話題:姉妹

どうも、携帯を変えてすごく文字が打ちづらいノイズです。
さっそく本題ですが、募金箱の魔力は異常だ。
あのフォルムを見るだけでお金を投入したくなる。
昨日も駅前で高校生たちが募金を呼び掛けていました。
懐が寒いのでスルーしようと思ったのですが、込み上げてくる罪悪感には勝てません。
募金箱を尻目に右へうろちょろ。
あ、こんなとこにハンバーガーショップ出来たんだ。今度親友でも誘おう。

募金箱を尻目に左へうろちょろ。
うろちょろ。ひたすらうろちょろ。
気づけば数時間過ぎてました。
そんなとき。


「姉さんっ」


わたし「うひゃああああああああ!?」


背後から抱きついてくる謎の女性。豊かな胸の膨らみに敗北感を感じつつ振り返ると実妹が世紀末覇者のようにふんぞり返ってました。


実妹「さっきからゴキブリみたいにうろちょろしてたけど、何してたの?」


わたし「うくっ、見られてたか……!」


実妹「挙動不審すぎて面白かったから見てた。面白くなかったら通報してた」


わたし「馬鹿にされてるけど通報されなくて良かった……」


実妹「いや、通報は冗談だけどね」


わたし「実妹にも騙されるのか、わたしは……」


実妹「で、募金箱を見ながら何してたの?あの子たち後輩だから話があるなら言っておくけど」


わたし「いや、募金したいんだけど懐が寒くて……」


実妹「なんだ、そんなことか」


そう言いながら実妹は募金を呼び掛けている後輩くん達に声をかけた。


実妹「ここにいるの、わたしの姉さんなんだけど1000円以上募金するみたいだよ」


わたし「えっ」


後輩「マジっすか!?ありがとうございます!」


わたし「えっ、えっ」


そんなこんなで実妹のせいで懐が更に寒くなったノイズでした。
いつかぎゃふんと言わせたい!ぎゃふんと!