2年以上前にやると言ったシルメリアを語りたいと思います。
ストーリーや戦闘システムは好きな部類に入っていました。
なのに、残念でならないのがエインフェリアの扱いです。
ヴァルキリープロファイルと言えば、エインフェリア毎に用意され、彼らを浮き彫りにした緻密なストーリーでは無かったのか? 期待していた分、落胆が大きかったです。
いくらメインストーリー上、仕方がないといっても、何なんですか!? あのオマケぷっり。声優も必殺技も主要キャラ以外みな同じ。
適当に装備を着けて解放するだけの存在……。しかも数はいるのに確率で仲間になったりならなかったり。正直、萎えます。
思った以上に感情移入ができなかった……orz
決してストーリーが悪いわけではないのに、寧ろ感動さえしました。だから本当に残念です。
こんな中途半端な扱いになるぐらいなら始めからエインフェリアは要らなかったのでは? と思ってしまう。
せっかくエインフェリア毎に細かい背景があっても、ただの宝の持ち腐れ……。
シルメリアは前作のレナスとは違い、エンディングが別れていません。
正直これを知った時はかなりモチベーションが下がりました。
頑張っても頑張らなくても一緒かぁ……みたいに。
一応、最後の決戦でヴァルキリーを外して戦うとエンディング後のムービーでレザードが転生したと思われる少年が出る出ないと変わるみたい。まあ、かなり注意して見ないと気付けないけど。
ヴァルキリーと一つになったアリーシャが消滅寸前にルーファスの指輪に口付けるシーンに萌え泣けました。
「ア、アリーシャ……っ!!」
ぐすん。ぐすん。
そこに追い打ち(?)をかけてエンディング後にルーファスが転生したと思わしき幼いアリーシャを抱き起こした後、その後ろ姿を見つめながら指輪にそっと口付けるじゃありませんか……っ!!
「君をずっと見守っている」
そう、暗に言っているように見えて一人「ルーファスぅぅぅ!!」ってなってしまった。
あのアリーシャはきっとルーファスが新しい主神になって創造したんだよなぁ……。そうなると本当の意味でアリーシャと言えるのかな? と思ってしまった。
前作のレナスでも消滅したルシオが復活してますが、あれもレナスが創造してるわけで、本当の意味でルシオなのかなぁ……? って思ったんだよねぇ……。
と、まぁ、メインストーリーはかなり好みでした。だから余計に残念なエインフェリア達……。