彼の幸せはまだ願えない。
だけど彼は自分の幸せのために精一杯生きていくべきだと思う。
私が私の幸せを願うように、
彼の幸せも願ってる。
でもそれは付き合っていた時に思っていた生ぬるい言葉だった。
本当はただ彼といると私が幸せなだけで
彼の幸せなんて保証できない。
心の底から100%私が幸せにしてあげる!と言い切れないまま好きでいるなんてつらいだけかな。
かっこいいことも説得力のあることも言えないけれど、ただ誰よりも傍にいたいと思う。
距離じゃなくてもっと深いところで。
反対されても、否定されても
全て失ったとしても、
自分の気持ちは失わないでいよう。
私を見失わないようにしよう。
きっとこれが私の答えなんだ。
いままでの私。
これからの私も
全部壊したくないから。
だけど後悔もしたくない。
大切な人をなくさないように。
そうだね。
失ってから気付く本当に大切な人は
ほかでもなく彼だったこと。
そして失ってはいけなかった最愛の人だったこと。
だけどこうなって、
見えたことが前より増えた気がするから、それはそれでいい。
彼にとっても、もちろん私にとっても。
ただ、これからの行動次第でどうにでもなるから。
本当に大切な人をなくさないために
私がしなくちゃいけないのは
前を向くこと。
彼をなくさないのは、
恋人であることではなく
いい関係であり続けること。
彼に好きだと伝え続けることが
最善だとは思わない。