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【ピアプロ】カリヨン

真夜中の終わりに 女の子を拾った
真夏の夜の夢より 一等素敵な夜のこと

あんまりかわいいものだから ダァリンは連れていったのね
お砂糖と蜂蜜 オレンジピールを買って帰った


真夜中の終わりに 女の子を拾った
真夏の名残を惜しむ 一等星が流れた

あんまりかなしいものだから ダァリンはさびしがったんだ
御話しと仔猫と 長電話の続きと


ターキー・ダァリン、おしゃべりな無口
ビールの味も知らない 女の子に酔った
猫足の机に ひっくり返したお砂糖
ダァリンにはきっと 甘過ぎたのね

ターキー・ダァリン、おしゃべりな無口
ヒールの先に口付け 悪役にもなれない
こんがりと妬かれて 裏返した中身
ダァリンにはきっと 苦いものでしょう?


ターキー・ダァリン、おしゃべりな無口
ターキー・ダァリン、おしゃべりな無口


ターキー・ダァリン、SorryDarling

【ピアプロ】案内(あないの)森に住んでいる

とおろり とろりろ 夜が哭く
よゐこや子守りら隠れ鬼

二山(ふたやま)御山(みやま)の中原で
手の鳴る通りに、いらはいな

とろりろ とおろり とおろりろ
とろりろ とおろり とおろりろ


とおろり とろりろ 児玉の子
迷子よ隠りよ郭し檻(かくしおり)

二歳(ふたとせ)詣での輪をくぐり
こちへようこそ、いらはいな

とろりろ とおろり とおろりろ
とろりろ とおろり とおろりろ

とろりろ とおろり とおろりろ
とろりろ とろりろ とおろりよ

【ピアプロ】乙女的妄想群

ありきたりだけど、・・・

幼い頃菜の花リングに
野原の中笑った過去とか
窓越し5センチ向こうの
お隣さん同じ通学区路

ほくろの数とか知っちゃってる
好きなタイプも嫌いな虫とか
人に言えない悩みの中身を
君になら言えちゃうんだ

そんな

関係だったら良かったのに
設定だったらっていいなって
眠るたんび夢想している
ヤンなっちゃうほど考えて
ガンバッちゃうほど想うの
どうしようもないラプソディー


真昼の月陽の影の向こう
のんきに君が笑っていること
腹立ち許せず歯がゆくて
この手の中君を閉じ込めた

籠の中鎖と押し込めちゃって
目も口も耳すら塞いでしまい
誰にも見えない見せてたまるか
君を隠しちゃおう

そんな

ヤンデレだったら良かったのに
キャラだったらいいなって
見かけるたび夢想している
病んじゃうように考えて
死んじゃうように想うの
どうしようもないラプソディー

君を想って濡らしたまくらに
好きと愛とを抱えた日々に
スカートを揺らす君を重ねた
大好きだって笑って
背中に抱きつく貴女が

誰よりアタシを突き放してる

妄想だったら良かったのに
勘違いだったらいいなって
想うたび願ってみたけど
好きだよやっぱ感じて
最低だって泣くんだ
どうしようもないラプソディー


君が好きだと笑って見せてる
この日々の友愛の中身を
君に知られたくなんてないから
微笑んでみせるラプソディー


[【ピアプロ】ナルコレプシー

引っ張り出した引き出しの
セピアは手垢にまみれてて
切れたリボンも紙屑だって
残らず集めたあの頃


はじめの私は幼くチビで
見るものすべて、ファンタジー
手当たり次第にとびこんでは
集めた宝にご満悦

けれど二度見る世界の中身は
意味もないほどつまらなく
わくてか爛々輝いたのは
いつも「初めて」だったんだ

折れて小さなクレパスで描く
固く分厚い航海図
マムのリップを真似て示した
宝の在りかはアルバムの中


三日月が下りる時刻を狙って
余る手と足、忍ばせた
タンスの奥底不思議の入り口
今にはじまる物語

「四月馬鹿だよ本気かよ」って
つむじを小突いた兄の言葉に
リアルを捨てるこどもの決意は
萎む焼菓子そっくりだ

慣れて見飽きたレシピのマジカル
丸め擦りきれ棚の奥
ママゴトばっか積み木を組んだ
甘いお城の魔法は崩れた


引っ張り出した思い出の中身
終わることない昼下がり
乳房を離れ風を受けに行く
そんな小さな私

引っ張り出したアルバムはセピア
手垢まみれのロジャーちゃん
世界のすべてを鞄につめてた
そんな小さなあたし

【ピアプロ】お布団のつくも

おいでませここは幸福商店
つくも布団でございます
あなたの安眠快適な夢を
商い続けて三代目

小さく古い商店街で
朝日に伸びする背高のっぽ
「今日はどなたが来るのかな」って
なんだかとっても楽しそう

新しいこと素敵な毎日
いつでも世界は回りん坊
ちょっと寒くて寂しくなったら
つくも布団においでませ


おいでませここは幸福商店
つくも布団にございます
なになになんだか寒気がすると?
なるほど心にすきま風

ジリンジリリと電話が鳴ったら
出撃用意の合図です
ふかふかまふまふ背中に積んで
お日さま匂いをお届けだ

ぬくいカイロに分厚いミトン
お出かけ準備に疲れることも
毎日のバトン取りこぼしたなら
つくも布団へお電話を


おいでませここは幸福商店
つくも布団でございます
もしもいつもがしんどくなったら
つくも布団にいらっしゃい

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プロフィール
一色あるとさんのプロフィール
性 別 女性
職 業 大学生