もし、わたしが闇の中に深く深く落ちていったとしても、あなたの声だけはどこにいてもわたしに届く。
わたしをまっすぐに見てしっかりと抱きしめてくれるから。
どんなにみっともなくて弱い姿でもあなたはわたしを愛しいと言ってくれる。
きれいだと言ってくれる。
あなたの愛が伝わる。
あなたがいるから、わたしはちゃんといるべきところにいられるんだ。
あなたにとってわたしもそんな存在でいるからね。
あなたを守るからね。
どこからともなく不安はやってきて、目の前が急に暗くなって寒くて怖くて泣き出してしまいそうになる。
でもあなたがいる。
わたしにはあなたがいる。
あなたがいるから、わたしの不安もどろどろした感情もあなたはやさしく受け止めてくれるから、大丈夫って安心させてくれるから。
わたしは大丈夫だったの。
これからもきっと大丈夫だと思う。
あなたがほんとうにすきだよ。
今なら、あなたと過ごす、あったかくてやさしくてしあわせな未来を思い描けるよ。
休日の朝は、のんびり起きてトーストをかじりたいね。
手をつないでゆっくり散歩なんかして。
日の光も風も青空も全部心地よくて。
そんな未来をふたりでつくろうね。
声だけじゃ足りないよ。
もっと確かなものが欲しいの。
あなたの体温
あなたのにおい
あなたの肌や髪の感触
あなたの瞳
全部手にしていた日があったことすら忘れそうだよ。
ひとりに慣れてしまいたくなんてなかった。
あなたといつも一緒が良かった。
週末は二人で過ごしていたかった。
さみしい、なんて感じる隙がないくらいにあなたで満たされていたいよ。
もう待てないよ。
そんなこと言っても仕方が無いから距離も時間も私たちに味方してはくれないから。
限られた時間の中であなたとふたり一緒にいられるしあわせを噛み締めて。
そうして満たされない思いをどうにかつないでいってあなたの分だけのおおきなおおきな隙間を埋めていって。
そうやってふたりでここまできた。
会えなくてもいつでもつながってた。
ねえ、足りないよ。待ちきれないよ。
あなたもそうでしょう?
わたしたちのおもいはひとつでしょう?
会いたいよ。