興が乗ってきたのでまたまたダブルクロス3rd考察。
〜リアクション考察@〜
3rd環境ではリアクションの在り方が大きく変わりました。
「受け」と「回避」が、「ガード」と「ドッジ」になりましたね。
一番大きな変更点は、やはりガード(受け)が判定無しになった事ではないでしょうか。
今回はガードから考察していきましょう。
◇ガード
2nd環境では対決判定で勝利しなければ発動できなかったガードが、3rdでは自動成功になりました。
これってどういう事かと言えば…
単純にクリティカル値を下げるエフェクトとダイスを増やすエフェクトを組み合わせなくていいという事です。
2nd環境と大きく違うのはガードを発動し、効果的な恩恵を得る為に上昇する侵食率が約半分ほどになるような状況になっています。
また、HPが全員20以上となった3rdの環境では、ガードを選択することで、一撃で戦闘不能にならない確率をかなり高くすることができます。
ガードの有効性は2nd環境と比べると各段に上がったと言い切れます。
しかし、ガード使いは2ndのときと同じ戦い方をすると痛い目を見ます。
2ndのガード使いは、侵食率が100%を超えるまではリザレクトで耐え、100%を超えてから上がったエフェクトレベルに願いを託したガードというかなりストイックな戦術が要求されました。
何故ならクリティカル値を下げるエフェクト、ガード値を上げるエフェクト、ダイスを増やすエフェクト等を組み合わせなくては先ず敵の命中判定の達成値に届かない。
その為、一度のガードで侵食率が6〜11程上がるのを覚悟しなければいけなかったのです。
これはタイタス復活による自律判定のダイス一個あるいは二個分に相当する為、当然リザレクトが使える100未満ならリザレクトの方が約50%の確率でお得になります。
しかしHPが2ndよりも高い3rdの環境では、100%を超えてから一桁のHPで戦うより、最初から侵食率3〜6くらいの組み合わせでエフェクトを使ったガードを行った方が状況的にはかなり有利になると思います。
100%超えのときにHPが沢山残っている状況を作りたいからです。
カバーリングとの組み合わせも考えると、ガード使いはパーティーのロイスを守る極めて優秀なキャラクターになるはずです。
しかしそう喜んでもいられません。
強すぎる物には必ずストッパーがかかるのが世の常。
ガード無効化エフェクトの存在を忘れてはなりません。
2ndのときにはリアクションをさせなくする《獣の王》とリアクションのエフェクトレベルを下げる《バリアクラッカー》くらいしかガードをこじ開けるエフェクトはありませんでした。
しかし3rdではガードできなくするエフェクトが4種類以上あります。
ただし現在、RC、交渉攻撃にはガード無効エフェクトはありません。
よって白兵、射撃で攻撃してくるキャラには注意が必要です
それと、バッドステータス「暴走」中はリアクション自体ができませんし「重圧」中はガード値を上げるオートアクションのエフェクトが使用できないのでこちらも注意する必要があります。
特にガードに秀でているシンドロームは以下の通り。
◇バロール
LV個ダイス分ガード値を上げる《グラビティーガード》や切り札になる《魔神の盾》、更に攻撃してきた相手にHPダメージを与える《暗黒螺旋》など、ガード使いにはたまらないエフェクトの宝箱。
ただしカバーリングエフェクトは無いのでクロスブリードで。
◇ブラックドッグ
カバーリングエフェクトもあり、LV個ダイス分ガード値を上げる《磁力結界》、固定値でガード値を上げる《球電の盾》、更に切り札の《電磁障壁》と、ガードエフェクトの宝庫。
◇キュマイラ
LV個のダイス分ガード値を増やす《イージスの盾》やHPを増やすエフェクト《巨人の生命》が強力。オートアクションでバッドステータスを予防する《獣の誇り》も見逃せない。
◇エグザイル
ガード値が高い《骨の剣》、カバーリングできる《崩れずの群》、離れた仲間をカバーリングできる《命のカーテン》、更に《スプリングシールド》・《ゆがみの体》は効果は低いものの、上昇侵食率も低い。
◇モルフェウス
カバーリングエフェクトを持ち、《シールドクリエイト》でガード値の高い武器を作成できる他、更に《ダブルクリエイト》や《フォームチェンジ》で武器のガード値をかなり上げることができる。ノイマンの《八重垣》と組み合わせて使うと…。
◇サラマンダー
カバーリングエフェクトはもちろん、比較的ガード値が高い《氷炎の剣》や、ガード固定値を上げる《氷盾》、《灼熱の結界》など、安定感がある。《蒼き悪魔》でガードしながら攻撃も。
3rd環境ではガードが活躍する機会が増えたと思いたいです。
次回はドッジについて考察