あの日の夜と同じように、電気を消して
ろうそくを灯しました。
2年もたったのに、あの日のことは昨日のことのように覚えていて
めちゃくちゃになった家の中をなおす気力もなく、
真っ暗な外に出たら、月と星が明るくて
プラネタリウムみたいだね〜、なんてのんきなことを言ってました。
ラジオでは沿岸が津波で壊滅状態と伝えているけど、まさかまさかあんなことになっているとは想像もつかず
震災から三日後電気が復旧して、テレビで沿岸の映像を見たときのショックは言いようもありませんでした。

同じ県内なのに、たまたま内陸に住んでいたからこうして家族といられるのであって
決して他人事ではない、被災したのは自分達だったかも知れないのだ、ということを忘れてはいけないですね。