話題:ニュースを見て思ったこと


広島の土砂災害が大きなニュースになっておりますが
昨夜実家の母と電話で話しました。
うちはもっと下流の方なので被害はゼロでしたが、やはり風雨、そして雷等凄かったらしいです。

んで。

「あんな横なぐりの雨が降ってる真夜中に、避難勧告とか避難指示が出ても外に出れんよ」

「……確かに」

「田舎みたいに役場からの放送が各家庭に流れるようになってないし。気付かん」

「……だね」

避難勧告を出すのが遅すぎたんじゃないか?って意見もありましたけど。
想像してみてください。
台風に例えたら、かなり接近していて、雨も風もひどい状態。
家から一歩出たら、もう全身びしょぬれは逃れられない。
そんな時に避難所までどのくらいの距離があるか分からないけど……移動、できます?
移動は車だとしても、車に乗るにも屋根付きガレージまで濡れずにいける人以外は間違いなくびしょぬれ。

命が助かるなら全身濡れるくらいどうってことない?
えぇ、えぇ、そりゃもちろんそうでしょう!
でもさぁー。実際逃げられます?
うちなんか小学生と保育園児がいるし。
もっともっと小さい子がいる家庭もあるでしょう。
本当に逃げなきゃまずいところに住んでる人は、こうなる前に自主避難しなきゃダメなんじゃない?

ただ、今回の件は地元住民も「まさか……」と思っていたようだしね。
なかなか難しい問題です。

そういうことを言っていても「逃げなきゃ死ぬぞ!」って場合なら言葉通り死に物狂いで逃げるんでしょうが……
市の避難勧告(指示)がもっと早く出ていたら……というのは、どうなんでしょうね?
防災の認識が甘かったのはもちろんだけど!
こういうのって『後からなら何とでも言える』と思うんだよね……。

断水、停電も起こっているみたいだし。
避難所生活は未体験だけど、真夏に大勢の人が集まった場所にいるのはキツイよね。
まだ行方不明者の捜索が続いているし、普段どおりの生活にはなかなか戻れないだろうけど
早期の復旧を願いたいです。