●もしも相手の部屋からエロDVDが出て来たら
*土銀の場合*
「・・・・・・なあ土方くん? これ何?」
「あ?! いや、それは・・・・・・」
「『湯けむり浴衣美人』? へぇ〜土方くん、こーいう人がタイプなんだー? オレという者がありながら? こんなんでシコシコしちゃってんだ? オレと会わない日なんてこのねーちゃんで抜いてたんだろ? あーあ、オレなんかよりこのねーちゃんの方がいいんだ?」
「・・・・・・いや、違うんだ銀時」
「は? 何が違うんだよ? じゃあ何でこんなの持ってんだよ?」
「・・・・・・その女優。お前に似てんだよ」
「・・・え?」
「総吾が何枚か持って来やがって。その一枚がそれで。お前に似てたから、つい」
「・・・・・・でもこれ見ながら抜いてたんだろ?」
「・・・・・・ああ。だがいつも頭ん中にはてめぇがいた」
「・・・・・・」
「・・・・・・ワリィ」
「う、ううん。オレこそごめん」
「それ、やっぱり総吾に返してくる」
「あ、いや! そういう理由なら全然いいよ! 持ってろよ!」
「だが・・・・・・」
「銀さんのこと。忘れないでいてくれるならいいよ」
「銀時・・・」
「・・・・・・へへ。何か照れるわ。慣れないことは言うものじゃねーな」
「銀時・・・・・・キスしていいか?」
「・・・・・・キスだけ?」
「・・・・・・いいのか?」
「もちろん」
「銀時――」
「土方くん――」
「って、良いわけあるかー! 副長! 屯所で昼間からナニしようとしないで下さいよ!」
*ヤり始めそうになって、山崎さんが止めに入ると思います。
*土山の場合*
「土方さん、これ何ですか?」
「あ?! そ、それは総吾が要らないからって、勝手に置いて行きやがった奴で!」
「ふうん・・・・・・じゃあ土方さんも要りませんよね?」
「え? それはまあ・・・・・・」
バキン!
「お、おい、山崎!? お前何割って」
「だって要らないんですよね?」
「そ、それは、まあそうなんだが」
「要らないですよね?」
「・・・・・・はい」
*終始笑顔の山崎さん。ニコニコと笑いながらDVDを真っ二つ。
*万山*
「・・・・・・オイ万斉? 何だよこの大量のDVDは? まさかエロDVDか?」
「ん? ああ、エロではあるが、ディスクに書いてるタイトル見てみるでござる」
「えーと・・・・・・『退おしおきシリーズ』って、何で俺の名前があるんだよ!?」
「だってそれ全部、退とヤってるのを撮った物故」
「はあ〜?! お、お前ハメ撮り!? まさか今までの全部!??」
「うむ。全方位にカメラをセットしてな。で、それらを編集したデータをそのディスクらに保存してるでござる」
「〜〜〜っ!! お前それ全部寄越せ!! バラバラにぶっ壊して来るから!!!」
「別にいいでござるよ? 他にもいくつかコピーしてるでござるし。音源データも別にある故。因みにどこにあるかは教えないでござるよ」
「な!?」
「ああ、せっかくだから一緒に観るでござるよ。退がどんなに可愛いくて、どんなに可愛いく泣くか。退自身も知るべきだ」
「は?! いや遠慮する・・・・・・ってオイ! セットすらな!」
「まあまあ」
「まあまあじゃねー! って、何で俺を後ろから羽交い締めにしてんだよ!」
「退が逃げないようにでござる。大人しくするでござる。ああ始まったでござる」
「こ、この変態があああ!!!!」
*で、無理矢理見せられながら、万斉が触り始めて、ヤられる山崎さん。
万斉なら他に仕事中の山崎さんとか食事中の山崎さん、あと入浴中も撮ってそう。
で、それを1人部屋で観る万斉。
「フ。可愛いな退は」
とか、言いながら。
嵐のニノの番組で、エロDVDの話が出て思わず思い付いてしまいました。
超乱文失礼しました!