話題:今日見た夢
金ローの影響なんだろうか、ちょっと変わった武器がやたらと出てきたのだが…。そんなに変わってないかも。



本部・武器庫。そこで作業してる仁科が。

「例の刀は見つかったか〜?」遠くから宇崎の声が聞こえる。仁科は大量の武器に阻まれながらもある刀を探してる。

「人手が足りませ〜ん。これで禹螢を撃破出来るんですか?」
「釵焔からのタレコミだ。この組織には特殊な武器があるってな。晴斗の剣・鼎の対の刀…とあと2つあるらしい。今助っ人呼ぶから」
「お願いしますよ」


仁科は大量の武器に囲まれてヘトヘト。いきなり探せと言われても特殊な刀って残り2つはなんなんだ?


武器庫捜索は支部・ゼノクでも行われていた。
「何かあったか?」西澤がゼノク隊員の御子柴に聞いてる。
「うちの武器庫、一旦整理した方がいいですよ。ごっちゃごちゃ」
「ゼノクは次々敵来てたから整理する暇なかったんだよ。こういう変わった刀を見つけたら知らせてくれよ〜」
西澤は下手くそな絵を見せた。なにこれ…?


「その特殊な刀ってどんなんだよ?教えろ釵焔」
御堂は釵焔に詰め寄る。
「俺も実物見てないからわからんのだが、大太刀と蛇腹刀だよ。大太刀はこれくらいのサイズ」

釵焔は両手でサイズを示すが相当デカイ。


禹螢は自分の武器を鞘から抜いていた。ノコギリ状の大きい刀。見るからに禍々しい。

「これでいたぶってやりたいなぁ…。あいつとまた直接戦うのはいつになるのかな〜」
「禹螢さん、やけにご機嫌ですね」
「孤游、残りの塔の発動は?」
「バッチリだよ。後は釵焔の処刑だけ」


解析班の部屋。烏丸は部屋の片隅に布に包まれた刀を発見する。この日の烏丸はクリーム色のスーツ。

「朝倉さん・矢神さん、これ…刀ですよね?大きい…重い」烏丸はずるずると引っ張り出す。
「なんでこんなところに刀があるのよ!?」
「忘れられてたとか?」

3人は布を慎重にほどいた。立派な大太刀。これ、釵焔が言ってた特殊な刀の1つでは!?
大太刀というよりは規格外の野太刀といった感じ。とにかく大きく、重い。


ゼノクでも意外な場所から特殊な刀が発見される。発見したのは二階堂。場所は隔離棟。
二階堂は逢坂と金谷が1週間禹螢の出す条件下で過ごせたので口封じがチャラになり、2人を隔離棟から出す。

二階堂は治療スーツ姿。どうやら彼女は人前に素顔で出ることはあまりないっぽい。
「二階堂さん、どうしたんですか?」金谷は久しぶりに素顔になる。
「いや…なんでもない」この刀…なんで隔離棟に!?蔦沼に報告せねばならないのがキツい。


「二階堂、どうしたんだい?僕に用なんて」
蔦沼は久しぶりに見た二階堂に声を掛けるが複雑。
「例の刀、隔離棟で発見しました」二階堂は蔦沼に刀を渡す。蔦沼は刀を抜いてみた。立派な蛇腹刀だ。

「では私はこれで」二階堂は司令室を出ようとする。蔦沼は二階堂を止めた。
「まだ僕を恨んでいるのか…」

二階堂は立ち止まる。
「あの時の実験、私は嫌な思いをしましたから。私が裏方になったのはその影響です。このスーツの下、人前では見せられないですよ。顔だけですよ、マシなのは」
「でも顔は出したくないのか…」
「この方が楽なんですよ」


なんで規格外の大太刀が解析班の部屋から?3人は推測している。

「ここはゼルフェノア雛型のファーストチームの拠点だったから、当時のメンバーの忘れ物とか?」
「わざと誰かが置いた可能性もある。考えられるのは長官か」
「私はまるっきり…」烏丸は困惑。烏丸はカレンダーを見た。例のイベントまであと3日足らず。

大太刀は宇崎へ渡すことになったが、誰がこのデカブツを使うんだ?…と誰もが思ってる。


烏丸はボディーガードに鼎と御堂に頼んでいた。
数日前。烏丸は休憩所で2人に勇気を出してお願いした。


「日曜日のイベントにボディーガードでついて欲しい?」御堂はめんどくさそう。
「は…はい。最近変なことばかりだからボディーガードつけた方がいいんではないかとアドバイスされまして…」
「私は構わないが。話は聞いていた。烏丸は不安なんだろう」
鼎の話し方は冷淡だが、声は優しい。
「鼎さん…」

「俺もついていっちゃダメ?ガードはするから心配しなさんな」会話に乱入したのは囃。
「囃さんまで…いいんですか?」


「俺はそのイベントに興味あるんだよ。ゼノク元入居者のオフ会と一般市民の交流イベントだっけ?確かちょっとした撮影会もあるんだよね。今回の対象は烏丸みたいな治療スーツ着用者限定だから撮影ブース、コスプレイヤーがいそうだな…」
「なにそれ」御堂は冷めた反応。

「ゼノクスーツ着用者でも、そこそこ有名なレイヤーさんがいるんだよ。俺、お会いしたくて。烏丸見ればわかるけど、そのスーツは工夫すれば自然になりたいキャラクターになれるんだわ。マスクに細工入れてるレイヤーさんも多い」

お前なんで詳しいんだよ!?意外と囃はオタ系か?


「七美ちゃん、来るんでしょ?」囃はテンション高めに聞いてる。
「来ますよ。彼女、都心のイベント初めてだから温かく見守って欲しいって言ってましたよ」
「七美って…誰?」

「ゼノクのアイドル的な存在だよ。最新情報だと治療は完了してるけど、ピンクのスーツ姿で活動してるって。スーツ姿でも出来ることを発信してる」


御堂は急に思い出した。妹の柚希の友人にピンクのスーツの子がいた。確かあいつはユーチューバーじゃなかったか?インパクトあったので覚えてる。
いつの間にそんなインフルエンサーみたいなポジションに!?


「兄貴、どうしたの?」柚希が顔見せする。
「な…七美ってお前の友人だっけ」
「そうだけど、今はちょっと忙しいみたい。日曜日のゼノク主催のイベントにも出るよ。七美は別な意味で夢が叶ったみたいだけど」


やっぱり七美って…あいつだったんか!囃は柚希に聞いてる。ちょっと馴れ馴れしい。

「七美ちゃんの素顔は可愛いって聞いたけど本当なの?」
「あくまでもあの活動中は顔見せしないことになってるんだって。あのピンクのスーツ姿で『七美ちゃん』だから」
「ゼノクからアイドル的な存在が出るなんて誰が予想したんだよ…」

「歌は歌わないけどね。あのスーツじゃ顔まったく見えないから写真と握手会だけだよ。七美はスーツ越しだから握手は嫌じゃないって言ってたな〜。布1枚隔てただけなのに安心してる」
「日曜日は撮影会だけだっけ?」
「そうだよ」


柚希はガチ勢っぽい囃に少し引いてる。
囃って…ドルオタなのかよ!七美はマスクで顔見えないし、ちょっと変わった嗜好のドルオタになるのかと…。

囃は嬉しそう。ボディーガードがてらに七美ちゃんに会える。


烏丸はイベントのチラシを見せた。

「これが当日のスケジュールです。七美さんの撮影会は2回ありますよ。これ見たらイベント…意外と大きいですね…。出展ブースもある。オフ会は小さいんですが。都心での開催はなかなかないので」
「烏丸、イベント楽しみだな」

鼎は優しく声を掛けた。


ゼノク隔離棟から発見された蛇腹刀は本部に送られる。この大太刀と蛇腹刀の使い手、誰になるんだ問題が出てきたが…。

それにしてもこんなにも長い大太刀というか野太刀、初めて見た。規格外だろ…。しかも重い。こんなん、パワーがないと使いこなせないだろうな。
逆に蛇腹刀は軽く使い勝手が良さそうなのが気になる。蛇腹『剣』はわかるが、蛇腹『刀』って。見た目は少し短めの日本刀にしか見えないが、これが展開して鞭のようになるのか?



特殊な刀、残りの大太刀と蛇腹刀がなぜに!?…な場所に。
釵焔のタレコミで、禹螢を撃破出来る特殊な武器がこの2つらしい。晴斗の剣と鼎の対の刀も有効。


禹螢の武器は禍々しい刀であることが判明。蔦沼と戦いたがってる?

囃は意外とドルオタっぽいが嗜好が特殊というか、独特というか…。


微妙に話は進んだかな…。


禹螢のノコギリ状の禍々しい刀はるろ剣の志々雄の影響なんかなと…。そこで影響出るんかいなと。
ノコギリ状の刀や剣ってさぁ、敵が使ってるイメージめちゃめちゃ強い。なんなんですかね〜。あの禍々しさは。


蛇腹刀(剣)は味方のイメージある。ガリアンソードだからか?
ジュウオウジャーでもジュウオウイーグル(レッド)が使ってたじゃん。完全に画が猛獣使いになってたけど。