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冬のうどん


なんだか無性に、病気の時に食べるうどんが食べたくなった。
「病気の時に食べるうどん」とはネギと大根とめんつゆを使ったシンプルで少し煮込んだうどんのことで、子どもの頃に風邪を引くと大体お昼ごはんはコレだった気がする。

寒いし、曇ってるし、1人だったのでノスタルジーにでも浸りたかったのかもしれない。
決して手間のかかるメニューではないので、さっさと作って食べることにする。
かけつゆの塩梅も、野菜のくたくた具合も上手くいった。
しかし問題を上げるとするなら、乾麺のうどんをすするとこむぎ粘土の風味がすることか・・・。
肝心のうどんの麺が美味しくないというのは由々しき問題なような気もするが、うどんをすするたびに「あァ、こむぎ粘土のようだなァ・・・」と心の中で呟く。
そうするとなんだか自分がいっぱしの詩人のような気分になり、美味しいとは言いがたいうどんを1人で食べているという場面が映像作品の一部のように思えてくるのだ。

七夕

今日は七夕ですね。
毎年この時期になると、たくさんのお店で短冊の飾られた笹を目にします。
その中で、ユニークなお願いを見つけるのがちょっと好き。

七夕といえば、先日百貨店の広告で『七夕は夏のバレンタインデー』なる見出しを見つけました。
7月7日はパートナーにプレゼントを贈ろうという指向のようです。
昨今の、なんでもかんでもカップルイベントにする風潮は如何なものかと思います。

しかし、もう何年も七夕の日は曇っていますね。

今更ゴールデンウィークのことなど振り返ってみる。


気が付くと、ゴールデンウィークが終わってから二週間も経っている・・・月日の流れとは恐ろしいものです。ひたすら、頭の中で構想を練りすぎて腐りかけていた漫画を描いてました。たのしかったのですが、本当にそういうことばかりしていたので、"本当にやるべきこと"はできていないのです。
良いのです。漫画にしろブログ記事にしろ、頭の中でどれだけ面白くても、形に残さなければ意味はないのですから。駄作でも、傑作の幻よりかは価値があります。
受け売りです!!

さて、ゴールデンウィークを振り返ってみますと、主に県内や隣県へ出かけてそれなりに充実したゴールデンウィークを過ごしたと思います。
日光、益子、道の駅・・・栃木県内もなかなか捨てたものではないのです。あなどるなかれ、栃木。(車がないと不便だけど)
行った先でことごとくトイプードルに出会ったのが印象的でした。
もちろんトイプードル以外の犬も見たけれど、やっぱりトイプードルの数がぶっちぎって多かった!
数年前に流行っていたからかな。一昔前なら、チワワをよく見たのかもしれない。
なぜ、みなさん小型犬を片手にお出かけをするのか?
犬を飼ったことのない私にはちょっとよく分からない。犬が嫌いなわけではないし可愛いと思っているけど、清潔な生き物だとも思ってないしな・・・。
車の中に置いておくと熱中症になっちゃうから、連れて行くんですよ、という理屈は分かる。
ならば、おうちでお留守番させるわけにはいかないのだろうか。
決して「犬畜生は公衆の場に連れてくるな!!」という考えを持っているわけではないのだが、犬と一緒に旅行をする人たちと犬を飼ったことのない私の間にはペットについての認識の、超えられない一線があるような気がする。
以前ツイッターで「女は車を道具として、男は服飾品として認識して選んでいる」というようなツイートを見たのだが、きっとそれに似ている。
彼らは犬を、一緒に生活する家族として認識している。私は家族で飼育している動物として見ている。


なんだか犬が嫌いな人の記事みたいだな。
犬のことは、好きだよ。
触ったら石鹸で手を洗わなきゃ!て思うけど、本当にそれだけで、可愛い生き物だと思っているよ。

日記漫画あげるためのブログ作りました。
http://kokoroindoor.blog.fc2.com/
更新はたぶん、めったにしないです。
こりゃ描いてなんとかせねば!てすぐに描かないと、描けないからね。
なんてことない日常をドラマチックに見せてくれるツール、漫画。

人生を体現する旅


帰郷した。
お休みだから帰ったのではなく、しばらく故郷で生活するつもりで帰郷した。
まあ今回の道中の話はとりあえず置いておいて、二年ほど前に帰省した道中から学んだことを綴りたいと思う。

約二年前、帰省の手段として電車を使用した。
いつもは新幹線を使用して5時間ほどでビューンと帰っていたのだが、日中の殆どの時間を捧げてすべて電車で帰ってみようと思ったのだ。
その理由は単純に2つ。
1つは、節約のため。青春18切符が使える時期だったので、3500円で帰省することができたのだ!(ちなみに、新幹線だと片道2万程かかる)
2つは、青春18きっぷを使用して故郷から遊びにきた友人が「1回やってみると良いよ〜」と勧めてきたから。
まあ、大した理由ではない。
なんだかんだで、なんか面白そうだからやってみよ!話のネタにもなるし!と思ったのである。

早起きして、始発の電車に乗って出発した。
私は妄想していた。1日のほとんどを電車に乗ってすごすのだから、何か面白いことが起こるだろう。
電車が遅れるとか(これはちょっと本気で困るかもしれない)
痴漢の逮捕劇が見れるかもとか
隣に座ったおばちゃんと面白い話ができるかもとか
変なおっさんに話しかけられるかもとか
色々考えて、道中の気持ちの変化を書き記しておくためにノートまで買っていた。

結論から言うと、5時頃の始発から20時半頃に実家の最寄駅へ付くまでの間、何ら変ったことは起こらなかった。
痴漢の逮捕劇はもちろん、電車が遅れることもなかった。
実に安定した、平凡な旅であった。
思い出をピックアップするなら、大阪でちょうど通勤ラッシュに巻き込まれて精神が死にかけたり、岐阜あたりのローカル線で小学生男子よろしく先頭車両でワクワクしながら進行方向を眺めたりしていたことだろうか・・・。
とにかく、特出した何かは無かった。


今回の帰省は2泊3日しながら、車で高速道路を使用したので、人生で1番の大きな旅になった。
11時間ほど車を走らせれば帰省できるのだが、教習所以来高速道路を走ったことがなかったため、1日で自動車を運転するのは4時間程度にしようと決めて計画したのだ。
結果としては、今回もとても安定した旅であった。
寄り道しながら、生きて帰った。
大して大きな寄り道はしてなく、2日めに寄った名古屋城がテンションのピークであった。
歴史は大の苦手で興味もあまりないのだが、お城には興奮を覚える。城フェチ・・・というよりは、たぶん建築物に興奮を覚えるタイプなのだ。東京駅も大好きだし、なんなら大工さんがお家を建てているのを眺めるのも大好きだ。

何が言いたいのかというと、私の人生はこんなものである。
大きな楽しいイベントはあまり無い代わりに、命に関わるほど大変なイベントも起こらない。
痣や擦り傷などの小さな怪我は頻繁にしてきたが、入院するほどの病気や骨折はしたことがない。
願わくば、このままぼんやりと多くの人が歩んでいるそこそこ幸せな人生というものを歩んでいってみたいものである。

わたしとダンゴムシ

職場に居る子どもが、ダンゴムシを飼い始めたらしい。
木をくりぬいた穴に土と、枯れ葉と、タンポポと、謎の赤い実を入れて育てているようだ。
"ダンゴムシを育てる"という文章になんとなく違和感を覚えるのは私だけだろうか。
育てる。
植物や何か生まれたての何かならとにかく、ダンゴムシって目に見えて育つ生き物なのだろうか。
そして、ダンゴムシは本当にタンポポが好物なのだろうか………
私は特別ダンゴムシに詳しいわけではない。
もしかしたら、ダンゴムシは目に見えて育つしタンポポだって食べるのかもしれない。


ダンゴムシ。
刺さないし、大人しく無害で、何処にでも居て、なにより触ると丸くなって面白い。
ダンゴムシはいつの時代も、子どもにとって魅力溢れる生き物である。
かくいう私も、かつてダンゴムシに魅了された幼児のひとりであった。
家の庭の、蛇口の近くにはダンゴムシがいっぱい住んでいたので、ダンゴムシを収集していた。
たまにワラジムシも居たのだが、幼少の私にはワラジムシなんて生き物は認知されていなかったので、丸まらないダンゴムシとして無理矢理丸めた。酷い話だ。
そして、ある程度集めると「飼育したい」という欲求が生まれるのである。
牛乳パックで作った容れ物に土を入れ、ダンゴムシを放った。
ダンゴムシが何を食べるのかよく知らなかったが、なんだか野菜を食べるような気がしてニンジンを入れてみた。
数日後、ダンゴムシは白く乾いて死んでいた。
まったく、酷い話だとダンゴムシを見るたびに思い出す。


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