転職の理由が年収アップだという方も多くおられることでしょう。
転職によって年収が上がることはあり得ることです。
ですが、逆に年収ダウンの可能性も否定できないことを十分理解しておく必要があります。
年収のアップを成功させるためには、どれだけ年収の高い仕事をゆっくり探すことが可能であるかが大切なカギとなります。
異業種に職を変えるのは難しいと考えている人が多いですが、実際のところはどうなのでしょうか?結論から述べますと、これまでと違う業種に就くのは簡単ではありません。
同じ採用試験に経験者と未経験者が来た場合、採用担当者は経験者を選択しやすい傾向にあります。
ただ確実に無理というわけではないので、努力の仕方によっては異なる業種に職を変えられることもあるものです。
転職活動を始める時にまず記入する履歴書では、職歴を読み手に伝わりやすいように記入しましょう。
どのような業務をしてきたのかが伝われば、新しい職場に馴染み、力を発揮できるか、担当者も書類選考を行いやすくなります。
さらに、顔写真は意外と重視されるもので、街角の写真ボックスなどではなく、撮影スタジオで、撮ってもらうのが良い、と言われています。
記入している途中で間違えてしまった時は、訂正するのではなく、もう一度書き直しましょう。
焦りながら転職活動を行うと、職を決めることを優先してしまって、つい年収の事よりもすぐに働ける仕事を選んでしまうこともあるでしょう。
その結果、前歴よりも収入が悪くなることもよくあります。
これでは、何のために転職したのかわからなくなります。
所得を増やしたいと思っているのなら、腰をすえて仕事を探さないといけません。
転職のためにアドバンテージとなる資格もあることですし、まず取得し、それから転職するのがいいかもしれません。
異業種に就くことを目指すのであればなおのこと、経験者ではないのですから、他の志願者にはかなわないので、その業種において使える資格を取っておくといいのではないでしょうか。
資格があれば絶対に採用を勝ち取るわけではありません。
2021-2-1 23:00