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父の最期

久しぶりの投稿になります。

最後のブログが父の退院の内容でしたね。

その父は2020.7.14 am3:31に亡くなりました。

肺炎でもなく尿路感染でもなく…

一旦、退院してから暫くは在宅で訪問看護やら往診とかでいろんな方々のサポートを受けながら何とか元気で居ましたが、痰も多く毎晩のように母から吸痰してのcall。

退院してから1カ月も経たないうちに再び入院騒動に。今回はかなり状態も悪く呼吸器をつけなきゃいけないほどでした。

それでも父の生命力には脱帽するほど、めきめきと元気を取り戻していきました。

ただ、誤嚥性肺炎を繰り返して食事もままならない状態なので先生からの提案で胃瘻を作ることになったんです。

栄養も摂れるようになってから尚、元気になってとうとう退院することになりました。

担当者会議も済ませ、在宅で父をみていく事への段取りも済ませ、退院日が2020.7.14

それが、退院の前日に高熱が出たと担当医から連絡を受け、待ちに待った退院は延期することになりました。それはそれで仕方ないし、家に帰ってから高熱が出るよりはマシですから。
抗生剤投与しながら治療していきますと話がありました。

仕事を済ませ家に帰ってから1時間ほどしてから再び担当医から連絡がありました。実は今日いろいろと検査をしていて分かったことで、お父様は腸管壊死を起こしています。普通、外科的治療しかありませんが、今のお父様の状況を考えると手術に耐えられるだけの体力はありません。ご覚悟をしておいてください。つきましては病院の方においで頂ければと思います。というような内容でした。コロナの時期で面会制限をしてましたが、さすがに最期は看取ってあげてくださいっていう感じでしょうか。

旦那や母、妹にも直ぐ連絡をし急いで病院に向かいました。

病室に着いて父さんと呼びかけても既に反応も無く、モニターでは心拍数も120台を打っていました。呼吸も痰が邪魔して苦しそうです。

そんな状態が何時間も続いていたので先生が、一旦家に帰ってきてはどうでしょうか?
急変すれば直ぐ連絡します。と言うことで、晩ご飯も食べていなかったので一旦帰ることにしました。自宅から病院まで車で20分ほどです。夜だからもう少し早く着けるかな。

家に帰り椅子に座ったと同時に電話が鳴りました。血圧が下がって来てるので直ぐきてくださいと。帰る前、モニターでは血圧は70台でした。元々、低いんです。

急いで病院に行きました。確かに下がってはいましたが60台。微妙〜

日付も変わり、7/14に…

本当なら退院する日だったんだけどなぁ〜

家族揃って父を看取ることができました。外は土砂降りの雨が降っていました。

奇しくも、元気に退院するはずの日に違う形で退院し自宅に戻ることができました。

父の顔は穏やかで、ちっとも苦しんだ表情ではなかったです。


お葬式も済ませ、バタバタした毎日が過ぎ、今では平穏な日々が戻ってきてますが、コロナで面会制限のため ずぅーーっとあえて無かったから今でも父が亡くなった実感は湧きません。
まだまだ入院している感じです。

だから、変な感じ。実家に行くと亡くなったご先祖さまの遺影の横に父の写真が並んでいるのが不思議な感じです。

長々と書きすぎました。


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