もわーん

ホントのことはずっと誰にも言わないようにしてまで一体何を守ってたんだろう

どれくらい僕らは優しくいられた？
思い出したくなんかないのにな


一人で生きていけるなら考えなくてすんだこと。
一人じゃなく二人で生きることを本気で考えたの

あなたに会えて…良かったのかな？


誰かが笑ったって心を失すよりはいい。そう思って自分を信じて形振り構わず過ごしてきた

信じるってことは何の根拠も何の理由もない証拠もないことで、もしかしたら勝手で一方的なことかもしれないけれど

誰かが笑ったってほっとけよそんな奴って、僕らはこれでいいんだって思ってきた

信じるってことは、つまりそれは、それでもキミを信じたいという気持ちなんだよ。


でもみんな誰しもが欲しいものは、いつだって見えないものなんだって思い知らされた


狂ってんだなもうなんもかも。
一体いつから？
失すもんなど最初から無かったのかな
箱の底は初めから抜けていたの？


もういいや。
前を向いて進め


キミがそれで幸せになれるならもういいや。
たとえ私は踏み台だったとしても
キミがこの先も生きていこうという希望を見つけたのならもういいよ。



走って走って走って走ってすっころんで立ち上がって気がついたら泥まみれ

いつのまにこんなになった？


あの時忘れたはずなのにまたあの闇にのまれてしまった
決して消えない傷跡


たくさんのモノを一気に失いすぎてしまった
忘れようとしたって

キミと笑ったあの日のことや
一緒に見たあの茜色の夕焼け

あの時絶対に忘れたくないって思ったことを、今一番忘れたいってさ
なんて悲しいコトだろうか


きっとこの心はもう治らない


どんな傷も明日消えていたらいいのに