話題:今日見た夢
寝違えたせいもあるんだろうか、変なところがリアルで。戦闘パートはあるにはあるが武器の話がメイン?


本部では長官が開発した白い銃が支給されることに。数が多いので支部にも支給される形に。
宇崎は銃が入っていたコンテナのひとつに取説が入っているのを見つける。取説?

取説を見た宇崎は急いで大量にコピー→支部用に輸送するコンテナに人数分入れた。本部用と支部3人用は直接配ればいい。取説まで入れるとか、自信作なんだろうな。


「この銃、取説あったのかよ。マグナムブラスト 4DX-3500ってネーミングセンス、長官らしいわ」
第1休憩所では御堂達が白い銃の取説を見てる。第2休憩所には支部隊員がいる様子。

「この銃、威力調整出来るみたいだな」
「女性隊員は威力を調整した方がいいぞ。通常だと反動半端ないから扱うのが難しい。アーマーでも装着しないと無理だろ」


宇崎が駆け込んできた。

「ちょっと司令室に来い!全国に謎の物体が出現したと報告が来てる。調査要員が必要だ」
「敵出たらどうすんすか」
御堂は冷めた反応。
「そこは大丈夫。鼎・彩音・鋼・囃を出撃させるから。御堂と霧人は最近でずっぱだろ。ちょっとは休め」

司令室。モニターには謎の物体、黒い不気味な尖塔らしきものが映し出されている。
「なんじゃこりゃあ…」
晴斗は引いてる。

「現在調査中だが、調査員の報告だと47都道府県で確認されている。いつ出現したかはわからないが、最低でも47基あるわけだ」
「47ぁ!?」
「鼎と彩音は残っててくれ。御堂と霧人は休んでろ。晴斗達、お前らは東京・神奈川・千葉の3ヶ所の塔を調査に行ってくれ。支部からは仁科が調査に同行するし、調査に関しては翳珠も協力するから」


「静かになったねー…」

彩音は出払った本部を見てる。御堂と霧人は仮眠室で寝ているらしい。最近出撃続きだったから疲れてる模様。
「あ、いたいた。鼎さんと彩音さんっすね」囃がフランクに話しかけてきた。鋼も一緒。

「しかしなんで俺ら4人だけ待機なんだよ?」
[宇崎司令のことだ、何かしらあるんじゃないのか]
「私と囃さんは鼎と鋼さんのサポートなのはわかってはいるんだけどね…」


東京湾が見える某所。釵焔は何かを試したいと思っていた。
「魔禍獣は水棲生物にも変化出来るはず。あと…あの仮面の女を拉致だな。あの女、負の気が強い」


「東京湾沖合いに魔禍獣出現だと!?急いで出撃しろ!」
「東京湾って…海でどうやって戦えっていうんだよ!」
囃、少しイラっ。
「九条のパイプで海自の護衛艦を派遣した。それに乗れ。うちの組織には船がないからな〜」
「船ないのかよっ!」
「船は既に待機してるから早く行ってこい!」
「了解」


東京湾が見える某所。鼎達4人は船に乗り、現場へ。現場付近には他の船も待機していた。戦闘を有利に進めるために足場としての船を用意したらしい。

突如水柱が上がる。サメ型魔禍獣が姿を見せる。今度はサメかよ!?
敵は水に潜るため、動きが読めない。護衛艦は援護射撃をしているがダメージはいまいち。

このメンバー、水に弱そうな人が約2名いるように見えるが…大丈夫か?
鼎は仮面を着けてるために、溺れやすい。鋼の分身は精密機械故に水に弱いのかもわからん。


彩音は一瞬、姿を見せた敵に銃を放つ。
「核は2つある!海上戦初めてだからうまくいかないね」
「彩音、ナイス!」囃は一気に攻めようとしたが、敵になかなか近づけない。潜るしかないのか?

囃はあることに気がついた。この銃…威力を最大にしたらダメージ与えられるんじゃ?囃は銃をいじり始める。
「お前ら!少し時間稼げ!」
「わかった」

鼎は対の刀を抜刀する。鼎は刀を発動させた。対の刀は均等に発動させれば負荷はかからない。
鼎はジャンプしてきたサメ型怪人に飛びかかり、突き刺した。核のひとつを刀で破壊したが…鼎は海に引きずりこまれた。

「鼎!?鼎ーっ!!」

彩音は悲鳴のような声を上げる。水中では鼎が刀にしがみつきながらなんとか耐えている。動きが速い。持ち堪えないとサメの餌にされるな…。
今のところは仮面の中にある空気でなんとか持ち堪えてはいるが…。もし、切れたら間違いなく溺れる。


鋼は何やら動いていた。

「鋼、どうする気なの!?」
[鼎を助ける]
「鋼!お前のその機械の体で水中なんて行けるのか!?壊れるぞ!!」
囃は心配してるのもあり、あえて鋼にキツいことを言う。
[敵が水中にいると聞いた時点で、この体を水中対応にしてあるから平気だ]

そんな機能なんてあるの!?初耳だよ!?


鋼は無言で海に飛び込んだ。頼むぞ鋼…!


一方の鼎。あれから何分経った?息苦しくなってきた。仮面の中の空気がなくなってきたんだ。手を離したら終わりだ…。刀だけは絶対に離すものか…。

意識がぼんやりとした中にこちらへ向かってくる人影が。あれは…誰だ…。
鋼は急いで鼎の元へと向かう。鋼は鼎を優しく抱き抱え、2つの刀を抜いた。鼎の意識はあるようだが苦しそうにしてる。

鋼の分身はロボットめいた機械のため、息切れすることはない。腕力も当然あるため、片腕だけで人を救出することも可能。

[鼎しっかりしろ!]
「…は…がね…」
鼎が反応した。意識はまだある。早いところ水上に出なくては!鋼は急いで船へと上がった。


「鋼さん!鼎を助けてくれたの…」彩音は泣きそう。

[早く応急処置をしろ。鼎は酸欠しかけてる。急げ。意識はまだあるから呼びかけるんだ]
「わかった。囃さん・鋼さん、後は…お願いします」


「当たり前だっ!!」
[行きましょう]

囃は銃を最大出力にし、鋼は再び水中へと飛び込んだ。船上と水中、両方から攻める作戦。
2人はほぼ同時に強烈な攻撃を畳みかけた。水柱が上がる。鋼は水中から勢いよくジャンプし、魔禍獣に銃撃をする。鋼が姿を眩ませた隙に囃は銃で核を最大出力で狙い撃ちにした。

サメ型怪人は木っ端微塵となった。辺り一面凄まじい水しぶきが上がる。


彩音は懸命に横たわる鼎を介抱していた。
周りに誰もいないことを確認し、仮面をそっと外す。鼎は一部の人以外には素顔を見られたくないため。

「鼎…鼎!しっかりして!目を覚まして!」
彩音は必死に呼びかける。やがて鼎はゆっくりと目を覚ました。絶妙な角度で顔は見えない。


「彩音…?」
彩音は泣きそうになりながら鼎に話しかける。

「鼎…良かった…。心配したんだよ…。死ぬんじゃないかと思ってた…」
「私は助かったのか…」
「鋼さんが助けてくれたんだよ」
あの時…私に呼びかけたのは鋼だったのか。まだぼんやりとはしているが、あの人影と優しい声は鋼だったんだ…。

鼎はゆっくりと体を起こす。彩音は思わず抱きついた。
「鼎、心配したんだよ〜!」
「無茶してごめん…」


しばらくすると囃と鋼が戻ってきたが、鼎の仮面が外されていると察した2人はあえて距離を取りながらも声を掛ける。
「サメ野郎は倒したぞ。鼎…目を覚ましたか。良かった…」
[鼎には水は危険だということがわかったな。溺れるリスクが高すぎる。とにかく助かって良かったよ]


2人が戻っていることに気づいた鼎は仮面をなんとか着ける。まだ手がおぼつかない。
やはり支部の人達には素顔を見られたくはない。本部の人でも鼎の素顔を見せることが出来るのは、たった4人だけだというのに。


「鼎…無理しなくてもいいんだぞ?まだぼんやりしてるんだろ…意識がな。俺達は素顔を一切見ないからまだ仮面は外してな。あと一歩遅かったら溺れた」

「い…いいのか?」
[お前のことを思って言ってるんだよ。鼎の話は司令経由で聞いていたからね]

「鼎…言葉に甘えなよ。港に着くまでの間だけでも仮面…外してたら?まだ息苦しいんでしょ」
「少しはマシになったが…」
「私がいるから気にしないで」


「あぁ…わかった。鼎には海上戦が向いてないんだな。あいつには怖い思いをさせてしまった。囃、報告ありがと」
宇崎は囃と連絡してる。

「別に。人助けは誰かれ関係ないだろ?鼎を助けたのは俺じゃない、鋼だ」
「鋼が!?」


船は港へと近づく。鼎はようやく仮面を着け始めた。だいぶ回復したようだ。
「鼎…本部に戻ったら休みなよ。かなり消耗してるみたいだし…」
彩音は鼎の前髪を直してあげている。仮面を着けた後なのもあるが、鏡がないためにどうなってるかわからないのもある。


釵焔は複雑な気持ちになっている。この仮面の女を拉致する意味があるんだろうか…。
いくら負の気が強いとはいえ、何かしらのきっかけがあってああなってしまったという、可能性が出てきた。

あの顔の大火傷の跡…。痛々しいし見ていられない。火傷の範囲は広いように感じる。肌をほとんど露出してない、出来ないあたり・全身か?
彼女の目には火傷のダメージが残っているようにも見えた。あの白い仮面は顔と目を保護する役割があるようにも感じる…。


異空間。釵焔はどこか悶々としている。禹螢には言えるわけがない。あの女…。


本部。鼎は帰還後にシャワーを浴び、大事を取って救護所へと向かう。宇崎からも心配されたから。

「海水に浸かってしまったから対の刀は使えるかはわからないが、鋼から刀は発動状態だったと聞いたし大丈夫だろうよ。ほれ、新しい仮面だ。そのマスク、海水に浸かってるし、正直使いたくはないだろ?」
鼎はうなずき、スペアの仮面を受け取り→対の刀を渡す。

「刀…お願いします」
「鼎はゆっくり休んでな。消耗が激しかったんだから寝た方がいい。お前の身体は火傷のダメージで並みの人間よりも負荷がかかりやすい・消耗しやすいんだから」
「わかっている…」


救護所。仮面を替えてから鋼がやってきた。分身は水中モードから通常へと戻っている。鼎はベッドで横になっていた。

「…助けてくれてありがとう」
鼎は鋼に背を向けている。
[いいんだよ。とにかく寝てなって。えらい消耗したと聞いたから…]
「私の身体はあの事件以降、こんな感じだ。とにかく負荷がかかりやすく、消耗が激しい。火傷のダメージのせいなんだ。私はずっとこれに苦しめられている」
[………]

「人前でこの仮面を外せなんて…あり得ない。これは私の身体の一部だ。鋼のその身体のように」
[鼎…お前、今まで大変な思いをしていたのか…。わかるよ。俺もずっと孤独だったから。長官がいなかったら俺は外出も出来なかった。分身でもいいから外出出来るだけ、マシなんだ]

鋼は救護所を後にする。
[とにかく休みなよ。人はいるんだから心配いらない。司令もそう言ってるから]
鼎は布団に潜った。休める時に休まないと…。鼎は自分を攻めていたらしく、しばらく布団から出てこなかった。



まさかの取説登場。「マグナムブラスト 4DX-3500」という正式名が判明。取説付けるってことは=長官の自信作らしい。

タイトルは白い銃の武器名だが、実質vsサメ型。しかも海上戦。ゼルフェノア、組織の船がないという事実。九条のパイプがなかったらかなりヤバい。


この戦闘で鋼の万能さと鼎の弱点が露に。
鼎は水に弱いことが判明。仮面着けてるから泳げても、溺れるリスクが高すぎるっていう…。鼎さんは泳げます。


鋼の分身はロボットめいた高性能な精密機械なのだが、水中モードなる高性能機能があることが発覚。

これは同じ支部隊員の囃ですら知らなかった。鋼とよくいる仁科も知らないと思われる…。


敵の動きが不自然になった。釵焔は初め、計画のために鼎を拉致しようとしたが→心変わりをしてる、しかけてるあたり…鼎が気になるのか?
しかも禹螢に言えず、悶々としているあたり人間臭い。禹螢と釵焔は怪人なのですが。


増幅装置である黒い尖塔が最低でも47個(基)あるのはヤバい。敵、かなり本気です。

描写で生々しかったのは鼎が海に引き込まれる→しばらくしてから鋼が救出するまでの一連の流れ。鼎がだんだん息苦しくなってくる描写が生々しいってば。