スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

『願い』




※ネタバレ注意※






























































『願い』





僕は兵器だった

僕は一人だった



兄さんは初めて僕に人間として生きる事を教えてくれた

初めて僕の家族になってくれた



あの日々は偽りなんかじゃなかった





兄さんの願いは
僕の願いだから

兄さんの幸せは
僕の幸せだから



それが僕の全てだから





体は無くなっちゃったけど

もう何も出来ないけど

ずっと兄さんの傍に居るから





本当の弟になってあげられなくて

ごめんね





大好きだよ

兄さん








※加工もじまる使用※

創世主




※オリキャラの浅野竜司の一人語り












































































『創世主』





貴方が俺の前に現れてから、俺の世界は変わった。



ふと気付くと、俺自身も変わってた。

自分が誰かに影響されるなんて考えもしなかった。





毎日が面白くなくて、下らない事の繰り返し。



娯楽に明け暮れた日々。

快楽に溺れた日々。



媚びる女も、遜る男も…みんな鬱陶しいだけ。



みんな俺の上辺しか見ない。

俺の家柄や外見、そんなものにしか興味を示さない。

誰も俺自身を見ようとしない。

でも、もうそれも慣れっこだった。



小さい頃から、居場所なんて無かった。

始めは作ろうと頑張った事もあった。

けど、それは無駄な努力でしか無かった。

無駄だと気付くと、努力するのも億劫になる。





馬鹿馬鹿しい。

下らない。



こんな世界なんて、早く終わってしまえば良いとさえ思った。





そんな時、貴方が俺の前に現れた。

まるで
雲から覗く太陽のように、俺の心を照らした。

吹き荒れる嵐のように、俺の心を掻き乱した。



そして
俺の世界は変わった。



何の見返りもないのに俺を受け入れてくれた。

俺自身を見てくれた。



いとも簡単に俺の居場所を作って。

俺は此処に居ても良いんだと、教えてくれた。





先輩
貴方は、俺の世界の『神様』なんです。

だって、俺の世界を作ったのは貴方だから…



前の記事へ 次の記事へ