スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

海城中心140字ログ(6/27〜10/3分)


@kkdkarataへ投げていたヤツのまとめ。

「公式RT後、かりる」という方法を取るまでの間、一部どちらからお借りしたか分からないお題があります。
下へ行くほど新しいです

7月は亮吹祭りをして9月は京クロ祭りをする予定を自分の中で決めていたので、8月は海城祭りでした。



more...!

01「キザだね・・・花束なんて」


01 「キザだね・・・花束なんて」




海城


more...!

暖かな暖炉の前で


海城

甘め?








more...!

正直になれない



海城



・―――















この気持ちをアレだと認めるわけにはいかなかった。昔荒れてた俺だって片想いだのなんだのと恋というか青春というか甘酸っぱい気持ちになる瞬間はあった。相手?皆乳デカくてグラビアみたいな可愛い子だよ。もちろん付き合えたことなど一度もないけどな。でもな、それでもな…
目の前を壁のように立ち構えている海馬を見上げると目があった。畜生、俺の方が背が低いのかよ。理想の身長差は20センチ、なんて言ってたのは誰だったか。20とか相手デカすぎだろ。俺と海馬は…10センチといったところか。残念だったな。……残念?
「何別のことを考えている。早く返事をせんか凡骨が。」
「凡骨言うな!俺には『城之内克也』という名前があるって何度言えば覚えるんだ!!」
「……そう、だったな…」
ほら、また何か変なことを言い出した。しかもめちゃくちゃ滅多に見れなさそうな顔をしながら。それを見た俺の心がまた意味不明な反応をするんだ。どうしようどうしよう…
頭の中がぐるぐるする。まともな考えが頭に浮かばない。どうしよう、とりあえず容量の足りない頭で理解するための時間が欲しい。
「…返事はまた今度、じゃダメか…?」
「…!?嫌悪しないのか?断らないのか??」
海馬の言葉聞いて自分のこの気持ちがアレだと確信させられた気がする。そうだよな、なんでおもいっきり嫌悪した表情で「お前なんか嫌いだ!」と言わなかったんだろな。言えなかったんだろか。それなら答えはひとつしかないな。そんな気がした。
「…別に。それに俺、お前のことそんなに嫌いじゃないし…」
「…それは返事したのも同然だな。」
海馬の顔がいつもと同じものに戻っていく。自信に満ち溢れた顔。ああ俺の負けだな。サレンダーするしかねぇわ。何でなんだよ、乳デカのグラビアアイドルみてぇな可愛い彼女が欲しかったのに、何で男なんだよ。しかも海馬。
それでもそれでも俺の心の中では決心がついてしまってるようだ。
「愛してるぞぉ、克也ぁぁっ!」
「こ、声でけーよ、バカっ」
名前を呼ばれただけでドキドキするんだ。
これを『恋』と言わないで何というよ。
















・――――



久しぶりに海城書いてみた。
やっぱり海城ケンカップルもえーーー
ケンカップルな二人だから告白話っていっぱいありますよね。どんなタイプの告白話でも大好きです!!
というか、ケンカップルの醍醐味は恋人成立までの過程と、その後のギャップとか、その後も変わり無しとか色々バリエーション膨らませれるのがいいよね!!




こんな関係もいいんじゃない?




海城
出来立てホヤホヤなお二人さん。


・―――








目が覚めたらすぐそこに海馬の顔があった。密着したこの状態に未だ慣れなくて顔が熱くなる。
付き合い始めても変わらない関係と変わり始めた二人の距離。今でも言い合いなんかしょっちゅうで、でもお互いの事を少しずつ知り始めてからはただ不快だけが残る喧嘩は無くなった。
俺がこんなにも海馬の近くにいるなんて……
凄いもんだよなぁと城之内は海馬の顔を見上げながらぼんやりと考えた。
「隈ができてる……」
少し長い前髪をそっと掻き分けて、閉じられた瞳を見つめる。うっすらできた隈が日々の忙しさを主張してるようだ。
「…疲れてるなら早く寝ろよな。」
「早く寝れない代わりにこうやって寝るのだろ。」
いきなり話始めた海馬にびっくりした城之内を彼はここぞとばかりに抱き締めた。無抵抗な間に暴れられないように強く抱き締める。
「寝てなかったのか、この狸寝入り!!」
「俺は狸ではない、凡骨。」
「誰が凡骨だ!」
暴れだした城之内を細い腕が力強く押さえ込んだ。ひ弱そうな海馬の腕のどこにこんな力があるのか。彼の胸に顔をうめる形となってしまった城之内は苦しくなってきた事を海馬の背中を叩く事で懸命に伝えようとしていた。
長いキスで苦しくなった城之内は、よく海馬の背中を叩いて限界を知らせる。
苦しいのだろう、全く同じ動作をしてる城之内を見て海馬は思わず笑いたくなる気持ちを押さえていた。
「ぶはぁっ、海馬、お前は俺を殺す気かっ!!」
「貴様はこのくらいで死ぬようなヤツでは無いだろう。」
「アホか。俺だって人間だ、死ぬときは死ぬの。」
なんだこの雰囲気、さっまでのいい雰囲気を返せ。
「ってか、寝ろ!狸社長!!」
「……ふん。」
憤る城之内君に再び手を伸ばす。逃げもせず、拒否をするわけでもなく彼はじっとそこにいた。いたから捕まえた。
「寝るぞ。」
「ハイハイ、早く寝なさい。」
俺と城之内の関係は変わった。劇的変化と言っても過言ではない。
起こした事はたった一つ。
「お休み…瀬人。」
「……。」
城之内をギュッと抱きしめる事で俺は答えを返した。















・―――


糖分割増です^^
書きかけで途中放棄してた小説でした^^!!





3歩前を行く




みどじょ

・――








「おて。」
目の前にはニコニコと笑い続ける気色悪い髪色をした気味悪い男。悪趣味な白い学ランと人外な黄緑色が目に痛い。
赤い首輪を付けられ、鎖の先には柵でできた小さな囲いに繋がっている。俺は犬か。
海馬のイラつくその差し出された手に噛み付いてやろうか。いや、噛み付いたらきっと喜ぶだろう。犬みたいだ!と言いながら。
「城之内君、無視かい?じゃぁ、『おかわり』!」
反応を返さない俺をみてどう思ったのか、反対の手を差し出して再び俺に命令する。
何を求めてるのかは分かる。俺と犬と飼い主ゴッコがしたいんだ。俺は絶対にしたくないが。
「ご主人様の言う事が聞けないのかなぁ?駄目な犬だ。」
ウザい。
「そんな犬には躾が必要…だよね?」
海馬の指を鳴した音に合わせて、天井からスクリーンが降りて来た。予告も無く暗くなった部屋に若干驚きつつ、スクリーンを黙って見ていた。
「いいかい?『まて』だよ??」
海馬の声は無視した。アイツの命令なんかかを聞く必要はないからだ。
黒い映像は実は暗い部屋の中を映していたようだ。徐々に明るくなり、そこが何処かの舞台の上だという事が分かった。
舞台に立つ仮面を付けた怪しい男。同じく仮面を付けた、金持ちそうな客。気味悪い映像だ。
舞台中央には大きな鳥籠。鳥籠の中には、
「静香っ!?」
鎖で繋がれているのを忘れて城之内は画面に近付こうと勢いよく立ち上がった。が、長くない鎖に勢いを押さえ込まれ、勢いそのままに床へ倒れた。付けられた首輪のせいで一瞬締まった首が苦しく、痛い。
「『待て』って言ったのに、駄目だなぁ。じゃ、もっと躾しなきゃね!!」
ニコニコ笑いながら海馬がもう一度指を鳴した。パチンという音と共に舞台の上の仮面を付けた男が静香に近付いた。
「ただ今より、オークションを始めます!」
「ーっ!?」
笑い続ける海馬を見た。薄く開いた目から覗く黄色い瞳とぶつかった。
すっと目の前に出された海馬の青白い手。
「おて。」
目は閉じられた。青白い手が海馬と俺の間で浮いている。
固まった時間。しかし、スクリーンの中では事が進んでいた。
「品定は終わりましたか?では、出展者様からの許可が下りましたので千から始めます。」
「静香っ…!!」
「そこの金髪の犬。」
スクリーンに向いてた視線を海馬に戻す。
「静香は助かるのか?」
こいつの言う事を大人しく聞いたら静香を救えるのか?たった一人の大切な兄妹を俺のこんな意地で失ってなるか。
「……『おて』。」
「……。」
海馬の手に俺の手を重ねた。海馬が嬉しそうに笑ったのが悔しかった。でも静香を失うわけにはいかない。
「『わん』って鳴いてよ?」
「……『わん』」
「わぁい!僕の犬だ!!」
海馬が嬉しそうに俺を抱き締めてきた。気持ち悪い。離れろよ。
「気持ち悪い?」
一瞬ビクッとした自分に嫌悪する。そこは反応してはいけない所だったはずだ。しかし海馬は知ってか知らずか無視をしていた。そして城之内の耳元に息を吹き掛けるように低い声で囁いた。
「これからは気持ち良くさせてあげるよ。」
海馬が手を叩いた。ドアが開き、海馬家のメイドが入ってくる。
「……そんな……」
「……。」
メイドの格好をした静香の肩を海馬が抱き寄せた。


「最高なショーの始まりだよ!!」











・――








すみません、ぐだぐだで
^^:


目的としては
飼い主海馬
犬城之内
城之内を手に入れるため、偽名で静香を人身オークションにかける→静香を落とす
城之内にオークションの一部始終をみせる
オークション映像で城之内が落ちなくても、海馬の手の内に静香がいる

必ず城之内は落ちる

という流れを書いてみたかったんだなぁ!!玉☆砕!

溶解。



じょの(+社長)

・――









間接灯の明かりだけでは部屋は暗く乏しい。近くに迫る青い瞳が輪郭を持ちよく見る事ができた。
青い炎というのは見掛けによらず温度が高い。最近そう学校で習った。先生の話を聞きながら同じ青の瞳を持つ奴の顔を思い浮かべては首を振る。違うと分かりながらも浮かぶのは奴の顔ただ一つ。
熱いのだ。
この瞳が、掛る息が、触れ合うところが。
熱くて熱くて、見つめられた所が、息の掛った所が、触れられた所が火傷を起こしそうな位熱いのだ。


そして俺は溶かされた。
どろどろに、お前の事しか考えられない程に。












・―――


雰囲気で味わうんです(無茶)


最初数行を思い付きながらも眠くて寝たらすっかり忘れてしまいました。あっれ、冒頭だけ思い付いたにな
^P^
prev next
  

★初めての方は「FIRST」へ

MAIN
下部の「カテゴリー」より少々詳しく

★ついった
別垢:kkdkarata
リンク







亮吹合同誌企画
藤原×吹雪アンソロジー企画「Portfolio」
サティスファクション+
プロフィール