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my father

家を出るときにちょうど父親が起きてきた。いつも通りのちょけた感じで「じゃ、行ってきます!」て言った。そしたら「おう」と返ってきた。そのあと何度か忘れ物を取りに(←)家をウロウロしていると、また父親に会った。今度こそ準備万端だったから最後にもう一度「行ってきます」と言った。返事はなかった。あたしの心は少しズキリとしたけれど、仕方ないことだと思った。父はあたしを一体どういう気持ちで送り出したのだろう。「この馬鹿娘が」、と思っているには違いない。父は母と違ってあたしへの関心をあまり表に出さない。だから分からない。母は「お父さんも言ってたけどあんたはほんとにどうしようもない子だ」とよく言う。そうなんだろうね。自分でも分かってるから否定もしないし怒りも湧かない。あたしは口先だけの人間だから、どうこう言っても聞いてもらえないけれど、あまり直接的に感情をぶつけてこない分、父に対する嫌悪感は比較的少ないゆえに、少なからず父に対しては申し訳ないと思っている。都合のいい話だけれど。

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いい加減にしろ。ばかなの?何なの?死ぬの?あたしの気持ちも知らないくせに!知ろうともしてないくせに!苦しくて苦しくどうしようもないときあたしはあんたに何度かアプローチした。でも分かってくれなかった。「それはあんたが弱いから」。あたしの話なんか全然聞いてないじゃん。何が「あんたの気持ちが分からん」だ。分かろうとしてないじゃん。そんなんで分かるわけないじゃん。何だよそれ。そっちがあたしのこと呆れてるようにこっちもあんたに呆れてるよ。馬鹿野郎。「あんたは親に感謝の言葉一つも言わない」。言いづらくしたのは誰?あんたじゃん。「あんたは口先ばっか」。確かにそうだよ。あたしは口先だけの人間だよ。でもさ、こっちだって感謝しないといけないって思ったら「ありがとう」の一言ぐらい言うよ。なのに何?こっちが恥ずかしいと思いながらやっと言った感謝の言葉に対して「口先だけ」。もう絶望した。こっちがあたしに絶望したようにあたしもあんたに絶望した。その言葉聞いて心に誓った。死んでもあんたに「ありがとう」なんか言わないって。ていうかあたしのことそういう人間だって分かってるのに何でまだ言ってくるわけ?あたしの口からその言葉が出てくるとでも思ってんの?矛盾してんじゃん。あたしの口からそんな言葉が出てこないことの何がそんなに悲しいの?そういう人間て思ってんでしょ?何をそんな悲しんでるの?どんな口を期待してんの?もう手遅れだよ。あたしの口からはあんたに対する労りの言葉も感謝の言葉も出ない。こんな娘でごめんね。でも全部が全部、あたしが悪いとは思ってないから。今度は「あんたの学校での様子が分からない」。言いづらくしたのは誰?あんたじゃん。高1まであたしはあんたに学校であったことを伝えてた。言うのも楽しかったし、あんたが楽しそうに聞いてくれるのが嬉しかったから。でもあんたはそれをあたしと喧嘩する度出しにした。「学校で馬鹿ばっかやって」。「友達と馬鹿なことするために学校行ってんの?」。「あんたと似たような馬鹿な友達」。「行事の日程しか把握してない」。「行事関係だけに力入れるんだから」。うんざりだよ。だから決めた。「もう学校のことは言わない」って。だからあたしは文化祭や遠足とかの日程聞かれても「知らない」って言って知らない振りをした。もう学校のことは一切話さなくなった。友達のことも絶対自分からは言わない。なのに何?留学中の写真を見せろ?ふざけんな。こっちが楽しく説明してもあんたたちの口から出てくる言葉は「遊んできただけだった」の一言だろ?分かってんだよあんたちが言おうとしてることなんかさ。あたしの苦しみなんか知らないくせに!あたしが毎日死にたいって考えてた時期があったことも知らないくせに!何にも知らないくせに!

yahoo!

前の記事で暗いこと書いたけど
明後日からは旅行!
亜季に会える!…いや、1日目は
会えないのかな、確か。
亜季に会えるのも楽しみだけど
亜季以外の留学生に会えるのも楽しみ!
まじで去年の留学生は
クレイジーだった!最高!
早くみんなに会いたーい!

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あたしがいかに親不孝者かってことぐらい分かってるのよ。あたしたちは親子だけど、離れてる方がいいの。亜季にも言われた。「根本的に合ってないんだろうね」って。「そうか、そういうことか」ってやけに納得した。そうなの、合ってないのよ、あたしたち親子。親からするとあたしの考えってすっごく甘いのかもしれないけど、全部否定するよね、あたしの考え。親と離れるにはちゃんと自立しなきゃね。学費も寮費も何もかも自分でしなきゃだめだ。それかいっそのこと…ほんとに大学やめちゃうよね。
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