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サイトの準備が進みません…

こんばんは。しのです。

今ちまちまとサイトの準備、というかサイトに載せる文を構築してるのですが……………

進まん!進みません!!

少し書いては消し、文まるまるボツにしたりしてます(。´Д⊂)

うーん…表現力が足りない!自分ではこう表現したいって思うんだけどなかなか出来ない…言葉が足りない、持ってない。

文を書いたり小説など読んだりするのは好きなので凄く苦になる!ということはないのですが……うーん精進あるのみ、ですかね。

懲りずに頑張ろうと思います(*´ω`*)

明日はお仕事もお休みなのでゆーっくり考えようかと。

それではまた〜


猫が喋った! 1

猫が喋った! 1




ここは何時なんどきでも静まりかえっている住宅街だ。ここの住人達が挨拶を交わすのを見たこともないし、奥様方のい炉端会議なんてものも見られない日本でもかなりレアな住宅街だと僕は思う。まあ、僕もここの住人なのだけれど。朝の登校時にもほぼ誰とも出くわさない(もし出くわしても自分も相手も会話はしないんだけど)し、近所の人の素性も全然分からない。唯一分かるのはお隣に住むチイおばあちゃんだけだ。チイおばあちゃんは早くにご主人を亡くして1人で住んでいる。出くわすとにこっと笑って声をかけてくれる。たまにお裾分けと言ってお菓子や夕御飯のおかずを提供してくれるとってもいい人なのだ。



問題はそこじゃない。その静まりかえった住宅街で猫を見つけたんだがそいつが喋った。日本語でこんにちは、と。白いふわふわの長い毛に包まれた目付きの悪い猫だった。そしてその容姿には不釣り合いなおじいさんのような声で話を続けた。



「最近の子はろくに挨拶もできないのかね?」



???理解出来なかった。言っている意味とかじゃなくて猫が日本語を喋っている事が。平然としている事が。しばらくその猫を見ていると、



「人の事をじろじろと看るのは失礼だと教わらなかったのかね!」



白い猫は突然怒り出した。ってゆうかお前人じゃないだろ!!!その言葉が喉元まで出かかった時猫は走りだした。猫の行く先を目で追う。逃げた先はチイおばあちゃんの家の敷地内だった。



「ちょっと!」



呼び止めようとしたのだが、声が思うように出ない。ひょろひょろと出た声は静まりかえった住宅街に吸い込まれるように消えていった。


ss

夢の話。


夢の中で僕は昔通っていた小学校の廊下を歩いていて、ずっと歩いていくと女の子が居た。どこかで見覚えのある女の子はこっちを見ると急に怯えだしたから僕は心配になって駆け寄ろうとしたんだけどその子は泣き始めてしまった。心配になって「どうしたの?」って声をかけてみたんだけど突っ伏して嗚咽もどんどん大きくなっていった。

女の子が泣き続けている間僕はこの女の子が誰なのか記憶を遡っていた。思い出せそうで思い出せないまま時間は過ぎ、女の子の泣き声も落ちついた頃に僕はもう一度言った。「どうしたの?」と。

女の子は真っ赤な顔を上げて声を絞り出しながら言った。

「どうして……私を苛めるの……?」















−−気がつくと僕は自室のベッドの上だった。Tシャツはうっすらと汗ばんでいた。あの女の子の言葉でようやっと思い出した。あの女の子は僕と、当時一緒につるんでいた男の子が小学生時代に苛めていた同級生だった。皆の前で大きな声を上げて冷やかしたり、罵倒した。終いには靴を隠し、体操着をカッターで切り刻んだ。教科書の入ったランドセルはゴミ箱に捨てた。

今となっては何故あんな酷い事をしたのかその理由も記憶にない。その子に好意を持って欲しかったのか、はたまたクラスで目立ちたかったのか。

女の子の言葉が頭の中で繰り返される。

「どうして……私を苛めるの……?」

気分の悪さを覚えながら僕は冷蔵庫にある飲み物をとりにベッドを出た。

数ヶ月後、同窓会の場でその女の子がもう亡くなっていること、そして僕があの夢を見た日が命日だった事を知った。ぞくり。背筋が寒くなるのを感じた。



End.

初めまして。

というか、お久し振りというか…
当サイト管理人でございます。
…実は文を書くのはお久し振りなんです。



学生の時に創作サイトをやっていたのですが、忙しいのと当人のズボラさに2年で閉鎖してしまいました。その後実はもう一回チャレンジしてまた放置………(/´△`\)


というわけで2度目のチャレンジなんです。はい。唐突に書きたくなりました。
また書きたいなーっていうのはずーっとあって、あれはネタになりそうだ、とかこーゆー話は可愛いんじゃないかとか1人でずっと悶々してました。…気持ち悪いです。


そんな訳で亀更新ではありますがちまちま更新していくので覗いていただけると嬉しいです。拙い文章でごめんなさい。


ではでは。
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