お久しぶりです。



話題:大切な人



最近のわたしはというと、シマくんとはあれからぜんぜん連絡を取っていなくて。かわりに、というべきか、たぶん今、好きな人がいます。
手の届かないようなところにいる人です。でもわたしは、手を伸ばそうとしています。それくらい、好きなのだと思います。
こんなこと、きっと前のわたしなら出来なかった。遠い人に近付きたいと思うなんて、実際に近付こうとするなんて。それが出来るようになったのは、間違いなく、シマくんのおかげ。
シマくんを好きになって、恋をするという気持ちを知ったし、片想いの苦しさも楽しさも知った。小さなやりとりだけで普段の何千倍もハッピーになれてしまう自分、彼のこととなると舞い上がってどうしていいかわからない自分を知った。伝えたいと思うこと、実際に言葉にして伝えること。そしてそれを、相手が受け止めてくれたときの幸福感。告白してフられたって終わらない感情。
すべてシマくんがいてくれたから、シマくんを好きになったから経験できたことです。だから彼はどうしたって特別なのです。シマくんがどうしているかとても気になるし、またどこかで会えたらなあと思う。きっと会えたらまたどきどきふわふわして、恋心を思い出したりもするのだと思う。

でもわたしは今、シマくんとはぜんっぜん違う人に、好意を抱いています。
その人を好きになったからシマくんへの気持ちが薄れていったのか、あるいはその逆なのかは謎ですが。今のわたしは、シマくんのことが好き、とは言えません。
でも、どんなに誰かを好きになっても、シマくんは特別なのだと実感しています。全然好みじゃなくて今年大学を卒業できるかも怪しいような人が、わたしにとってはかけがえのない、特別な人なのです。


"ライブに行くちょっと前に、初めてこの恋心の終わりを理解したんです。恋が終わる、そういう未来もあることを理解した。シマくんのことを好きじゃなくなる日なんて想像できなかったけど、できてしまった。だけど、今みたく恋をすることはなくても、好きという気持ちはずっと消えないのだろうなとは思う。笑っていてほしい、幸せになってほしいと願う気持ちは、きっと一生、わたしの中で消えないんだろうなって。"
(『コタエは見えず』という記事より)

"あの子のメールの居心地のよさをとても思い出していた。短くて、シンプルで、でもどこか柔らかくて、メールの印象はあの子そのものだったこと。思い出す。データは消えてしまったけど記憶はある。とても、大切な。
この間のライブの集合写真を保存してしまって、そんな自分に戸惑う。都合よすぎるんじゃないのって。でも仕方ないんだ、いいなと思ってしまったんだから。保存したくなったんだから。理屈とか言い訳とかよくわかんないこと並べたって仕方ない。わたしはわたしの心に従う。
あの頃のように、好き、ではない。でもどうしたって特別で。どこかでまた会えたらいいなって思う。わたしの人生の中に、ずっと存在していてほしい。たぶん、わたしのお守りになる。"
(すこし前のタンブラーより)


それが、今のわたしにとってのシマくん。

もしシマくんに会うようなことがあったら、あるいは、新しい恋になにか進展があれば、また報告します。

そうじゃなくても、恋愛のこととかいろいろ、また書いてみようかなという気持ちです。
ふらりと気ままに現れるとおもいますが。なにとぞ。