今日は 暖かだった。
ずっと 歩いていたら
どうしても
あったかな珈琲が
飲みたくなって

かと いって
喫茶店へ 入る時間もなくて
自販機で
珈琲を 買い、
脇道の ベンチで
缶を 開けた。

温かい珈琲が

ひと時の安らぎを
与えてくれた。

道行く人が
足早に
通り過ぎてゆく中

僕だけが

違う 世界に
居るようだった…。