嫌いになるにはもう少しで、好きになるには程遠くて
朝のニュースはいつも全く頭に入らない。どうでもいい他人の恋愛沙汰や、目を覆いたくなるような残虐な事件。溢れ出して止まらない情報を全て受け止められるほど、あたしの頭にキャパはない。
そんな、ただ垂れ流しているニュース番組の中で、中の上レベルの女性アナウンサーの「明日から12月」というその一言だけ鮮明に聞こえた。
去年も千早と葉月と早いねって話しながら年を越して。今年も早いねっていいながら2019年を迎えるんだろうなあ。
嫌いになるにはもう少しで、好きになるには程遠くて
今日はあたししか知らない、あたしだけの特別な日。この地球上のどこかにいるあの人がただ幸せであることだけを願う日。
1年で1度だけ、今日だけはあのきれいな思い出に浸ることができる。
好きなキャラ
故人だけど、銀魂のミツバさん。きれいで、優しくて、少し天然で。漫画でもアニメでも大好きなキャラ。少年漫画で好きな女キャラってあんまりいないんだけど、ミツバさんとかナルトのヒナタとか、控えめで一途に誰かを想うような
女キャラは好き。
漫画でミツバ編を読んだとき、もちろん感動したんだけど、アニメで見たときには島本さんの声がハマり役すぎて号泣。最近はdtvで実写ドラマ化もされてやっぱミツバさんって天使だなと改めて実感した。沖田や土方が大切にするのもわかる。あたしでも好きになるもん。
久しぶりにまたミツバ編見よう。アニメ銀魂も早く続き放送しないかなあ。気長に待つしかないね。
嬉しい出来事
今日は朝から仕事が忙しくて、普段はオフィスワークなんだけど、現場に出た(最近現場に出ることが多くてそっちの部署にされるんじゃないかちょっと怖い)。現場と言っても実際に作業をするわけじゃなく、現場代理人という名目でひたすら写真を撮ったり書類を作ったりする。
そんなこんなで、今日は朝から市営住宅の現場で書類を作っていたら住民の男の子が寒いだろうからってホットコーヒーをくれた。コーヒーが入っていた袋しか持っていなかったからわざわざ買いに行ってくれたのだと思う。若い男の子(18とかそのぐらいだと思う)に優しくされることなんて普段ないからめちゃくちゃ嬉しくて写真を撮ってしまった。
こういう優しさがすごく身に染みる。
ありがとう、少年。
たとえばゆるい幸せがだらっと続いたとする
最近、人の優しさに触れることが多い。と思ったけど、多分、今までその優しさに気付いていなかっただけで、ずっとあたしの周りにあったものだと思う。
そう気付いたときにあの時のあれも、これも全部優しさだったとわかる。自分で生み出したものじゃなく与えられていたもの。
夕日の中でやっぱりあたしは1人じゃ生きていけないのだと感じた。