「カターノか?」
王様が、そう問いました。

ふと見てみれば、いつの間にやら 年老いた男が、大分 王様と離れた場所で控えています。

「ええ 陛下。恐縮ですが、お時間を少し
いただけませんでしょうか?」


話題:『王子とサカナ』