笑う猿

話題:大丈夫？って聞かないで。崩れそうになる。負けそうになる。突っ張ってなきゃ乗り越えられないこともある。聞かれたら甘えて崩れて立ち上がれなくなりそうなんだよ。私のことはいいから、自分の心配して。




なんだこの話題書き。これ作ったの女だろ。だから嫌いなんだよおまえらのこと。すぐそうやって被害者ぶる、馬鹿の一つ覚えだ、見苦しい、おまえらにはプライドは無いのか。猿はプライドが恐ろしく高いから自分の弱点や欠点、負い目なんて死んでも言いたくない。同情は嬉しいか？構ってもらって、よちよちいいこいいこされるのは気持ちいいのか？やめろ、浅ましい魂め。もっと生死を身近に感じろ、死を思え、優しさや怠惰に肩までしっかり漬かっている所為で、そんな幼稚園児の癇癪みたいな真似をするんだろ。崩れたきゃ勝手に崩れてろ、猿は生き延びる。

話題:はじめまして



猿です、ウキー。と、書いたらあとは満足してしまった。名前は猿と言います。女が嫌い。偶に不意に襲い来る、言われようもない嫌悪感に死にそうになることがある。だから箱を作ってそこに閉じ込めようと思った。ここは猿の箱です。笑う猿。ワタシは笑う猿になりたくて、白痴のように箱を開け閉めしてはケラケラ笑う。どうして猿なのかと訊くと、自分で自分の首を絞めているようす、があんまりにも馬鹿馬鹿しく、愚かしく、くだらない肉塊であるためです。特に猿をどうこうというよりも、そうですね、抽象的な表現で多く用いられる手っ取り早い白痴の表現として、ワタシは猿であると叫んだ。

あ