さよなら


おにーさんに、「もう会いません」と言いました。



この前ちょっとだけ揉めてから、なんだかメールもどこかよそよそしくて。

「お疲れ様です」

『お疲れ様。』

「忙しいですか?」

『今週末には落ち着いてくれるといいんだけど』

「寒いので体調に気をつけてください」

『京ちゃんもね』


はい、会話終了。
いつもなら、それ以外にもはなしたのに。

でもそのあとに、

『まだ怒ってるの? 』

「怒ってません」

『じゃあ拗ねてる?』

「拗ねてません」

『女って難しいね』


って送られてきたのに対してなんだか無性にイラっとして、「もう会いません」と送ったんです。(最近は本当に機嫌がよくないです、私)

向こうからしてみたら、『なんだよ、いきなり!』と思っただろうなぁ。

私がワガママなのは十分承知してますが、16歳も年上ならそこでカッとせずに、私がいまいろいろ忙しいのも知ってるはずだから、うまくなだめてほしいというのもなくはなかった。



結局私が二股していたように、おにーさんにとって私はそんなに大事な存在じゃなかったのかな。簡単にさよならできたのかな。

そんなこと思うと、もう気持ちはどっかへいってしまっていても、涙がでます。なにか縁をもった人とのさようならは、悲しいです。


そんな感じで、もう会わないのでしょうか、ね。わかりません。でも、これでちゃんとしょうくんに向き合ってもいいかな。