それでも生きてるから

現実でひととちゃんと付き合えない自分がいた。



ひとと仲良くなるのが恐い。



カウンセリングを受けた。


こころの深い部分まで話した。



だけどそれは今どうこう出来るものではないと言われた。



それでもはやく治したくて必死だった。だってみんな仲良くなってくのにひとり取り残されるみたいで。



続けていたら体調を崩した。またうつになった。医者に辛い時はカウンセリングをしないように言われた。


現実に戻ると、結局ひとと仲良くなるのが恐い自分がいた。



もう後ろにも前にも進めない。どうする事もできなかった。



ただ、私は生きていた。そして生きていかねばならない。



これからは今だけを見よう。私にはそれしか残されていない。

どうしようもなく。ただ、ひとりぼっちで。



押し潰されそうに心が暗い時。



外に出て太陽を見上げてごらん。



いつも傍にいるよ。って君に笑いかけてるから。

今、ここに産まれて



今、ここに生きてる。



理由なき寂しさや孤独が襲ってきても



まるで自分が掴めなくても


この先が見えなくても



ただ、ここにいる事に意味があると



きっと幸せを感じられると


誰かに必要な存在であると



信じている。