スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

とりあえず、ひと山。













盆ジュール。














あ、もうコレが言いたいがために出てきました。
盆ジュール
盆ジュール
最終日に間に合ったわー。
ふー、必死。
えぇ、コレ去年も言いましたけど?
すべッてる雰囲気とかビシバシ感じてますけど?
間に合えばあたし的にオッケーですから。












えー。
7月下旬に、うちの兄貴が胃ガンの手術したんですよ。
んで、術中は必ず家族が待機してなきゃいけないですし。
胃ガンって事で家族みんなナーバスになってますもんで。
かく言う私も、確かに動揺してましたから。
手術前日から実家に帰っておりました。











幽門側胃切除及び周囲リンパ節廓清という手術でして。
胃ガンの手術としては一般的なものらしく、胃の2/3と、周りの怪しいリンパ節を取っちゃいますよ、という手術だそうな。
普通の人であれば4時間ほどで済む手術ですが、うちの兄貴は100kg超級の井上康生もびっくりレベルな巨漢なもんで、5時間…いや、6時間。もしかしたら7時間くらいかかるかも、と執刀の先生が仰ってました。












んで、やっぱり。
術前の準備や麻酔の時間を含め11時間を越える手術となりました。
術後、執刀された先生から説明がありましたが、とにかく太り過ぎで脂肪との闘いとなり、とても大変な手術でした、と。
ご家族全員で生活習慣を見直して下さい。
あの、お母さん、笑い事じゃないですよ(母も肥満)、と。














母、凍る。















良く言ってくれた!!
私がどれだけ「運動しなさい」「間食を控えなさい」つっても聞く耳持たない母と兄。
そういう生活が今の兄貴の体を作ったんだ、病気の治療を難しくしてんだ。












母、凍った後に「痩せます!煙草も止めます!」って、泣いてました。















術前には、もしかしたら開腹するかも、と言われてましたが、長い長い時間をかけて腹腔鏡で摘出して下さり、術後のADLも問題なし、2週間で退院し職場復帰も早そうです。
病理検査でリンパへの転移も認められなかったようで、兄貴は小分け食で生活しながら、今回の入院で判った高血圧症と糖尿病の治療も続けることになりました。













生活習慣病と胃ガンとでいつ死んでもおかしくなかったですよ、と先生に言われた手術直後、ストレッチャーでICUに運ばれる意識朦朧とした兄を見た時には、あぁ、兄貴は本当に死ぬかもしれん、私がしっかりさなければ、と、ちょこっと泣きそうになったんですけど、退院前に見舞った時には

「さくら、見て見て!兄ちゃんLINE POPで300万点超えたんやけど、裏技教えちゃろか?(  ̄▽ ̄)ケケケ」

涙を返せ。
つか300万点くらい出せるっつの。

















兄は先日、無事に退院しましたが、これからはもう少し頻繁に里帰りしないと兄及び母の生活が逆戻りしそうです。

病気との付き合いはまだ始まったばかり。
やや先が思いやられますが、先ずは手術成功で何よりの最近です。








































暑い中、重たい荷物引きずって













あづい。

暑いか蒸し暑いかしか無いここ九州よりお届けしてますけどね。
あ、ちなみに今現在は、蒸し暑いの方です。














今日はね。
いつもの通勤バスよりうんとラグジュアリーな場所から記事書きしてるんですよ、あたくし。
なんつーの?
あ、これが彼の有名なファーストクラス?
シートも広め。
窓に設えたカーテンもゴージャラス。
シートの後ろポッケには、旅まっぷ、なぁんて小冊子まで入ってる。
やっぱ、旅はこうでねぇとな。
普段、つか週5で西鉄バス乗ってっけど、やっぱ、旅の時くらい優雅な移動手段取りたいもんだ、んだんだ。



















って、なるべく思い込もうと必死なんですけどボク。
いかんせん、今日も西鉄。
西鉄高速バス。












あたし、一生西鉄傘下から抜け出せない気がする(泣)
















はてさて。
とりあえず、実家まで帰ります。
今年初ですね。
ま、昨秋ちょこっと帰ったんで、私にしては素晴らしい頻度で里帰りしてます。
兄貴の入院&オペだもんで。
オペ自体は、私がいようといまいと何ら変わらず粛々と執り行われるはずですが。

なんつーの?
正式な診断名とか。
何という先生が執刀するのかとか。
あ、兄貴は胃癌なんだそうですが、摘出するのが1/2なのか2/3なのか、とにかく私が気になる術前の情報を本人家族の誰も把握していないという、素晴らしきアバウトファミリーなんですよ、うち。

なんかもう頼りなさすぎて、絶対に入院時説明までには帰省しようと思いまして。
術後の説明までキッチリ聞いて帰ろうと思いまして。
1日半だけお休みを取り、ラグジュア高速バスに揺られておるわけです。















ではしばし、ラグジュアリーな高速バスの旅を寝て楽しみます。

ちゃお。





この物語は(わりと)ノンフィクションです
















うっかりにも程がある。

前回に引き続き、歯医者前夜にキムチを食べてしまったさくらんぼ二等兵39歳です、さーせんさーせん。















キムチに手を出した経緯聞いたら泣きますよ?
ハンカチ準備いい?
部屋、暗くした?




















それは暑い暑い夏のある日の出来事。
日の沈みかけた藍色の空の下。
おじいさんは家族のために、最後の小銭465円を握りしめ、いつもの商店へ行きました。

おじいさんは考えます。
「病(夏バテ)にかかったばあさんに、何か旨い物を食わせてあげたいなぁ」

商店には色とりどりの食べ物が並んでいます。
「ばあさんの病(夏バテ)には鯛の刺身が一番だろうが598円か…。買ってやれねぇよ」
おじいさんは小銭を握ったまま困り果て、その僅かなお金で買える食べ物を探しました。

「仕方ない、つい2日前に食べたばかりだが、今日もこれで堪えてもらおう」
おじいさんが手に取ったのは、いつもの缶詰め。
いなばのタイカレー(イエロー)です。

「いくらばあさんが好きだからって、そうしょっちゅうじゃ可哀想だなぁ」
鯛の刺身代わりのタイカレー。
クイズであればニアピン賞でもあげたいチョイス。
おじいさんは小さな缶詰めだけを買い、トボトボと家に帰りました。

「ばあさん、すまねぇ。今日もコレで堪忍しておくれ」
いなばのタイカレー(イエロー)を器に移しレンチンすること1分。
おじいさんは申し訳なさそうに、その器を差し出しました。

「なんだいなんだい、またコレかい?あたしゃ確かにいなばのタイカレーはリスペクトしとる。100円ちょっとでこのクオリティーは間違いなく尊敬に値する。だけどね、じいさん。これじゃ完璧に野菜不足じゃないか。あたしゃ今、食べ順ダイエットで美の追求に余念が無いんだよ!
……ったく、あんたって人はホント使えないボンクラじいさんだよ!」

おじいさんは肩を落とし、おばあさんのために冷蔵庫を漁ります。
そこでおじいさんが見つけたのは、冷蔵庫の奥で光を放つ、「川越シェフお勧め!激辛キムチ」ではありませんか!

「ばあさん、ばあさん!川越先生からの贈り物だ!いや、コレは4丁目の曲がり角のお地蔵さんの仕業かも知れねぇ。だって、いつ買ったかの記憶もねぇんだから。お地蔵さんがそっと持って来てくれたんだなぁ。
ばあさん!キムチは間違いなく野菜だ!思い存分、食べるんだ!」

おばあさんは、お地蔵さんからの贈り物である過発酵(DE やや危険)なキムチを山盛りすくい取り、いなばのタイカレー(イエロー)に混ぜ混ぜして食べました。

そしておばあさんは、「黄色いカレーに赤いキムチぶち混むのゾクゾクするわぁ」と言いながらモリモリと食べ、「やっべ、明日、歯医者じゃね?」と薄々と気付いてしまうのですが……気付かなかったフリをして、大皿2杯のキムチカレーをたいらげましたとさ。



めでたし、めでたし。





















泣ける話やろ?

力無く暑中見舞い





















え?
眉間のシワから発せられる圧が凄いって?











どうも皆さんおはけこんばんちわ。
福岡の最高気温36℃という予報について、どの窓口で苦情を申し立てようかと考えておるさくらんぼです。












いやホント。
生まれてこのかた「不機嫌」をモットーに頑張ってきたあたしなんですけど。
さすがに不機嫌が在庫切れ。
朝イチから、いや、朝起きて家にいる間は全然よし。
我が家はおとぎの国ですから。
王子様とプリンス達との、あ、えーと、あの、おさーんとにゃんずの事ですけど念のため。
王子様とプリンス達との生活には不機嫌というワード存在しないですから。
だもんで、玄関出た瞬間から不機嫌さを全面に押し出すかたちで生きてんですけど。
なんつーの?
ペース配分とか考えてたら世界で戦えないじゃないですか。
スタートから全力の力出せるよう日頃から良い準備してるつもりですし。
最高のパフォーマンスをお見せする事こそ、ボクの使命だと思ってますから。
となると、朝から不機嫌さドMAXになるじゃないですか、やっぱ。
全力で不機嫌演出するじゃないですか、眉間とか使って。
最高気温36℃というピッチ上で。
声色も低音。
はぁ? とか、あぁ!? とか、低音で響かせてこそのあたしじゃないですか。
んでもう、猛暑の中全力で不機嫌でいるとですね。
なんでかな〜?
夕方にはまたしても、ジブリの国から抜け出てきたようなカオナシになっちゃうんだよね〜、夕方には。
不機嫌でいるための力が湧かない。
集中が続かず無為無力。





















不機嫌さの在庫すらもなくなる猛暑DAYS。

謹んで、お見舞い申し上げます。

兄ちゃん













あ、どうも。
昨日、生まれて初めてガリガリ君を食べたプヨプヨ君です。












う、うん、予想通りの味。




















私には年の離れた兄がいるんですけど。

年の離れた金髪の兄なんですけど。
金髪の巨漢の兄なんですけど。
総じて、つのだ☆ひろみたいな兄なんですけど。
















その兄が、癌を宣告されました。












昔からお相撲さんみたいにデッカイ兄でしたし、そりゃもう食べる食べる食べるで全く健康ではないだろうと目視で分かるレベルなんですが。













「おぅ、さくら。兄ちゃん、ガンで〜す!」

とかホントやめてけれ。
















まぁね。
家族全体が年を重ねてきて。
あたし自身も年中病気を持った人や家族と接してますから。
そろそろ両親も病気か介護の問題が出てくるであろうとは考えてましたけど。
両親を飛び越えて兄が癌になるとは、さすがに直近の起きうる課題として考えてはおりませんでした。












最終の検査は数日後なのですが、腫瘍マーカーの値は良くないらしく。
年齢も若いし。
ちょっと心が苦しいです。
















この兄については、こんなブログでは書き綴れないほどの確執というか、過去というか……。
私が真っ直ぐに人を信じなくなった元凶たる人物と位置付けていた事もあるほどの 人でして。
いわゆる「お兄ちゃん子」では決してありませんでしたし、存在しない人として音信不通だった時間も長かったです。
両親共に兄の事で泣き、憔悴し、いろんな方々に謝り、家族全体がバラバラボロボロになり。
年が離れているがゆえ当時はその問題のかやの外に置かれていた私ですが、両親が力無く肩を落とす様は、真っ暗闇に一人取り残されるような気持ちになり、恐ろしくて仕方ないものでした。
















時間が経ち。
私自身も人生紆余曲折し。
世の中そんなに幸せで充ち溢れてはおらん。
よそ様はもっともっと苦労してる。
人生、立ち止まったり間違えたり逃げたり。
生きるって簡単じゃないんだ、と理解するようになった時には、兄も同じように回り道して家族の元に戻って来ていました。














今やっと。
兄はよそ見せずに頑張るようなり、両親からも頼られる存在なっていたようですが。
















めでたしめでたし、とは行かないのが人生。
今後は病気との戦いです。





















「おぅ、さくら。兄ちゃん、負けんぞ!」

そだね、兄ちゃん。
兄ちゃんが頑張るならあたしも応援するわ。
とりあえず近々そっちに帰るから、今後の作戦立てようぜ。
























兄と初めて、何かに取り組める気がします。

←prev next