Raining

連絡をもらうだけで、あんなにも手が震えて身体が冷たくなる
心臓を鷲掴みされたような痛みが走る

本当は嫌だった
でも、わがまま言ってごねて困らせたくなかった
最後くらいは聞き分け良くありたくて
本当に嫌われていないなら、そのままでありたいと思ったから


頭のどこかでは、いつかこうなるとわかっていたのかもしれないね

君が優しいから
私が弱いから
君があたたかいから
私が愚かだから

だからきっと、頷いたのだろう



一番大切な、赤の他人の貴方へ

時期が時期だけに、追い込まれてる感が最近は増してきた



自分の仕事、すべきことを忘れていた
電話越しに言われて、思い出した

でも、どうすればそうすることができるのか
自分のことすらも教えてもらわないと何一つできない、小さい子供と一緒なんだ


だけど、だから
せめて自分の好きなことは忘れないように
押しつぶされないように、少しでも"　　"に近づけるように
時間のあるとき、そうしたいと思ったときに、

音楽を聴こう
本を読もう
ペンを手にとろう

ひととひとの間にあるもの

それはきっと空気で、壁で、さまざまな感情で、強い絆で、弱い糸で


嫌になることも多いけど、最後には繋がりを大切にしようと思える人でありたい、なんて
思うだけ、



自分が怒るのはいつだって悲しいときなんだ

小学生の時の全校合唱でだったかな
きみとぼくの間にいろんな花を咲かせよう、って内容の歌を合唱した記憶がある
たしかたんぽぽとか、ひまわりとか

当時合唱したものはどれもうろ覚えだけど、この歌だけは、好きだったっていう印象が残ってる

どうしてだろうね


もっと大切ななにかは忘れちゃってるかもしれないのにね

知らないことが多くて、
自分は何を知っているのか、疑問に思う今日この頃
知らないことしかないんじゃないかとさえ感じる


知らないこと、無知なことは罪か？
そう訊かれたら、どうだろうね

無知は罪ではないけど、知らなかったと言い訳するのはあまりいい気はしない

そう思うのは、自分が無知だからか