カードローンやキャッシングを申し込むと、在籍確認といって職場に勤務している実態があるかどうか、確認の電話をかけてくる場合があります。
いきなりローン会社の社名は出してきませんが、電話番号でバレたりするのではないかと思うとどうにも落ち着きませんね。
査定に響くかもしれません。
そのように考えている人は少なくないようで、在籍確認の電話なしで審査を済ませてくれるカード会社も最近は出てきています。
業界でも老舗の部類に入る大手業者や銀行系も対応を始めており、在籍確認が心配である(不安である)と伝えるとそれに代わる書類審査方法を教えてくれて電話連絡なしで審査してくれる会社があります。
在籍確認を省くと融資上限がいくらか下がることがありますが、比較的少額の融資であれば、問題ないでしょう。
キャッシングやカードローンでは、借り換えを上手に使っている人たちがいます。
一回の返済額が大きすぎて返済が苦しいときや、期日に間に合わないときに新たにローンを組み、そこで借りたお金で全額一括返済するというもので、ちょっとしたタイムラグではありますが返済日を伸ばしたり、月々の返済額を変えたりもできます。
借り換えでも審査はあるため、日にちに余裕を持って申し込みたいですね。
また、条件が代わるので金利が上がる可能性もあり、長期返済で利息分が増えるといった点を承知しておかなければなりません。
それでも借換が必要かどうか、自分の返済プランと照らしあわせた上で考えることが得策です。
住宅ローンのように利用する目的の決まりがなく資金を得られるのがカードローンの優れたところと言えるでしょう。
申込む際に利用目的を聞かれても、「レジャー」や「旅行」というような必ずしも大きな事に利用しなくても良いのです。
「引っ越しの為」などは後々連絡がつかない恐れがある為に懸念されるようです。
「債務返済の為」など他の返済をする為だなんてことは認められません。
その理由を変えない限りどこの審査でも通りません。
2010年より前にキャッシングを利用していた場合、利息を払い過ぎていて、過払い金が発生しているかもしれません。
かつて消費者金融の一部の業者は、罰則がないという理由で違法な高金利でお金を貸していました。
この時に払い過ぎた利息のことを過払い金と呼びます。
年利が20%を超えていたのなら、過払い状態になっています。
これは弁護士に頼んだり、ご自身で請求すれば返ってきますが、過払い金返還請求は完済後10年間の期限付きなので、該当する可能性のある人は急いだ方が良いかもしれません。
分割払いなども利用できるクレジットカードとは違って、お金を借りるときに使うカードは限度額に達してなくとも、あとの分をショッピングに利用することはできません。
でも、クレジットカードに設定されたキャッシング枠を利用すれば、その分の現金を借入れることができます。
この方法でのキャッシングは情報上はカードローンを利用したときと同じように、借入総額が原則、年収の三分の一に制限される対象となります。