gorilla journal

先生には話しました。でも「手も足もゴム風船みたいにむくんで痛くて大変だったんです」と今更いくら訴えても説得力の名残はどこにもないわけで……「そういうものだよ〜」と言われて終わりました。血圧も普通、むしろちょっと低いくらいだったので問題なし、と。
まあ私の気にしすぎなんだろうし、治ったんだからいいじゃんと言われたらそれまでだけど。
対処法も教えてもらいました。むくんでる時はむやみに動いたらダメだったんですね……体を動かしたほうが代謝も体力も改善するんじゃないのかなーなんて勝手に思い込んで散歩したりドライブしたりがっつりめの家事やったりマタニティヨガやったり(重い腰を上げてようやく始めたと思ったらこのザマ)ごりごり動こうとしてた……で、最終的に動けなくなってた……そういや妹からの電話でも同じようなことを言われたなあ……つまりあの苦しみは私の自業自得だったと。これだから情弱は。

塩分控えめも心がけるようにします。今まではたかをくくってそこまで気にしていなかったので。いよいよ自業自得感がすごいけど、美味しいものは塩と油でできている派の人間なので好きあらば塩辛いものと脂っこいものばかり食べたくなるけど頑張って控えます。
特にラーメンとポテチは控えたほうが尚可と言われて早速心が死にそうですが、頑張ります。

赤ちゃんは元気でした。およそ1610グラムと相変わらずでかめ。というか一ヶ月で体重ほぼ倍増ってすごいなあ。超高度成長期。
身内にビッグベビーはいなかった？と聞かれましたが、もし心当たりがあるとすれば私自身くらいです。それでも平均よりちょっと大きい程度だったと思うんだけど。親から聞いた限りでは。
あんまり大きくなりすぎても大変ですが、臨月の頃には平均くらいのサイズで収まっていることも多いそうなので、お腹越しに注意深く見守っていこうと思います。

それから入院前の準備や一時金についての説明を受けました。こんな具体的な話が出てくる時期なんですね、8ヶ月って……なんか緊張してきた……。




最後にすごくどうでもいい話。
前からずっと思ってたけど、担当の先生から高田純次的なマインドを感じる。
そして担当じゃない方の先生からは更に強い高田純次みを感じる。同時に若干綾小路きみまろ的なセンスもそこはかとなく漂っている。
この病院が田舎ながら結構評判の良いところだというのは重々承知で、実際いいところだと実感してはいるんですが、同じ産院で産んだ人達が口を揃えて「あの病院色々すごくない？」と言うのが、なんかすごい。何がすごいって、ノリがすごい。
確かに先生も看護師さんも総じて雰囲気が緩い。個人的にはリラックスできるし結構好きなんですが。「お盆に田舎のお爺ちゃんの家に行ったら親戚のおじさんおばさん達が既に集まってて昼間から酔っぱらってわいわいやってた」みたいな、あの懐かしい雰囲気です。もしくはドリフ。古き良き昭和がここにある。
機材の調子が悪くて先生とベテラン看護師さんが大声で口論してる場面に出くわした事があるけど、それすらコントみたいで面白くて笑ってしまった。ある意味頼もしい。

こんなことをつらつら書いてたら例の美容師さんから「あの適当な先生に体重を注意されたって余程やばいんじゃないですか？」と言われたことをふと思い出し、今更ながら戦慄してます。いやでも今は体重セーブしてるし……なんか知らんけど二キロ落ちたし……大丈夫だと思う……これから頑張るし……。