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E=mc^2


‘無から有を生じる’らしい。

蓋付き、からっぽの試験管を見せたところで其処には空気が有るではないかと、そういう了見が、宇宙の真理に一番近い様子でして
上の説も好きなのですが、そろそろ
無敵 最強 厭きてきやしませんか 寧ろ
有から生じる無の夢想 無限なんて無いと
実は限られ命の連鎖こそが無限に見えるだけだとしたら合理的ではないですか?

教えてほしい事がありまして
それは、考える速さの限界についてなのですが、こっちで聞くには光の速度を超えたとか、むこうでは電気信号より遅いとかで、それはもう諸説色々とあるようで、中でも最も有力な説は、白衣の教授が

黒板に1つきれいな円を描いて生徒に問う
「円周率とは何処か」と
小数点第百億まで求めても割り切れなかったπとは一体、この円のどこの事を言っているのだね?と。一人の子供が手を挙げ、教授にチョークを貰い、黒板の円に補助線らしき多角形が次々と書き足されていくのだが、途中でチャイムが鳴って中断してしまい、それきりだという。

下校時、私はあなたみたいな人が一番好き。それでは私に限りなく似た誰か別の人が一番では?と小首を傾げてみせる。
無限が限りある有限を絞り出して消える
なんてのはもう無限じゃないし
有限は己と同格かそれ以上の無限を保有する事は出来ない
つまり、ここはビー玉の中って事
それを夢想と知るならば
有限が幽幻が 見えない自分が王様でしょう

天秤の皿は傾くか


細胞に宿る記憶があると聞いた
自転車の乗り方 箸の持ち方 泳ぎ方

最初から宿っている記憶もあると云う
可笑しさ 悲しさ 心地良さ
何を そう思うのかという心

火蜥蜴を見たらしい
シッポが千切れていたそうだ

「シッポも燃えていたのかなぁ」と少年
口を尖らせ拗ねたような物言い。
切れたから燃えちゃったんじゃあないかなと軽く適当に応じた、僕は蛍のが好きだな。
「熱くないかな痛くないかな」我が身を案ずるみたいに本当に心配そうだったから
一緒に探すか?と軽口が滑った
もとから痛い人もいるのに
けして消えない痛みもあるのに
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健全化少女

進化の歩みに従いまして人の背骨は伸び軋み 儘に任せば反り返り 夜 目先の星空をも欲する形相

行者 一閃を突き付け 仙僧に問う
「闇夜の星屑を掌握したく候」

僧曰く 常闇あらば煌めけど日照る常に残留の趣なく、されど天照も偏に同じ
人世に常無く心得る行に宿る
一言「座れ」と

ならばと行者は僧を切り捨て、時代の血海に新たな一滴を落とす



歴史を捨て去る為に背負い込み
次第に重くなる後ろ盾に縋りつき
気付けばアナタも後ろ盾
そんな類の妖怪が居ても可笑しくない

少女は百鬼夜行絵巻を閉じ転がし
灯りを消して床につきました。
夜空いっぱいに輝くお星さまたちを
ぼうっと見つめながら
この星空を欲しいと思える心が欲しいと。

俗答:頭上の草履を履き歩く

神が人間を創ったらしいけど
人がいなきゃ神の概念は存在しない

神様は御身の姿に誂えて
人間を創り賜った
なんていうのは笑い話
本来 神という虚像は所詮 人間の未来像 人類が到達すべき目標
故に 崇め慕い敬い畏れ 全能 万能 全てを統べて そしてやはり 何もしない

お世話になりました、
小石のような人々。

地球「害」生命体である人間が正気を保つ為の狂気こそが神様
チャチで悲しいロジック
弱肉強食 食物連鎖
神に遣える天使達
頭上の環っか なーんだ?

遠くの蜃気楼を神に例えて
近くの他人を自分に例えて
希望は足元に転がって 止まる
気付かず 通り過ぎたら僕の勝ち
拾い上げてそれでも なぁんだと 投げ捨てられたら 僕の負け


血塗れで嗚咽のうちに産まれてきた

いい勝負だよ

禅問:頭上の草履を履き歩く

オペレーター「あなたは神様を信じますか?信じませんか?それとも、神様を信じる人を信じますか?もしくは自分を 信じますか?」

声「そもそも信じるとは何ですか?」

オペレーター「…………。」

声「では、あなたは鉛筆を信じますか?味噌汁を信じますか?富士山を信じますか?怒りを信じますか?鼻紙を信じますか?カサブタを信じますか?友情を信じますか?財布を信じますか?なんでもいい。そもそも、神とは信じるものなんですか?」

押し黙るあなたに声が告げる

声「あなたは神の存在意義について考えた事がありますか?」
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