11月12日 23:01
来たれ東京! ポッキーの日



「おお、噂の東京駅か……ん?右が本体……?がに股じゃぶぐふっ((殴られた」

僕「黙れ。素だったんだよ」

「ひよこおああああ!――どうも如月です。昨日れなたんと念願の東京駅行って来た。てか東京→上野→浦和→南浦和→大宮行って来た。れなたん連れ回してごめぬん」



「まず出たところが凄いです。本体さんを構成する要件として私達とっても!欧米風建築が大好きなのですが……恭介さん、その場にしゃがみ込んで下からのアングルで天井をぱしゃり。その場にカメラ撮る人は沢山いたのですがしゃがみ込むまでしたのは如月さんだけだったのにれなさんが『ガチじゃん!』と仰天なさるという」

「時に大胆……それがこいつという男なんだ」

「え、何その紹介ハードボイルドっぽくてかっこよくないか。――まあ皆さんどうせ俺がやると馬鹿にしかしないんだろうが、良いか?しゃがんで撮るとより全体が撮れて美しいんだぜ?」

「大胆かつ図々しい恭介はちょっと場違い過ぎる高級感溢れる東京駅のホテルにも尻込みするれなたんを連れてin。ただし二回道を曲がっただけであまりの高級感に退場。やはりハードボイルドではなくハードボイルドチキンだった」

「何だそれ。堅くて茹でたチキンって美味くなさそうだな。――俺達は店散策より昼食を優先しいざ東京駅一周。お揃いのものを買いたいとれなたんが提案。何にしようと色々考えつつ飲食店を探して駅ナカのビルを見るが東京お値段過ぎて退場。東京チカラ飯の看板がある俗っぽい通りを発見し、縋る思いで通りに行ってみるとなぜかお菓子のまちおかが。偉く感動して俺が東京駅来て最初に買ったのは地元にもあるお菓子のまちおかで、しかも2コで105円のメントスだった。何やってんだ……俺」

「もぐもぐ……完熟りんご味とか初めてです。ぷまいですねえ。レモンも最高のお味です」

「あの女は満足してるみたいだぞ」

「なら良いか汗。――で、980円で飲み物→前菜→パスタ→デザートの一応のコースを食べる。れなたんが俺がアラビアータ説明したげたら『流石』と褒めてくれた(俺は一応レストラン勤務なので若干料理用語をかじっている)。アラビアータなんてしわい説明じゃなくてもっと難しい質問でも答えられたのにw」

「いやあのメニューだからアラビアータしか聞きようがないでしょう」

「ちなみにホタテと和ハーブのクリームスパゲティがメイン料理だったが凄く美味かったぞ」

「デザートのガトーショコラめちゃ生チョコっぽかったよな、来たれ東京!――時に俺は店を出ようとお金を払って出たは良いが出口を素通りし、れなたんとトイレにたどり着き爆笑。れなたん曰く『(お金払った後に出口を素通りする俺らを)お店のお兄さんガン見してたよ』……まぢかwせっかくだからトイレに入ると宣う俺に『やっぱり恭介くんはトイレに愛されてるね』と謎の感想を漏らすれなたん。そして、事件は起きた」

「れなさんより先にトイレを出た如月さん。『ガタン、ゴトッ、いってー!ッハハハハハ!』騒音の後に一人で爆笑。何事、と見れなかった動揺なさったれなさんの為に説明しますと、恭介さんは個室出たところの段差に気づかず転び、何故か盛大に右膝をどこかへぶつけ、一連の流れに自分で爆笑したのでした」

「後にれなたんは『恭介くんの笑い声怖かった』と吐露している」

「とりまレストランを出てORZOへ。れなたんがORZOをOZMAだと今朝まで勘違いしてたらしく噴いた。東京駅観光スポットだと宣わっていたがこの場所、ほぼ飲食店しかないのである。従って俺ら食事済ませたばかりだし俺が念願の傘を買っただけで終了。ちなみに、この傘狙ってたレース付きではないが柄が!イギイギしたやつになんだ!近衛兵くんとビッグ・ベンとよく分からん建物が描いてあって目茶苦茶可愛い。傘ぶっ壊してから池袋赤羽と傘を追い求めて来たが良いものがいまいち見つからず……と思ったらORZOでドストライクが三つもあって迷ったわー。服に合わせ辛いけど一番イギイギしてるやつにした◎本当かわゆい。流石東京おしゃんてぃー!来たれ、東京!」

「話は元に戻りますが、お揃いのものを買いたいけど東京駅で良いものが見つからず……てな訳で急遽東京巡りツアーに。埼玉県民にはお馴染みの最終地上野へ。れなさんはよく『恭介くんはいちいち言い方が面白い』といまいちよく分からない褒め方をしてくれますが、恭介さんが常磐線の色を見て『あー、いい色してんなあ……』とどうしようもなくくだらないこと呟いてたらやはり笑ってらっしゃいました。――上野の駅ナカのお店でお揃いのものを散策。ここで大いに意見が食い違うことが判明(論外組は昔からそうでしたが全く好みの合わない集団なのです。ラーメン屋に8人で行ったら合わせてもないのに8種類別のラーメンが運ばれて来たという=誰も味の好みが合わなかった)」

「身につけられるキーホルダー的なものを推すれなたんに対し、実用的なものを推すあの女と恭介」

「あー、ポケットティッシュ入れとか今私の中でナウでヤングなのですが」

「え、何マトリョシカ!マトリョシカの爪磨き良いな!」

「この小鳥さん仕様洗濯挟みとかどうですか?」


続く



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