としキングの戯言

今寝たら、このまま目覚めなきゃ良いのに。
そう思う事が最近増えた。
昔は、寝て目が覚めなかったら…。って思うと眠られない事もあったのに。
今は、どうしたら死ねるのか。とか、そんな事を思う事が、日に日に増えてる。
とうとう、心が折れる所まで来たんだな。
どうにか、誤魔化しながら生きてきたけどな。
なんの楽しみも、なんの夢も、なんの目標も無い、そんな日々を毎日送ってたら、そりゃあ、心も荒むさ。
夢も自由も結婚も子供も仕事も全て諦めた時から、こういう日が来るのは、薄々感じてた。
もうそろそろ、限界かもな。

いかん；
やみ〜なんかな。
知らない誰かに構って欲しくなってきた。
はぁ；完全に廃人化が進行してる；

色ある物は闇に置かれれば、色を失い、程よい光りを受ければ、そのものの色あいを放ち、まばゆい光りを受ければ、白く光る。
そのままの姿を保つには、程よい光りを受け続けなければならない。
僕は今、闇の中で自分を見失っているのかも知れない。
程よい光りを探して、さ迷いながら、闇から抜け出せずに、このまま行くのだろうか。
一筋の光り。
いつか見つけられるのだろうか。

もう二度と戻らない過去にしがみついて、錆び付いたままの心。
軋みながら錆を砕いて、ギリギリと動いてくれれば、まだ良い。
でも、今は錆び付いたまま動きもしない。
いや、今ではない。もう十年以上動きもしないまま、止まったままの時感。
このまま、歳を重ね、ただ朽ち果てるだけの人生で良いわけない。
動け！動いてくれ！
やりたい事がないままでも良いじゃないか！
動いていれば、何かを見つけられるかも知れないじゃないか！
動け！動いてみろ！
腐ったまま、老いさらばえるなんて、惨めな人生選ぶなよ！

４２歳独身。
両親と同居。
仕事無し。
彼女無し。
毎日、何もせずに家に居る。
痴呆の親父に苛々しながら、感情を抑えて、どうにか宥めすかして、平穏を装う。
このまま、老いた両親の最期を見届け、自分も老いさらばえるだけの未来。
何の楽しみも無く、何の希望の無い未来。
兄弟は、それぞれに家庭を持ち、そこそこの幸福を手に入れているのに。
なぜ、自分だけが。
これも人生なのだと受け入れるしかない。
漆黒の闇に沈むなら、いっその事、生まれて来なくてもよかったのに、自分を呪う毎日なんて、惨めもいいとこだよな。