……こういうのは唾つけとけば治るって小さい頃から聞かされてたからな。別に深い意味はない……ぞ?」

「あ、…当たり前だ!深い意味があってたまるか!大体、唾で治るなら別にお前のじゃなくてもいいだろうが!」

そう言って、ガイに消毒されたばかりの指を自分でくわえる。
ガイはハイデッカと同じように赤くなりながら、そ、それもそうだな、と同意せざるをえなかった。










ぐつぐつと鍋の中が赤く煮える。
ハイデッカによって女性にも食べやすく切られた野菜たちがその中で踊っている。

ゆっくりとかき回すガイの隣に何かを持ったハイデッカがやってきた。

「よし、いっちょ仕上げといくか」

「……ちょっとまて、なんだよそれ?」

ガイはかき回していた手を止め、じとりと横目でハイデッカを見た。
ハイデッカの手には皿に盛られた赤い粉の山。

「香辛料だ。これを入れるとピリッと効いた味になるぜ」

「俺はうす味がいい」

「…………」

「…………」


一瞬、その場が冷たく固まった。


「バウンドキングダムでは濃い目の味が好かれるんだ。俺もそのほうが好きでな。お前らもきっと気に入ると思うぜ」

ハイデッカの動きにシンクロしながら進行方向をさまたげる。

「俺は小さい頃からうす味で育ってきたんだ。それにピリ辛は苦手なやつがいるだろ」

睨み合ったままお互い一歩も引かない。

「お前が仲間になる前からマキシムの食べるものを見てきたが、どうやらマキシムはうす味のほうが好きみたいだったぜ」

決定打。
赤い粉を持ったままじりじりと歩み寄っていたハイデッカの動きが止まる。

「……マキシムがそうだってんならしかたないな」

珍しく素直に折れたハイデッカに、自分からマキシムの名を出しておきながら少し面白くないとガイは思う。
風で飛んできた粉で盛大にくしゃみをした。










そうこうしてできあがった二人の愛の結晶……ならぬ自己主張のぶつかり合いが、まろやかな味のハーモニーを生み出すはずもなく。

「……」

「……」

『こんなのたべたくないのに』

その微妙すぎる味に、食卓には微妙な空気が漂った。

「いや…でも、レモンを搾ればいけるよ」

そんな中、意味不明なフォローをしながら大量のレモンを搾って食すマキシムの姿があったとか。







--------------------
マキシムがレモン搾ればなんでもうまくなると思ってるレモン男に(笑)

ハイデッカは気付いてないが、普通に間接キッスだよそれ……
このあと「なるほど。さすがはマキシムだぜ!」とレモン搾ってたら、指がしみて、さっきのことを思い出して赤くなってればいい。

あとでこっそり絆創膏を差し出してくれるガイさんとか想像しました(*´∇`)

遊園地に来ました

ハイデッカ「よし、次はあれに乗ろうぜ!」

ガイ「まだ乗んのか……(おえっぷ)」

ハイデッカ「なんだもう酔ったのか?あの程度で酔うとは情けない……。あそこにベンチがあるから座ってろ。俺はエッグドラゴンスライダーに乗ってくるぜ」

ガイ「(ハイデッカの手つかみ)いや、だめだ!お前と離れるとすぐ迷子になるからな」

ハイデッカ「ベンチに座ってたら迷子にならないだろうが!」

ガイ「お前のこと言ってんだよ!」

ハイデッカ「俺が迷子になるわけないだろ!」

ガイ「マスコット人形の相手に夢中になってたのは誰だよ!そのせいでマキシムとセレナとははぐれちまうし……」

ハイデッカ「だったらマキシムとセレナについていけばよかっただろうが!」

ガイ「お前みたいな危なっかしいやつほっとけるか!」

ミルカ「大声が聞こえると思ったら……アーティ様、ガイとハイデッカがいますよ」

アーティ「ミルカ、邪魔してはいけませんよ。手をつないで仲良く痴話喧嘩してるところなんですから」

ガイ&ハイデッカ「…………」

一方通行の手紙(デッカ→ガイ)

「ハイデッカ様、お手紙です」

私室にノックの音が響く。
返事をすると、ドアを開けた兵士は一通の手紙を手にしていた。

わざわざ自分に手紙を出す人物など一人しかいない。

裏を返すと、見慣れた乱雑な文字で差出人の名前が書かれていた。


ハイデッカへ――――ガイ


封を切りながら書類の散らばったデスクに戻り、椅子に腰かけて中身に目を通す。

内容は、自分は元気にしているということ、残してきた妹のこと、そして、明るく装いながらもハイデッカのことを気にかける言葉。

もう一年は経つか。
虚空島戦役のあと、ガイはウエストランドへ渡った。
自分は城のこともあるのでノースランドに残ったのだが、彼はたびたびこうしてハイデッカの元へ手紙を送ってきた。


しかし、ハイデッカから手紙を出したことは一度もなかった。


(さすがにずっと返さないのもなんだぜ)

デスクの隅に立て掛けてあるペンを手に持ち、真っ白な紙に文字を走らせていく。

しばらくして。

その紙をぐちゃぐちゃと丸め、ごみ箱に向かって投げた。
紙は低い弧を描き、綺麗にごみ箱から反れた。

気をとりなおして、ハイデッカは新しい紙に向かう。

それをまた丸める。

ごみ箱に投げる。

反れる。


書いては丸め、書いては丸めの繰り返し。


床一面に紙くずの海ができあがったとき、ハイデッカはデスクを叩いて頭を抱えた。

「あー!やっぱりこういうのは性に合わねぇ!!」

ハイデッカはペンをほうり投げると、体を背もたれに預け天を仰いだ。

どうも、あいつとの文面だけのやりとりは妙に気恥ずかしい。

言葉を投げ、返され、投げられ、返し……その結果ケンカになることが多かったが、それはガイとハイデッカのコミュニケーションのようなものだった。

それももう一年はない。
あるのは紙きれでのやりとりだけだ。(ハイデッカは出してないが)

言いたいことや、やりたいことは山ほどある。……そして湧いてくる想いも。

勢いよく席を立つ。
その胸には一つの決意があった。







--------------------
遠距離恋愛おいしいですw

離れてからはひたすらデッカ→ガイでいってもらいたい。
ガイさんはハイデッカが大好きだけどハイデッカもガイさんが大好きです。

続き……書きたいな〜。じゃないと決意がご想像にお任せになってしまう(笑)

虚空戦隊エストレンジャー〜地球を守るためにできることを考えよう〜

レッド「マキシムレッド!」

グリーン「セレナグリーン!」

イエロー「ガイイエロー!」

ブルー「ハイデッカブルー!」

ピンク「レクサスピンク!」

レッド「5人合わせて!」

一同「虚空戦隊エストレンジャー!!」


ドーーーン!!










イエロー「これだよ、これこれ!」

ブルー「いやー、かっこよく決まったな」

レッド「絵柄的にはある意味18禁なんだが、お見せできなくて良かったです」

イエロー「確かにブルーは視覚的にかなりやばいよな。襲ってくれって言ってるようなもんだ」

レッド「それはお前だけだ」

グリーン「な、なによ!ブルーブルーって!紅一点は私なのよ!」

ピンク「大体、ピンクがヒロイン位置じゃないのかね!?」

ブルー「イエロー!いつでも襲ってこい!俺は逃げも隠れもせんぞ!」←なんか勘違い

レッド「ツッコミ俺だけなら脱退したいんだが……」

グリーン「今回は『地球を守るために何をするべきか』というのを話し合おうと思って集まってもらったわ」

ブルー「おう、それならやっぱり悪と戦わなくっちゃな!巨大化、または巨大機械を操縦して敵をぶっ飛ばすんだ!」

イエロー「くぅ〜、いいなそれ!男のロマンだぜ」

ピンク「巨大機械ならわしが作ろう!!」

レッド「盛り上がってるところ悪いが……」

グリーン「基本、ボランティア活動を中心に動いてもらおうかと思ってるんだけど」

ブルー「ボ、ボラ?」

イエロー「鯔がなんだって?」

グリーン「鯔じゃないわよ。募金活動に積極的に参加したりとか……」

イエロー「えらい地味だな、おい」

レッド「だが、大事なことだ」

イエロー「いや、そうだけどよ。こんなカラフルな服装ですることじゃねぇだろそれ」

ブルー「敵はどこだ!!このハイデッカ様が倒してやる!」

イエロー「どこかのアホ青は普通に特撮界のタブーを犯してるしな」

レッド「それ言ったら全員開始直後にタブー連発してるだろ」

ピンク「なに、敵ならおる。棲息地は駅の近くにできたゲーセンなんじゃが」


食べちゃうぞ〜


ピンク「出てきた悪者を専用武器で殴る!殴る!」


イテッ イテッ イテッ


ブルー「ほほう」

ピンク「さらにはさまよう者をクレーンで救助!」


ピロピロピロ…

ウィーーン


ガコンッ


ブルー「このハイデッカ様(タブー)が世界を救う!!(くじら人形かかげ)」

レッド「……(目頭抑え)」

グリーン「遊んでるだけじゃない!」

ハイデッカとガイ3が結婚しました

ハイデッカ「ガイ。お前さんも結婚せまられてるんじゃないのか」

ガイ「そうなんだよ、最近うるさくってな。戦う男に女はいらねぇ、なんてなっ!」

ハイデッカ「なら、男はいいのか?」

ガイ「アッー!」







‐IN SPRING‐


ガイ「おっ、うまそうな匂いだな」

ハイデッカ「新しい料理に挑戦してみたんだ。ジェリーのオリーブオイル揚げだぜ!」

ガイ「へぇ…………で、そのバカデカイ赤い塊はなんだ?」

ハイデッカ「ふっ、いにしえの洞窟にいた、とびっきりデカイやつをとっつかまえてきたんだ!このハイデッカ様の敵ではなかったな!」

ガイ「とっとと返してこい!!」







‐IN SUMMER‐


ガイ「暑っちーなぁ」

ハイデッカ「これくらいの暑さなんともねーぜ!」

ガイ「まぁ、お前はそうだろうけどな……」

ラミティ「ねぇ、おじちゃん達一緒に海行こうよー!」

ガイ「海か、いいねぇ」

ラミティ「セレナお姉ちゃんの水着すごいんだよ。マジカルビキニなの!」

ガイ「帰還したマキシムがなぜか必死に握りしめてたあれか。魔法の人妻・マジカルセレナ……」

ハイデッカ「…………」

ハイデッカ「ガイ、ちなみに俺の水着はシースルーの――」


総スルーされました







‐IN AUTUMN‐


ガキィィン


兵士「お二人とも相変わらずお強いですね…」

ハイデッカ「まぁ、毎日手合わせしてるからな。なぁガイ?」

ガイ「だが、俺とケンカするときなんて本気で剣を振り回すじゃねーか。あれは実戦より緊張するぞ」

ハイデッカ「それはつまり、俺が世界一強いってことだな」

ガイ「いや、そこまで言ってない」

兵士「ハイデッカ様の相手はガイ様しか無理だな……いろんな意味で」







‐IN WINTER‐


ガイ「もう一年か」

ハイデッカ「早かったな」

ガイ「……で、どうだよハイデッカ?」

ハイデッカ「言わなくちゃわからんのか?」

ガイ「まぁ、言わなくてもわかるけど……」

ハイデッカ「お前はどうだ?」

ガイ「俺には言わせる気かよ」

ハイデッカ「いや……男は剣と剣を交えれば全てがわかる……ってな!」

ガイ「ふっ…やっぱそれだよな俺達は!」



*HAPPY WEDDING*

弱いんです

ガイ「ハイデッカ。バレンタインのお返しだ」


例のあれ


ハイデッカ「……俺はこんな趣味の悪いものは着ないと言ったはずだが」

ガイ「まぁまぁ、後ろを見てみろって」

ハイデッカ「後ろぉー?」


尻の部分にでかでかと最強の文字


ハイデッカ「………………」

ガイ(……あ、笑ってる)







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男女はチョコで、男男はパンツを交換すればいいのに!
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プロフィール
みなともさんのプロフィール
性 別 女性
誕生日 8月29日
地 域 兵庫県
血液型 AB型