一日1CP語り その18 by rui

2週目やろうかなーという気力が持つゲームはちょっと久しぶりなのです。





・ユリウス×ルドガー(テイルズオブエクシリア2)

まさに公式が最大手なご兄弟。二次創作する意味あるのかな?ってくらいお互いの愛がすごい。
このふたりだったら公式でいくとこまでいってても何も驚かない。
ユリウスがちょっと気障なのが二人の怪しさを助長させてると思う。チャプター7のはとにかく「何言ってんだ」って突っ込みそうになったよ。「会いたくて仕方がない人を思う歌だそうだ」じゃねえよ!「本当に来た」じゃないよ!なんだこの兄。
しかもポーズ決めて座っちゃってさ。完全にカッコつけてるよね。ルドガーにかっこいいって思ってほしいんですね分かります←
大丈夫!きっとルドガーはいつも思ってるよ!←


とまあ気持ち悪い吐き出しはともかくとして……
この二人の真骨頂と言えば、チャプター15とユリウスエンド。
そもそもエクシリアやってないのにエクシリア2やろうと思ったのはユリウスエンドの噂を聞いたからなんだよね。
兄のために仲間皆殺しとか……wktkとか思ってたらいつの間にかプレイしていた。
その感想は、まあ前に書いた通りなんだけども。ああいう破滅的というか、メリーバッドエンドというかそういうのも好物だったから非常においしくいただきましたとも。
返り血を浴びてもなおユリウスを励ますように微笑むルドガー。表情はいつもと似たような感じだったけど、やっぱりもうどこか壊れちゃってるんだろうなあ。それはルドガーエンドでも言えることだけど。
あのあとの二人の行方は不明、とは公式の発表だけど、まあ十中八九ユリウスはすぐ死んじゃっただろうな。仲間を皆殺しにして、エルを捨てて、精霊たちを見捨てて得た平穏…のはずだったのに、わずかな時すらそれがもたなかったら……
ユリウスが死んだあとルドガーが生きていられるとはとても思えない。自殺した、くらいしか末路は思いつかない。
正規ルートのチャプター15の方は、とにかく感動したんだけども、泣きながら思った。
「この兄弟、やってることが完全に夫婦な件」と……←
あの感動的なムービーになに言ってんだって話だけども、走馬灯のように流れる二人の日常がマジで夫婦以外に見えなかった。
いつもはきっちりした服装のユリウスがだっせーTシャツ着てたり、ルドガーがエプロンしてる姿が完全に嫁とか……
バンナムさんありがとう!ufotableさんありがとう!



色々おかしい所はあるが、一番おかしい所はユリウスの呼び名を「兄さん」か「ユリウス」で選択できることだと思うの。
それでかなりの数の台詞が変わってくるし…わざわざ2パターン録ったのかな?
兄さん呼びは兄弟CP萌えとしてはとてもグッとくるポイントなんだけども、ユリウス呼びもまた捨てがたい。
8歳も年離れてるんだから普通に考えりゃ兄さん呼びなんだけど、それだけ年が離れてるのに名前呼び捨てはなんかエロい←
なんかいかがわしい響きを秘めている気がする。
ルドガーがちょっと頬を染めて「ユリウス」って呼んでいる姿を妄想すると…………うむ。


エクシリアの世界じゃ人間が死ぬと精霊に、精霊が死ぬと人間になるって言い伝えがあるとかいう噂を小耳に。
壮絶な試練を超えた二人が精霊として生まれ変わったら……なんか胸熱。
又聞きなのでそんな設定なかったら非常に恥ずかしい。

テイルズオブエクシリア2の駄文  by rui

無謀にも全10話のシリーズものに手を出してみる。
続きが書けるかどうかは不明。私のやる気と時間次第という適当仕様。



夏目漱石の『夢十夜』をユリウス×ルドガーでパロディ。
しかし内容は全く別で、不思議な夢が10あるってだけのお話。


・注意事項
かっこいい兄さんはいません 

兄さんがヤンデレ気味&ルドガーもちょっと引きずられてる


それでよければどうぞ。
続きを読む

テイルズオブエクシリア2ネタバレ感想その2  by rui

ルドガーエンド「フェイト・リピーター」とエルエンド「審判を超えし者」クリア。







ホントに鬼畜よねこのゲームは。
ユリウスが生き残れば仲間及びエルはみんな死亡。ルドガーはエルとユリウスを犠牲にしてしまうし、
エルは目の前でルドガーが自分を犠牲にして消滅するところを見ることに……
誰かが生きれば誰かが必ず死ぬね。それも、憎み合って殺しあうんじゃなくて、お互いを思いあうからこそ死んじゃうのが悲しい。


ルドガーエンドは……なんかすごい後味悪いなあ。最後、ラルと出会ったルドガーが微笑んでるけど、うーん。
あの時点じゃラルのことを「エルの母親」としか見てないよね。そこがちょっともやもや。
ルドガーはエルにもう一度会うためにラルを利用するとかそんな奴じゃないとは思うけど、最後のシーンじゃもう完全にエルとまた会える気でいるよね。エルが生まれたのは分史世界で、オリジンの審判は終わっちゃったから偏差が少ないとはいっても正史世界はもうあの世界とは繋がらない。ラルがルドガーと結ばれるかどうかなんてさっぱりなのに、ラルにエルを産んでもらう気でいるんだから(たぶんだけど)なんかちょっと怖いと思ってしまった。 
ユリウスエンドの鬱っぷりにいろいろ疑り深くなっている感は否めないwまあ、公式的にはご自由に想像してくださいって感じだろうからやりたい放題妄想するけどね!


変わってエルエンドは、「あ、これトゥルーエンドだな」ってすぐわかる感じのすっきりした終わり。
けど、やっぱりルドガーは……意地でも完全無欠に幸せなエンディングを迎えさせないよねエクシリア2は。 
エルがルドガーとユリウスの意思をついで歩き出していったのにはちょっと安心したけど。壮絶な旅を終えて、エルも大きく成長したんだなあって。ラストの年老いたルルの姿がまた涙を誘う。二人の代わりにずっとエルを見守ってきたんだろうなあ。
その役目も子供(?)のコルルに引き継がれて、きっと二人の所に旅立つんだろうな。もう自分のお守りはいらないだろって。
しかし、このエンドで思うことは、ルドガーとユリウスが住んでたマンションの大家さんはどうしたんだろうかなってこと。
小さい頃から見守ってきた兄弟の兄の方がいきなり指名手配されたかと思ったら、弟は多重債務者に。それからそう時間のたたない間に二人は二度と帰ってこなかった、なんて。真実の全てはきっと知らされないだろうけど、部屋の契約を解除だか変更だかする時にきっと死んだことは知らされるんじゃないかな。それを思うと、やっぱり鬱な気分に。
勝手に妄想して勝手に鬱になるとはアホすぎる……


エルエンドをトゥルーエンドと考えると、ルドガーはゲーム開始して、エルと出会ってから自分の死に向かって一直線に走っていったんだなあ。エルは何も悪くないし、色々仕組んだのはビズリーとヴィクトルなんだけども。
エルもまだ8歳なのに戦いに巻き込まれて、利用されて、選択によっちゃ消滅して……この親子、薄幸すぎるだろ。


ビズリーも手段を選ばない外道野郎だぜ…とか思ってたが、最期を見るとそればっかりじゃなかったんだなと思った。
手段を選んでたらオリジンの審判に敗北してただろうし、最後うまくまとまった(?)のもある意味ビズリーのおかげなんだよな。
正義とか悪とか一言でかたづけられない悪役がよく登場するよねテイルズは!


ルドガーがしゃべらないのは、自己投影してほしかったかららしいが……
就職活動に失敗(しかも兄に妨害されてた)、痴漢冤罪、テロに巻き込まれる、やっときまった就職先を一日で首にされる
理不尽な理由で多額の借金を背負う、世間の人に白い目で見られる、兄が指名手配される、知らぬ間に大虐殺をさせられる
未来の自分自身を殺害するはめに、兄を殺さなければいけなくなる、父を殺害、最終的には自分自身が消滅などなど……
人生ハードモードってレベルじゃすまされないほどの薄幸っぷりなので正直自己投影はしたくないっす。
こんな人生やだもん!←

テイルズオブエクシリア2ネタバレ感想  by rui

去年の11月のゲームにネタバレもなにもないかもしれないが。







とりあえずユリウスエンド「血まみれの兄弟」クリア。
いやー、すごいものを見た気分だ。
兄を犠牲にすることを良しとしないルドガーが仲間たちを皆殺しにして兄とのわずかな平穏を手に入れる。
……っていうテイルズ史上稀に見る鬱エンド。ラタトスクのバッドエンドも割と鬱展開だったが、あれはなんかちょっと間抜けな面もあったしね。けどこれはルドガーが自らの意思で仲間たちを殺すことを選択してるからもっともっと鬱。
ユリウスはどっちみち遠からず死んじゃうし、 ルドガーもきっとユリウスが死んだら……
仲間は自分が殺しちゃったし、カナンの地に行く手段はもうないし、エルもビズリーに利用されてもう戻ってこないだろうし、
世界はビズリーの思うとおりに作りかえられちゃうだろうし、何もかもお先真っ暗。


最後のムービーでユリウスが「俺のために全てを捨てたのか」みたいなこと言ってたけど、ホントに全部ぶっ壊したよね。
仲間、エル、前作キャラたちのがんばり、世界の仕組みも大きく変わるかもしれないし、それに、きっと自分の倫理観も。
ユリウスエンド確定直後に仲間たちに向けた憎しみのこもった目が凄すぎた。
ついさっきまで同じ目的のために助け合って、それだけじゃなくてたしかな絆で結ばれてたのに。
でも、いくら仲が良くたって最近であった他人と、長年二人っきりで暮らしてきた兄とじゃそうなるのも致し方なし……かな?


ユリウスも散々ルドガーを説得して「俺を犠牲にして魂の橋を掛けろ」って言っても、実際ルドガーがすべてを捨てて
自分を選んだ姿を見て「これも俺が望んだ世界か」って言っちゃうのが切ない。
確かにユリウスは別に世界を救うためじゃなくて、ルドガーに幸せに生きてもらうために行動してたんだもんね。
ルドガーの幸せな未来にきっと自分はいないんじゃないかって覚悟はしてたと思うけど、ルドガー自身が選択し、掴み取った幸せの中に自分がいたっていうのはユリウスにとってとても幸福なことなんじゃないかな。
タイムファクター化の痛みが激しくても、それだけで最後まで笑顔でいられるんじゃないかっていう妄想をしている。
というか、少しでも幸せな妄想をしてないとやってられん。どうにもやりきれない。


真面目な感想はここまでにして……腐女子的な目線からみると、このエンディングは120点満点ってなもんですよ。
ヤンデレ(とはちょっと違うかもしれないけど)発症したルドガーと、そんな弟を見て自分の秘めた願望が叶ったことを喜んでしまうユリウス……萌えないわけがない! 仲間たちからすりゃ災難ってレベルじゃないけどね。


惨劇の現場から静かに立ち去る二人……彼らは一体どこに向かうのか。
マンションにこもってわずかな猶予を寄り添って暮らすのかな。
いつものようにルドガーがおいしい料理を作って、それにユリウスが舌鼓を打って、二人でうっとおしいくらいにルルに構って……
そんな風に普通に、でも幸せに生きることのできる時間が一分一秒でも長くあるように願いたい。



蛇足。
よっしゃあ仲間全員フルボッコにしてやるぜうへへと意気揚々準備を整え戦闘開始したのはよかったんだが、
みんな強すぎて逆にコンボ決められてフルボッコにされた件について。
8対1はちょっと卑怯じゃないかな?あと、「やめるんだ!」とかいってるくせに容赦なさすぎなんだよォー!
3,4回死んで難易度下げてやっとクリアとかかっこ悪すぎる……

一日1CP語り その17 by rui

正直ほとんどみたことがないCPを。






・ユージーン×ヴェイグ(テイルズオブリバース)
マイナー。超が付くほどのマイナー。二次創作はイラストを 数枚見たことがあるかなってぐらいなレベル。
たまーにこういうマイナーCPを好きになるとあふれる萌えをどう発散していいかわからないので困る。


異種族同士、年齢差、身長差とかなりの高スペック持ちのCP。それを私が好きにならないわけがなかった。
まずはユージーンの見た目がいいね。黒豹がモデルとかカッコよすぎんだろ。二足歩行だが完全に獣人なその風貌は異種族CP萌えとしては非常にポイント高い。
そして年齢差。40と18…ッ!22歳差、素晴らしい。親子でもおかしくないくらいの年齢差。
身長差は10cmとなかなかおいしい差。恋人との理想的な身長差は13pらしいよ!←


このふたりは、ひたすらのんびりとしているイメージ。世間にあふれるBLCPの皆さんは色々あーだこーだとやったらっしゃるけども、そういうのはほとんどなく、縁側で二人並んで座ってる光景などなどが脳裏に浮かんでくる。
熟年夫婦、みたいな?ふたりとも騒ぎ立てるタイプじゃないからそんな感じのイメージになんのかな?
付き合い始めも、何年かたった後も全然変わらない安定した関係を築いてるんだろうなー
いっそ私の好物である共白髪ネタへ持っていくのもありだなうへへ。
年のせいでちょっとくたびれた二人がやっぱり縁側でのんびりしてるとかにやけが止まらん。


どうしても長生きさせられないキャラとかもいっぱいいるから、共白髪が妄想できるCPっていいなあって思うの。
前の記事へ 次の記事へ