日曜日の夜中に
お見舞いに来てくれたとき、
すごくホッとした。
全然眠れてなかったのに、
おでこに手当ててもらっただけで
勉強のことは心配せんと
ゆっくり休みって
言ってくれただけで
安心してすぐに眠れた。
優しいこじこじが大好きやった。
こじくんが自分の体が大切なのは当たり前。
だって大事な試験の直前やもん。
気持ちに余裕がないのも、
人のこと気遣ってられないのも当たり前。
だけどわたしにはそう感じさせてほしくなかった。
嘘でもいいから心配してほしかった。
優しくされたかった。
わざとインフルエンザになったわけじゃない。
金曜日だって日曜日だって、自分から会いに来たんやんか。
こじくんの勉強を応援してあげたかったのに。
直前でこんなことになると思ってなかった。
迷惑かけてごめんね。
いまは好きかわかりません。