Ｈeartfelt Ｄreamer

今日までの約一年あまり手にしなかったiPodの音量を上げて実家へ向かう新幹線に乗っている。
久々に音楽の力を借りている。

両耳を塞ぐためでもあったしただ昔を思い出せて幸せだったのかとにかく大切に手に入れたはずの音楽はただ自分を守るためだけに存在する。
誰かのために歌いたいと思ったこともあるけど実際自分を守るためで必死。
生きるの下手すぎ。

新幹線高いなあ
いろんな方法試したけどお気に入りはやっぱり昼便のバスだな。
ドライブはすきだ。

被害妄想激しいって言われるかもしれないけど、あの人たちの人生の汚点が私なんだなと思う。
喜んで欲しくて幸せだと思って欲しくて頑張った結果は何も出ずに、心が折れて自分を守ることにしたことをおおっぴらにした瞬間に悪化した。
むしろ私っていう汚点があって絆は強まっているのだろうか。それならそれでいいのかもな。
やるせなくてもどかしい部分もあるけど、汚点が全て消えれば丸まるのかな。
ひどいよな頑張ったのになお前の努力は無駄だと今まで何回態度で言われただろうか。
純粋に私を褒めてくれたことはあるのだろうか。
私は今まで何をしてきたんだろうな。
それでもただあの頃の全て愛していた。

あなた次第だよってあの人たちの口からはそればっかりだけど
今までの過程も結果も知っている私に何てこと言うんだろう。

あなた次第だよ
まああなたには結果なんて出せないけどね
結局決まってるんだよ

そうやって聞こえる。
残酷だ。
大した不幸じゃないのにな。
ちっぽけな悩みだろうに。
ずたずたで笑えない。

あの頃の幸せな私さようなら。
もう元には戻れないね。
戻れないよ。
別の幸せで満足しなきゃね。
さようなら何も知らなかった私。
小さかった私。

泣かないで帰ってこよう。