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Black Celebration/Depeche Mode

今回はストレス発散もかねて、延々と語ります
面倒な方は回れ右。
知名度低いのでまずは、海外評価はどれほどというところから。


某所で、最近ヨーロッパに行かれた方のお話しを目にしました。欧州で若者から40代の方のお宅に訪問すると、ほぼ必ずDepeche Mode代表作アルバムがあり、さあかけるかのノリで聴きはじめるとのこと。
そう、このバンド、日本ではまったく知られてませんが、本国イギリス、ヨーロッパ、アメリカで絶大な人気をほこり全盛期にはマイケル・ジャクソンと肩並べるくらいの人気があったというか、いまだにスタジアム級の人気なのです。
彼らにはミュージシャンのファンも多く、その中にはRed Hot Chili Peppersのジョン・フルシアンテ、やGuns N' Rosesのアクセル・ローズの名前もあります。
トリビュート・アルバムやカヴァーも多く、過去にはやっぱり日本では人気がいまいちなのに欧米では評価の高いドイツのRammsteinが「Stripped」を、ここ最近ではサミー・ヘイガーやマリリン・マンソン(←最近ではないですね)が7作目、Violatorから「Personal jesus」を、ジョニー・マーが8作目、Songs Of Faith And Devotion「I FeelYou」をカヴァーしております。
そんなDepeche Modeの音楽は、アラン・ワイルダー脱退後、変化したものの、元々はエレクトリック・ポップだったりするんですが、なぜがメタル、ハード・ロック系ミュージシャンの支持者も多い。他ではスーザン・ボイルもViolatorから「Enjoy The Silence」をカヴァー。これは、英国メディアに散々こきおろされてましたが。

彼らの曲はリスナーを選ぶんだと思います。万人むけではないというか、好みがはっきりわかれる。徹底的にハマるか、全然ダメか。
単純なコード進行で人の心の揺らぎを表現するのが、彼らの音楽。ヴォーカルはデヴィッド・ガーンと、マーティン・ゴアの二枚看板。
デイヴの感情をおさえたクールでストイックなヴォーカルは、独特の艶があって官能的。彼はけっして飛び抜けてうまいヴォーカリストとはいえないけど、マートの書く曲とぴったりマッチしていて、それが、どんなカヴァー作でも、本家にはかなわないといわれる理由でもあります。かたやマートの声は柔らかくも暖かくもなり、彼らの絶妙なバランスも魅力のひとつ。

本作は彼らの5作目にあたり、解散の危機にあった時期の作とあり(と、マートが昔言っていた)、一種異様なまでのダークな緊張感がただよい、タイトル曲Black CelebrationからStrippedまで、息もつかせないつくりになっております。Here Is the Houseでふと肩の力が抜けるのがわかる。エレクトロ・ビートで表現される、エロティックな漆黒の闇にときおりのぞく、清廉な光のゆらぎを感じさせるメロディは、美しく陰鬱で完璧。

私的にはStrippedと、Fly on the Windscreenが好きです。Fly on the Windscreenつまりフロントガラスの蝿、なんですがこの曲、歌詞がもうすばらしくて、キスしてくれ、触れてくれって…退廃的で淫靡な感じがとてもいいんです。
でもジャケットはやっぱ、アントン・コービンのがいいな。(当時、姉がもってた、アントン・コービンが手がけた、赤薔薇イラストのViolatorジャケットのTシャツがうらやましかった記憶が…)

興味ある方はどうぞ。

1 BlackCelebration
2 Fly on the Windscreen Final
3 A Question of Lust
4 Sometimes
5 It Doesn't Matter Two
6 A Question of Time
7 Stripped
8 Here Is the House
9 World Full of Nothing
10 Dressed in Black
11 New Dress




American Beauty/American Psycho

Fall Out Boy新作、明日、受けとり予定なんですが、子♂&子友人♂と三人でテンションあがってます。
もうCenturiesのここ↓
We’ve been here forever
And here’s the frozen proof
I could scream forever
We are the poisoned youth
三人で合唱です(恥ずかしいやつらです)
パンスプ、スケジュール的に無理そうなので行けないことが判明。がっかり…。
ところでCenturiesのイントロ、コーラス部分、スザンヌ・ヴェガのTom's Dinerだと今さらきづきました。似てるとは思っていたけど。
Tom's Dinerは英国びいきの姉が好きで、かなり昔、小学高学年くらいだったかな、聞かされていて印象的だったので覚えてたんですが。当時、スザンヌ・ヴェガはキレイすぎてあまり好きではなかった記憶があるけど、この曲にはぴったりだなと思います。

ああ、楽しみ。

次回更新

前回blogで予告しました内容ですが、長くなったので二回に分けてしまいました。
父子とフィレンツェの薬舗シーン、ラファエルとマートのやりとりは、連載開始当初から書きたかったところなので、つい文字数多くなってしまって…。
それから年始期間終了のため、平常更新にもどります。次回更新は来週になる模様。
次回はとうとう二人が再会します。お気づきの方もいらっしゃるかと思われますが、まだこれでは終わりません。
もうしばらくお付き合いくださいませ。

次回予告

自分で考えた重い展開にいまいちついていけてない、ダメ作者であります。
次回はまたあの人とあの人が登場するんですが、やっぱりこの二人が出ると雰囲気がひっくり返ってしまう。
面倒くさい話になっちゃってますが、とりあえずハーレクイン風なので最後はお約束の展開になる模様。

ベイマックスのエンディングが、Fall Out BoyのImmortalsだった。ああ、なんてクールな曲なの。つくづくパトリックって、多才な人ですね。
21日発売の新作が待ち遠しいです。前作はエルトン・ジョンやフォクシーズ、それからデトロイト組のビッグ・ショーンが参加していましたが、新作は誰が参加しているのかそちらも楽しみ。

女神の烙印のコミック版

読んでみた。でもやっぱりコミック版は私的に無理だ。
絵柄がどうのという問題ではなく、内容的にあまりにも原作からかけはなれすぎてるので。コミック自体最近あまり読まないっていうのもあるんでしょうが、やっぱりダメだ。
ニケ、確か身長180センチで、アトラスとはそんなに視点がかわらないはず。コミック版は、身長差ありすぎ。それにニケが乙女で受け身すぎる。
加えて、ニケがアトラスの胸にきざまれた、自分の名のタトゥーを舌でなぞるシーン、カットされてるなんて…。(タトゥーを舌でなぞるのは、他の作家さんでもたまに見るので、私もいつか書いてみたい!)
原作読んだ私なりのニケのイメージは、そのまんま、たくましくて、繊細で、個性的な魅力があるユーリカのジョー・ルポ保安官補佐だったり。
しかしこの作品にかぎらず、コミックになったとき何がもの足りないって、あれだな…まあ仕方ないよね文化の違いというのは。
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