話題:メンタル




今まで生きてきて、初めて本当の意味で人を怖いと思った。
戦慄したとは、まさにこの事だね。



会って二回目くらいで、完全に私の本質を見透かしているだろう人と出会った。


普通人間ってのは、ある程度の交流、月日を重ねてお互いその人のことを知っていくものだ。

そこから信頼が生まれて、この人にならある程度踏み込まれてもいいなあと、やっとそこで少しずつお互いの本質が見えてくるものなのに、その人は違った。


何故か断言できる。

あの人は完全に私の本質を見抜いている。
しかも一方的に。


これ以上に恐ろしいことがあるだろうか。


一方的に本質を見抜かれている感覚。とてつもなく気持ち悪い。吐き気がする。本当にそれくらい気持ち悪いのだよ。


その人の前で一言でも喋れば、そこから私の分析を計算高くして、また一つ私の一部を見抜く。


だから、その人の前ではうかつに喋れない。

警戒しなければいけない。


本能的にあの人は危険だと思うなんて、漫画の世界だけの話かと思ったんだけど、実際に存在するとか


本当に笑えないんだけど。