え、えっとっ…ま、真由莉、ですっ。

昨日は、ういちゃんと、澪お姉ちゃんと、愛椛お姉ちゃんと、玲お姉ちゃんがお外にでて…精神科さんや、なんばのご飯屋さんや、え、えっと…な、なんだかすごいお店?に行って、たくさんたくさん歩きましたっ。

途中でね、愛椛お姉ちゃんと紅炎お兄ちゃんのときに、パンって、紅炎お兄ちゃんが女の人にたたかれて…お知り合い?みたいで…

みんなが、
『えっ、元カノ!?昔のセフレ!?』
って、ざわざわしたんだけど、
え、えと…洋成お兄ちゃんの、妹さんでした…。

ういちゃんも、お外にでてた愛椛お姉ちゃんも、なんだか悲しそうだったの…。

え、えっと、それで、お家についたのは、夜で…
ういちゃんや、今日お外にでたお姉ちゃん…みんななやんでて…

ういちゃんはね、摂食障害なの。

昔は、すらーってしてて、いろんなお兄ちゃんに一目惚れ?されたり、雑誌のモデルさんになるお話があったり、ほんとうにかわいくって、きれいで…

でも、いまははずかしいし、つらいって、まゆも、すっごくすっごく知ってて…

ういちゃん、すごくすごくオシャレさんなのに、オシャレがだいすきなのに、出来なくって…

だからね、みんなで洋成お兄ちゃんたちに相談したの。

そしたらね、すごくすごくお話をきいてくれてね、まゆたちも、みーんなでがんばろうってお話になったの!

基本的?には、ういちゃん…あと、お姉ちゃんたちと…
まゆも、がんばるの!

まゆ、運動とかしたことがないけど…
ういちゃんやみんなが笑顔になれるなら、つらくっても、泣きそうでも、がんばります…!

いつだって、ういちゃんは自分に自信がないけど…キラキラしたういちゃんを、まゆは早くまた見たいの!

まゆも、またゴスロリ着たいなぁ…。



あ、え、えと…そのあと、海くんに、会いました…。

やさしいやさしい、まゆの彼氏さんの、お兄ちゃん。
いつも、『まゆちゃん』って、やさしく呼んでくれて、お話してくれるの。

そ、それでね…えっと…あ、あの…
か、海くん…に、
『あと9年くらいたって、まゆちゃんが16才くらいになったら…僕と、結婚してくれませんか?』
って、言われたの…。

ま、まゆは、なーんにも考えてなかったし…
け、けっこん…けっこん…

ぽかーんてして、口がぱくぱくしちゃったの…。

『その頃には、僕は32才とかだから、おじさんだけど…僕はね、本当にまゆちゃんが大好きだから』

って…びっくりと、現実味?が、なくて…なんにも言えなかったんだけど…
か、海くんは、お返事はすぐじゃなくていいからねって。
びっくりさせちゃってごめんねって。

…まゆはね、海くんは、ほかのお兄ちゃん達が、よわいとか、へなちょこ?みたいなお話をきいてて…ちょっぴり、うーんって、思ってました。

でもね、海くんはすごくすごく優しいの。
みんなの事かんがえてて、まゆのこと、すっごく好きって…たくさんたくさん伝えてくれるの。

なにも能力がないとか、力もないとか、なにもできない、とか…海くんも、きっと悩んでて。

でも、自分にできることをしようって、みんなのことを考えてあげられる、優しい人なの。

まゆのことを、お姫さまみたいに大切にして、こまかーいところまで、気をつかってくれて…

え、えと…えと…なにが言いたいのか、よくわかんなくなっちゃった、けど…

まゆはね、海くんと、ずーっとずーっと、いっしょにいたいと、思ったの。

それは、結婚のおへんじになるのかな…?

今度会ったら、ちゃ、ちゃんと…お返事、しますっ…。


あ、え、えっと、すごくすごく長くなっちゃって、ごめんなさいなの…。


ういちゃん、ぜったい、やせようね!

まゆは、ういちゃんのなかの人格さんも、りうちゃんのなかの人格さんも、洋成お兄ちゃんのなかの人格さんも…

迫害さんじゃない人は、
みんなみんな、だーい好き!!















…紫音、ちゃん…

ほんとうに…ごめんね…。

ごめんなさい、なの…。