【注】銀魂の小説版では、既に高校生ver.が存在するのですが、今回銀さんは銀八先生ではなく坂田銀時という生徒として登場します。その代わり先生には坂本さんが。
それでも良ろしければ御覧ください(ノ´∀`*)
多分設定もグチャグチャです←
「男子高校生といえば放課後スイーツ食べ放題だよな!」
超絶甘党男子、坂田銀時は授業中にとんでもないことを大声で言い出す。彼は数学の教科書を完全に放棄し、最近出来た『ラ・ラ・ラ・スイーツprettyキュアキュア』という何ともパクリ感満載ケーキ専門店のチラシを片手にピラピラさせながら隣に座る長髪男子、桂小太郎に話しかけた。
「バカ銀時。もうすぐテストであろう。忘れたのか?」
最もな発言をしている一見真面目な桂だが、坂田から渡されたチラシに描かれたペンギンお化けの様なイラストをガン見し、その上頬を赤らめている。勿論これは桂の注意を引き付ける為に坂田が描いたものだ。ものすごく下手。
「おーい金時。ヅラ。おまんらはまた何か話しちょるのお。何じゃ?愛い女優でも居ったがかの?」
呑気にツッコミ入れてるけど、アンタ先生だろ。注意しろよ。的な視線を他の生徒から浴びているがそんなのは全く気にしない坂本先生。しかし何故か人気があるのは大人にしては有り得ない程の茶目っ気があるからだろうか。
「先生よォ、アンタの言ってる女優って●V雑誌か何かのじゃねえのか?んなもん見るわけねーだろ●貞なんだからよォこいつら。」
高校生にしてはピー発言の多いこの不良生徒が.....いやこの高杉晋助という男は外見は怖くとも中身は真面目そのもので、今のはフォローしたつもりなのにフォローになっておらず、天然を醸しながら二人に地雷を埋め込んだ。
「そうじゃったのお。すまんかった。おまんらにはまだまだ早かったかのお。」
謝っているのかバカにしているのか、その地雷を完全に踏んで爆発させるのは結局坂本先生。止めを指す、いらない必殺仕事人。
だから授業が進まない。
「おいモジャモジャ!一回外出ろコノヤロー!」
「そうだぞ聞き捨てならんぞ綿菓子頭。クルクル天パヤロー!「それ俺の悪口いいいいいいい!!」
必死に否定している坂田と桂のその行為はもうほぼ肯定している様なもんかもしれないが、二人の傷付いたプライドはもうガッタガタのズッタズタだからどうしようもない。
「モジャモジャ言うんじゃあるめェよ。先生は先生だろォ?モジャモジャモジャモジャ言ってたらてめえがもっとモジャモジャになんぞォ?モジャ時。」
本当に茶目っ気があるのは高杉かもしれないがこの期に及んでそんなものは必要ないはず。神経逆撫でしているだけだ。
「モジャモジャモジャモジャうっせえチビ!てめえも外へ出ろサラサラストレートヘアァァァァァ!!ヅラも外へ出ろォォォォォ!ついでに多串君もォォォォォ!サラサラストレートヘアーをこの世から消し去ってやるぞコノヤローォォォォォ!!銀さん舐めんなよ!?なぁ!?モジャ本!!」
「そうじゃそうじゃよう言ったの金時ィィ!もうこれはワシと金モンジャ時の戦国合戦じゃきいいいいい!」
「金モンジャ時って何ィィィィィィ!?戦国合戦って何ィィィィィィ!?」
....坂本先生って、数学以外苦手なんだね。弱いね頭。可哀想だね。
など、他生徒はもう自習モードで冷めきっているそんな中、
「何で俺もォォォォォ!?」
ガバッと急に席を立ち、関係無いのに巻き込まれた多串君.....基、土方君が本気でキレて坂田につかみかかることによって参戦し出した彼等のその付近では
「良かったじゃねえですかィ。指名されて!土方さん死にたかったんでしょ?俺も土方さんには死んでほしかったんでねィ!大賛成でさァ!今夜は祭りだ眠れやせんぜ!!」
と、本音を声に出しまくり、喜んで理不尽な土方君を戦国合戦やらに送り出す沖田君が終始ニヤニヤしてたのだとか。
なんだこれw