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さようなら




10/16
母の弟、叔父が亡くなりました。
44歳。
火葬場で祖母が泣くのを見ているのが辛かった…。


…私が叔父に最後に会ったのは何時だっただろうか。
病院に送って行ってくれと頼まれた時だったかな。
まだ、そこそこ元気な時で会話したような気もする。


でも覚えていない。

昔からそんなに会うような機会もなく、母や父や祖父母に迷惑ばかりかけている叔父だったから。
正直、あまり好きではなかった。

だから会うと冷たい態度をとっていたかもしれない。
でもそれは長年に渡る不信感のせいだ。
仕方がない。


…最後だとわかっていたなら私は優しい言葉をかけていただろうか?

ちょっとだけ悔やまれるのは何故だろう…。

しかし悔やんでも仕方がないことだから。

だからさようなら。


好きではなかったけど、忘れはしないよ。

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