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ホープ

あの人の言葉を
優しさと言い

あなたの言葉を
偽善と言うのなら

私は偽善で構わない

あなたの言葉を
私にください







ねぇ、僕の音を聴いて

ゆらゆら ゆらゆら

力を抜いて身を任せ

ゆらゆら ゆらゆら

気の向くままに

ゆらゆら ゆらゆら


ゆらゆら ゆらり

(聴こえてる?)

ランゲ

君は本当に優しいね
最期の最後まで
君は優しい言葉をくれる

(たとえ偽りだとしても、優しい嘘をありがとう)







それでも彼は
 生きて、逝くのね

(おかしくて お腹よじれそう)

ティーチ

他人をうらやむな。チャンスは平等に来るのだから

(その中に掴む術が含まれないだけ)

ニギリ町の従者E

Side.ラグナス&コーラル&柳田





「なんてことしてくれたのよバカ女!」


怒りを含めた声をコーラルに向ける少女


「あと少しだったのよ!あと‥‥少しで、アー様がワタシのモノにっ」

「アー様?」

「多分、アルトかな」

「ふむ」

「聞いてるの?バカ女!あんたがいきなり爆弾なんてモノを使うから、おまじないが吹っ飛んだじゃない!」

「ごめんなさい。まさか誰か遊んでいるなんで思わなくて」

「遊んでたんじゃないわ!おまじないって言ってるでしょ!」

「投下場所が横にズレていたら、吹っ飛んでいたのは‥‥」

「不吉なこと言わないで!」

「それより、おまじないとは何だ?」


マイペース・ラグナス


「‥‥むかつくわ」















Side.スハラ&鳥遊





声の主を探しいたスハラは、不自然な穴を見付けた

どうやら声はその中から聞こえているようだ


「鳥遊さん、この中みたいです」

「ん‥‥―。おーい」


鳥遊が呼びかけると、穴の中から返答があった


「あっ!あっあのっ助けてください!落ちちゃったんです。深くてとどかなくて、あのっあのっ」


必死に乞うその人は、どうやら子どものようだ


「ちょっと待ってな」


穴の中に声を掛けて、鳥遊はドコからともなく縄を出した


「スハラくん、縄の先を持ってて。合図したら引き上げてね」

「え」


スハラの疑問を聞かず、穴の中の主に「ちょっと端に避けてて!」と声を掛けた鳥遊は、あっと言う間に穴に飛び降りた















Side.ラグナス&コーラル&柳田





「教えてあげないっ」


ぷんっとそっぽを向く少女

そんな少女に、近付くコーラル


「なっなによ」


おびえる少女に、コーラルはスッと手を出した


「!」


ギュッと目をつむり、身構えたが何もこない

恐る恐る目を開けると、コーラルの手がある。何か持っているようだ


「あげるわ」

「‥‥‥」


コーラルからソレを受け取る少女。紙に見えたソレは、写真のようだ


「!こ‥‥これっ」


にっこりほほ笑むコーラル

2人以外はソレがよくわからない様子


「アレは何だ?コーラル」

「うふふ」

「‥‥いいわ。おまじないのこと、教えてあげる」


少女は、ゴソゴソと写真をなおした















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クエス

この物語を知っていますか?

(キミの為に書いたのだけど)
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