この大空に、翼を広げ

話題:忘れられない夢

肩甲骨がね、こう、にょきって皮膚を突き破って伸びていって、表現よく分からんけどとにかくそれが最終的には大きな大きな翼になる。真っ白い翼に。

三週間かかったんかな。その翼になってく過程かなりリアリだったし、痛みもあった。

私は五階建ての団地に住んでて、部屋は五階の一号室。で、ある日。多分平日の朝なんだが、ベランダから飛び降りるんだ。でも別に落下とかしなくて、私は背中の翼を使ってちゃんと飛んでる。

空を切る感覚や、肌で受ける風、匂い、音、何もかもがリアルだった。

目が覚めると、体がすごく軽かった。夢の中の私が感じてた翼の重みが無くなったせいだと思う。

リアリティの欠片もない内容なのに、けれどどうもそうとは思えない。そんな夢。

正直あれは正夢になってもおかしくないと思ってる。や、多分願望半分だけど。