ちくしょーーー、
認めるのはシャクだが政宗ストーリー面白えよーーー!
今までの彼絡みの話は、主人公補正バリバリの「勢いで天下取ってやるぜーー、ヒャッハー!」なノリが、まぁ言わせてもらうと嫌いだったんですが。
え、何なの今回?
謙信様にもヒガミ根性むき出し、生涯の好敵手たる幸村にすら、居合わせた三成との対決を邪魔されて刀振り下ろそうとする始末だし……。
これはそう!
今まで描かれることのなかった政宗の小物っぷり。もうあますところなく。
小十郎もちょっとしたことでキレる過保護さが改まり、主が三成に侮辱されても、口出し一切なしで背後に控えてる。うっそん!
相手を叱るんでなしに、一線を超えそうになった主の方を諌めてくれている。
と、このように一味も二味も違う伊達主従に好感度がめきめき上がってます。
政宗も小十郎も、真の意味でクールな男になってる。
自分のアンチ完璧超人だった反動が3で来た。
いやはや、主人公降りただけで、こうまで変わるとは……。
主役格は抑えとこうということで伊達政宗。
政宗は固有技にボタンの長押しを使わないので操作がシンプルですね。従来までの操作に親しんでいた人にオススメ、みたいな性能です。モーションもほとんど違いがわからないし。
それと、ジャンプ台で跳ぶときの「ヒャッフゥーーー!!」には大笑いした。はしゃぎすぎだぞ、政宗ぇ!
今回の政宗のテーマは怒り。
幸村の対が家康だったように、政宗の対は三成になってそうです。
2から3へと、主人公格に花を持たせて、バトンを引き継ごうということか。……やっぱり黄色はあぶれる運命かい?
打倒三成への苛立ちを隠しきれないまでも、まずは背後の東北勢を制圧に。
Gentleman最上氏は、弱キャラではあるけれども、自分の立ち位置を把握し領土をかすめて上手く立ち回ってる人なんじゃないかなぁ、と思います。うん、夢見すぎ。
聞こえるように言ってんだよ、とか小十郎はなからヤクザモード。
ワンマン化しだした主に、
「政宗様の命令に従うために生きているのではありません」と言い切った小十郎。言うようになったね。
先の先を考えて敢えてきつく言うってやつですね。
黒田がレベル57まで育ちました。
攻撃力1000あたりで自由合戦究極に挑戦。対上杉軍。
今作、究極でも兵種に変化は無しみたいで。足軽は足軽のまま。(追記・やっぱり上位の兵種が難易度に比例して混ざってます。失礼しました)
究極でも、ほとんど雑魚からの攻撃は受けませんが、陣大将が硬いというか、固有技でもひるんでくれないので落とすのがかなり大変でした。
黒田は穴蔵落としの追加攻撃がちゃんとできれば(タイミングは掴んでからブリッジとるまでの中間あたり)、安全にまとまったダメージが与えられて、究極武将も落ち着いていけました。
レベル50過ぎで三つ目の奥義、厄は道連れ。
今川のバサラ技みたいなことを、挑発に等しい無防備でやるネタ技。こういうしょうもないモーションに力入れてるのが好きだぞ、黒田。メインのバサラ技なんかは使いまわしなのに。
黒田かわええ〜! ってだけで使っていけそうです。甘いなあ自分。
大ジャンプできるので、有効活用できるステージはありそうです、たぶん。
やっぱりWネタなタイトルにしてしまった。
九州の僻地に幽閉されてる黒田にすら徳川につくと、とことんまで否定される三成。
こんな身の上の野郎だけに、三成がブチ切れます。
こっちとしては今までの仕返しだい。
七戦目で関ヶ原。
集結バージョンは武将が五人も揃い踏みで、すごいボリューム感です。
小早川裏切りの定番説をバサラ解釈すると、忠勝にロックオンされるのかー。仕方ない、裏切っても。
こういうトコ、かなり家康黒いと思うますわ。
鶴孫ペアが門番で倒せはしましたが、逃げる金吾君には間に合わず。無印川中島式のミッションはきつい。
対家康戦。家康の言い分は綺麗事じゃないかと、三成に同調してしまう自分。
ふわふわしてて、まだ心に響いてこないですね。
あと、三成の家康戦前後のモーションが芝居がかった動作で吹いた。
エンディング。こんどは死をもってして決着。ああよかった。ぐるーと粘るようなカメラの回し方でいつ起き上がるんじゃないかと冷や冷やしたよ。
家康への復讐を果たし終えて、三成の胸に飛来するは虚無。ああ、岡村節。
秀吉様に捧げる復讐だったはずなのに、結局は自分が生きる理由が欲しかったがために、家康を目指した。それは主君に対する最大の背徳で――。
と。自決一択しかないようなエンド。
家康を揺り起こそうとする三成はちょっとホモっぽく見てしまった。
とにかく三成にて、それなりに体裁の整ったエンディングが見られて溜飲を下げることができましたかね。
解禁は、順当に大谷さん。
尼子、毛利と中国をとりました。
月山富田城……歴史小説で思い描いてたのと全然ちがうなぁ。
オクラミイラの謀略組が画面に映るたびニヤニヤできます。元就との距離の取り方が分かってる真のお友達ができたかもしれない。
それから、毛利が色んな場面で優遇されてまして。うん、耐えてきた甲斐があったね。
三成と切り結んでしばかれた後、息整える間にはもう次の手を組み立ててたんじゃないかと思うとゾクゾクしますわ。
三成君は鶴姫みたいな環境で育った訳でもなかろうに、あまりにピュアでピュアでピュアですね。視野二十度もないよアレは。
半兵衛は彼に処世術を教える前に亡くなったんかな……。
徳川同盟前は放置で、その軍が同盟を組んだ知らせを聞くと裏切ったと逆恨み。わかりやすー。
キミ、今まで気にもしてなかったくせに!
次は九州なので黒田に直撃。