ある繋がりギｬの堕落人生

アﾄﾞを貰ったはいいものの､アﾀｼは連絡して良いものか迷ってた

カﾚに近付けるチｬンｽ
ケﾄﾞ､近付けば離れていきそうで怖い

ぐるぐる渦巻く思考

思えば､アﾀｼはこの頃から冷静な判断が出来なくなってた気がする

カﾚのことしか頭に無かった
それだけカﾚが好きだった
カﾚはアﾀｼの全てだったんだ


迷って迷って､
アﾀｼは3日目にやっとカﾚに連絡をした



　To:カﾚ
　sb:こんにちゎ
本文:あくあです(*'V`艸)･ﾟ｡*
　　 アﾄﾞレｽと番号
　　 ありがとうございました
　　 まさか(カﾚ)さんのアﾄﾞレｽと番号
　　 教えて貰えるなんて
　　 思ってなかったから
　　 びっくりしちゃいましたょ
　　 でも嬉しかったです(*´∀｀*)
　　 良ければいろ�Aお話しましょ



内容はうろ覚えだけど､こんなカﾝｼﾞのメｰﾙを送ったと思う

送信ボﾀﾝを押すとき､みっともないくらい指が震えてて笑った

　
フﾜフﾜした気分のまま､アﾀｼは帰宅した

カﾚは女の噂とか一切ない人だったから…
アﾀｼにアﾄﾞを教えてくれたことが不思議で仕方なかった


同時に嬉しかった


アﾄﾞを教えてくれたってことは､少なくともアﾀｼはカﾚに気に入られてる!

そう思うと自然と顔が熱くなって､涙が出た

嬉し泣きなんてしたの､この日が初めてだった

打ち上げが終わった後､カﾚにメｱﾄﾞとケｰﾊﾞﾝを教えて貰った


いつでもかけて


カﾚはそう言って､笑った
その笑顔があまりにもかっこよくて…アﾀｼは顔が熱くなった

カﾚからプﾁﾒがきてからの次のラｲﾌﾞ

この日の打ち上げはフｧﾝも参加ＯKだった


もちろんアﾀｼも参加した


最初はフｧﾝ友達とフﾂｰに飲んだり話したりしてた

打ち上げも終盤に差し掛かった頃､カﾚがコｯﾁ…しかも隣に来た

アﾀｼは心臓バｸバｸ


でもツﾏンﾅイｵンﾅだと思われたくなくて一生懸命カﾚに話しかけた

カﾚはアﾀｼの話を聞いて笑ってくれた


嬉しかった


話ベﾀなアﾀｼの話でカﾚが笑ってくれたことが､すごくすごく嬉しかった



結局､アﾀｼ達は打ち上げが終わるまでずっと話してた

アﾒブﾛにはプﾁﾒっていう機能がある
ユｰｻﾞｰ同士がアﾄﾞを出さずに連絡出来る機能


アﾀｼがアﾒブﾛを始めて1ヶ月するかしないか

ちょうどカﾚのバﾝﾄﾞのラｲﾌﾞがあった翌日､知らないIDからプﾁﾒが届いた



あくあさんへ

いつも来てくれてありがとう(p≧ω≦q)ﾟ｡ﾟ｡*
あくあさん､いつも楽しそうにしてくれてるからいっぱい元気貰ってるよ☆
次のライブも頑張るね!

(カﾚの名前)



ブﾛｸﾞやってることは友達数人しか知らないハｽﾞ


ホﾝﾄにカﾚなのか?
ダﾚかがカﾚの名前を使ってアﾀｼをダﾏそうとしてるんじゃないか?


アﾀｼは混乱してた